中森明菜さんがVTuber役に初挑戦！「あらいぐまカルカル団」出演で語った意外な素顔とは？

2025.06.26 04:00

提供：anna

不朽の名作『あらいぐまラスカル』の公式スピンオフアニメ『あらいぐまカルカル団』。世界征服を目指す組織「秘密結社カルカル団」の東京多摩支部で働くアライグマたちの日常を描き話題となっています。そんな本作に、中森明菜さんが声優として出演することが決定！キュートなルックスと歌声でファンを魅了するバーチャルYouTuber「ボーカル」を演じる中森さんに、アフレコへの意気込みをうかがいました。

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VTuber役は未知の世界!? こどもの喜ぶ声を出すのは得意ラスカルが手を洗うシーンが大好き一人でも多くの人を楽しませたい

VTuber役は未知の世界!?

声優に挑戦されるのは、今作で2回目だそうですね。

はい。以前にアニメ映画『走れメロス』（1992年公開）で声優をやらせていただきました。それ以来なので、アフレコはすごく久しぶりです。

オファーを受けたときのお気持ちは？

（演じるボーカルが）かわいいキャラクターだったので、意に反しているかもしれないんですがうれしかったです。

ボーカル（CV：中森明菜）
©「あらいぐまカルカル団」製作委員会

ボーカルはバーチャルYouTuber＝VTuberという設定です。VTuberという言葉はご存じでしたか？

知らなかったです。ごめんなさい、私、そういうの全然ダメで。携帯もここ2年ぐらいで初めて持ったぐらいなんです。

未知の世界だったのですね？

はい。もうUFOが来て、UFOに乗っけられたなって（笑）。

それはかなりビックリですね。YouTubeもご覧にならないのですか？

はい。普通のテレビしか見ていないです。

こどもの喜ぶ声を出すのは得意

今回、ボーカルをどう演じようと思っていますか？

私は小学生や中学生の頃、学校から帰ってくると、友達と遊ぶよりも近所のこどもたちの面倒を見る時間のほうが多かったんですね。こどもたちもみんな私を好いてくれていたので、こどもが喜ぶ声や遊び方っていうのを自分の中では心得ているつもりなので、みんなが楽しくなるような感じで「うにゃー！」ってできたらいいかなと、思っております。

歌声を披露するようなシーンもあるのでしょうか？

あります、ちょっとだけ。普段の声とは違う、かわいらしい感じの声になると思うので、歌声もまたいつもとは違うものになると思います。

この後、アフレコに挑戦されるとのことですが、期待していることなどがあれば教えてください。

テレビなどで拝見させていただいている限りでは、横並びにマイクが並んでいて、セリフを言う場面になると前に出ていらっしゃいますよね。その声優さんたちと並んでドラマや映画のように一緒にセリフを言う感じなんだと思うとすごく緊張します。甘ったれちゃってしょうがないんですけど、私、早口が苦手なものですから、私のセリフだけ別録でくっつけてくれるのかな？って思ってまして（笑）。ついさっき「いや、みんなと一緒にセリフを言うんだよ」って言われて、「えぇ！」って思って、汗びっしょりです。

声優さんたちも、中森さんとご一緒ということで緊張しているでしょうね。

いや、いや。すごく人気のある方々とお聞きしておりますので、ほんとにご迷惑になってしまうんじゃないか、足を引っ張ってしまうんじゃないかと、今から申し訳ない気持ちでいっぱいです。

ラスカルが手を洗うシーンが大好き

『あらいぐまラスカル』の思い出はありますか？

手を洗うシーンがとても好きです。実際の動物のあらいぐまも食べ物でもなんでも、溶けちゃう物でもなくなるまで一生懸命にずっと洗うもんですから、それがすごく印象に残っていて、本当にかわいくて大好きです。

こどもの頃は、他にどんなアニメが好きでしたか？

『アルプスの少女ハイジ』や『母をたずねて三千里』が好きでした。あとはやっぱり『サザエさん』。（歌いながら）あの「ちゃんちゃんちゃん♪」のイントロからテレビにかじりついていたのを覚えてます。でも、あの時間帯って、たいてい裏ではNHKで大相撲をやってるんですよ。だから、おじいちゃんやおばあちゃんちに行っていると大相撲をつけられちゃうんで「いや～！」って言っていたのを覚えています（笑）。

1977年から今もなお愛される『あらいぐまラスカル』と同様に、中森さんの楽曲も長い時を経て、今も愛され続けています。その現象について、何か感じることはありますか？

自分にとっては「よくぞここまで、こうやっていさせていただいているな」という気持ちしか持てなくて。でも『あらいぐまラスカル』をはじめ、アニメだったり、昔から大事にされているいろんな作品って、絵にしても漫画にしても音楽にしても、やっぱり残っているだけあって素晴らしくて、やっぱり残すべきものが残っているなという感じがします。私がこうして今インタビューしていただいているのも、本当に奇跡のように感じます。

一人でも多くの人を楽しませたい

カルカル団の目標は、世界征服。中森さんの目標や今後の展望を教えてください。

こうして皆さんにお話を聞いていただけたり、一人でも多くの方が「あ～、楽しい時間を過ごせた」とか「楽しかった」って思っていただける日々だったり、時間だったりを差し上げられるような存在でいられたら。いけるところまでいくのが目標というか、私のあるべき姿のように自分の中では感じています。皆さんが望んでくださるのであれば、どんなことにも挑戦していきたいと思っています。

最後に、番組を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします！

4月からご覧になられていらっしゃるファンの皆さん、今回私が参加させていただくことになって、ビックリされている方もいらっしゃると思いますが、なるべく皆さんのご期待に添えるように頑張ってアフレコさせていただきますので、どうぞお楽しみに。がっかりさせないように頑張りますので、よろしくお願いいたします。