

「ロンシャン」 パリを味わう期間限定店を代官山で開催 パン屋に花屋…職人にオマージュを

「ロンシャン」が体験型の期間限定店「パリジャンアルチザンス」を東京・代官山Tサイトのガーデンギャラリーで開いている。革製品専門店のロンシャンをはじめ、パリに見られる様々な職人の店を再現。まるでパリを訪れたような没入体験ができる。
(松本寧音)
会場は一面、青と白のトワルドジュイ(2色使い)。仏イラストレーターで陶芸家のコンスタンタン・リアンさんと協業し、パリの職人と生活の美学が根付く街並みをオリジナルで描いた。
「他の都市とパリの違いは、職人が仕立てている姿自体がその店の一部になっているところ。隠すのではなく、あえて職人の手を見せるのがパリ」と、クリエイティブディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌは話す。

入り口から漂う芳ばしい香りに誘われ、まず目に入るのがブーランジェリー(パン屋)。「ピエール・エルメ・パリ」の代表的なクロワッサンに加え、パン・オ・ショコラ、カヌレ、エクレアなどがずらりと並ぶ。青と白に彩った限定の「クロワッサン・トワルドジュイ」も。ドリンクと併せて楽しめる。

次に目を引くのが「オールグッドフラワーズ」によるフルリスト(花屋)だ。バラやガーベラ、カラーなど、様々な白い花で作る特別なブーケを販売する。

もちろん、ロンシャンの店もある。「パリの街を歩いていると目に入る職人の店の一つにロンシャンがある。ロンシャンもパリの街並みの一部」と話すコンスタンタンさんと協業したカプセルコレクションと秋の新作を揃えた。

そのほか、リブレリー(本屋)ではポストカードを提供。アンカードルモン(額装専門店)をイメージしたフォトブースでは、4カットの撮影体験ができる。LINEの友だち追加でアイスクリームもプレゼントする。
代官山は都心にあるにもかかわらず、緑に囲まれた静かなエリア。ソフィのお薦めは「近隣の本屋に立ち寄って、好きな本を数冊購入してからこちらに来ていただく。そして、パリの雰囲気に浸りながら、カフェスペースで本を読む」という楽しみ方だ。「ブーランジェリーのイチ押しは、クロワッサンとパン・オ・ショコラ。帰りがけにフルリストで花を買うと、家でもパリが楽しめますよ」

体験型のイベントは「売るためではなく、ブランドの世界に身を投じてもらいたい」との思いから、この間、多彩な表現で開催している。今回は25年秋冬のテーマである「職人が根付くパリ、コッツウォルズ、ロンドンを巡る旅」から、立ち上がりのパリのサヴォワールフェール(匠の技)に焦点を当てた。
パリのマレ地区、ニューヨークの5番街など世界11都市を巡回し、フィナーレがこの代官山。期間は7月13日まで。
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