ストリートウェアブランド「SWJP」 世界のビンテージを日本の技術でアップデート

2025.06.27 11:00
提供:繊研plus

ストリートウェアブランド「SWJP」は、ブランドで保有する世界のビンテージアイテムのアーカイブを、日本の生産背景を生かして現代的にアップデートしている。

25年春夏からスタートした。ロサンゼルスを拠点にデザイナーやアーティスト、ビンテージコレクターと多方面に活動するショーン・ウォザースプーン氏と、東京を拠点にクリエイティブディレクター、コミュニティーキュレーターとして活動するウッチー氏が共同でデザイナーとディレクターを務める。

ウォザースプーン氏は「ギャップ」や「アディダス」など数多くの著名ブランドと協業の実績がある。日本への関心も高く、これまで協業がメインだったが、10年来の友人関係にあったウッチー氏とオリジナルのSWJPを立ち上げた。ブランドについてウォザースプーン氏は「多くのアイテムは50年以上前のアメリカのビンテージから着想を得ている。それを日本のトップレベルの製造技術を生かして作るミックスの感覚が、ブランドの面白みだと思う」と話す。

ショーン・ウォザースプーン氏(左)とウッチー氏

6月29日まで渋谷パルコで初の期間限定店を開催している。25年春夏物に加え、限定アイテムも販売している。90~00年代のデッドストックのシューズ「ナイキダンクハイ」をベースに、50年代のアメリカ軍用のステンシルマシンで作ったグラフィックをペイントしたシューズ(税込み3万6300円)、90年代のビンテージアイテムから着想したオリジナルグラフィックを取り入れたTシャツ(1万4300円)、香川県の直島にあるコーヒースタンド「ミカヅキショウテン」と取り組んだアートダルマ(3種類、6万500~6万5340円)がある。

デッドストックの「ナイキダンクハイ」にペイントした限定商品
「ミカヅキショウテン」との取り組みから生まれたアートダルマ

 年に2回展示会を行っており、25年春夏物はユナイテッドアローズやGR8(グレイト)など、セレクトショップを中心に国内11店舗に卸している。ECでも販売しており、期間限定店は今後も積極的に出店していく考えだ。ゆくゆくは常設店も作りたいと考えている。

29日まで渋谷パルコの1階で期間限定店を開催している

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