

<真・侍伝 YAIBA>またまた強烈な個性をもった四天王たちと激突「これぞYAIBAワールド!」「たった一話で退場はもったいない」

真のサムライを目指す少年・鉄 刃(くろがね やいば)と、彼を支える道場の娘・峰さやか(みね さやか)、そして宿命のライバル・鬼丸 猛(おにまる たけし)らが、伝説の魔剣を巡り激しい戦いを繰り広げる「真・侍伝 YAIBA」(毎週土曜夕方5:30-6:00、読売テレビ・日本テレビ系ほか/Netflix・ABEMAにて最速先行配信、dアニメストア・Disney+・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかにて順次配信)。本作は、直後に放送される『名探偵コナン』と合わせて“青山剛昌アワー”としても大注目。6月7日に放送された第10話は、鬼丸城へと乗り込んだ刃一行の奮闘を描いた「鬼丸四天王登場」。(以下、ネタバレを含みます)
四天王のキャラの濃さにネットも騒然!?
「かみなり斬り」を完成させた刃(CV:高山みなみ)は、宮本武蔵(CV:諏訪部順一)や佐々木小次郎(CV:井上剛)たちとともに鬼丸城へと突入する。上空から鬼丸(CV:細谷佳正)のいる屋上へと飛び降り、真っ直ぐに突き進んでいく一行だったが、巨大な落とし穴にハマり、全員が落下してしまう。結果、刃とさやか(CV:石見舞菜香)、ナマコ男(CV:市ノ瀬加那)は森林エリアへ、カゲトラ(CV:千葉一伸)、庄之助(CV:越後屋コースケ)、ゲロ田ゲロ左衛門(CV:大西健晴)は地底湖エリア、武蔵、小次郎は迷宮エリアと、刃たち一行は3つのグループに分断されてしまう。そして、それぞれを待ち構えていたのは、新たな敵である鬼丸四天王だった。
テンポ感抜群の展開で、あっという間にバトルへと突入していく序盤。側近だった八鬼が壊滅してしまった鬼丸軍だけに、どんな罠や敵が待ち受けているのか未知数だったが、当然のようにしれっと「四天王」が登場するあたり、さすがは鬼丸といったところ。序盤から一気に三体がお披露目となった四天王だが、これまた八鬼を上回る強烈なキャラクター性の持ち主たちで、改めて本作における敵キャラの魅力を感じさせてくれる。あまりに個性的なキャラクターたちの数々に、SNSでは「刃たちよりもキャラ立ってない?w」「口上を述べるゴリラとかヤバすぎ」などの声があがっていた。
四天王バトルは大迫力&コメディたっぷり
森林エリアに落とされた刃たちの相手は、カメレオンの姿をしたカメレオン・ボナパルト(CV:浜添伸也)。透明能力をもつカメレオンに苦戦する刃だったが、ひらひらと舞う蝶々に食いつくカメレオンの習性を利用して追い詰めることに成功。しかしカメレオンも大人しく捕まるわけはなく、今度は変身能力を使って刃そっくりに化け、刃たちは大混乱となる。この事態を打開したのはさやかで、とっさに出された計算問題に正解してしまったことで偽物であることがバレてしまったカメレオンは、最後には刃の「かみなり斬り」の前に破れる。一方、武蔵たちの相手はドライドライ(CV:田島章寛)。小柄ながらも桁外れのパワーをもった敵に手を焼く武蔵は、小次郎の裏切りもあって大ピンチに陥るも、小次郎の攻撃がドライドライに誤爆したことで結果オーライに。さらにカゲトラたちとやきとりくん(CV:江頭宏哉)のバトルでは、土壇場で救援に駆けつけた刃の一撃で勝利を収めるのだった。
中盤は、四天王との激しいバトルが展開。刃vsカメレオンでは、機転を効かせたさやかがニセ刃を見抜き、さらにはナマコ男も「ナマコンキック」を放って勝利に貢献するなど、戦闘が得意ではないふたりが活躍するなど、チームワークの光る戦いだった。また武蔵&小次郎vsドライドライでは、実力者同士の戦いを素晴らしい作画で表現していて、シンプルに見ごたえがある。なかでも巨大な石柱が粉々になるシーンはとくにケレン味に溢れていて、白煙の描写も含め、今回の作画ハイライトと言えよう。また、小次郎が敵に寝返るも、結果的にそれがドライドライを倒す要因となるという展開もじつに小次郎らしく、ここでも憎めなさが際立っていた。どの戦いも、アクションは本気描写ながら、そこかしこにコメディ要素が散りばめられていたのが特徴で、SNSでは「これぞYAIBAワールド!」「キャラが濃ゆいだけにこれで退場なのは残念w」といった声が多く寄せられていた。
ロボットアニメへのオマージュが満載!
四天王のうち三体を倒し、再び合流した刃たち。これで残る四天王は、クモ男(CV:阪口周平)が操縦するトータスヨーロッパのみ。巨大なカメ型ロボットであるトータスヨーロッパは、破壊力抜群の回転攻撃やトゲによるプレス攻撃、さらにはクモ型ロボットへの変形と、多彩なバリエーションで刃たちを追い立てるも、刃のすばしっこい身のこなしには付いていけず、足がこんがらがって転倒。最後は刃の飛び蹴りによって屋上から転落し、これで勝負ありとなった。
最後のトータスヨーロッパとのバトルは、これまでとは雰囲気がガラリと変わり、まるでロボットアニメを観ているかのようだった。クモ男が自ら「クモンガーZ」と言っているように、『マジンガーZ』をはじめとしたロボットアニメ作品へのオマージュに溢れていて、機体に乗り込む搭乗シーンや出撃シーン、変形シーンなど随所に“お約束”が仕込まれていて、往年のロボットファンにとっては嬉しいシーンの連続だったに違いない。また最後のシーンでは、刃が珍しく剣を使わず、完璧な飛び蹴りを披露していて、この際のポーズもロボットや特撮作品を彷彿とさせるなど、遊び心に溢れた演出となっている。これにはSNSでも「チャンバラからロボ作品に急展開w」「この懐の深さがYAIBAだよね」などの声があがっていた。さて最後にはついに鬼丸も登場し、いよいよ直接対決も目前。次回第11話「雷神剣 VS 風神剣」は6月14日に放送済み。次回のレビューもお楽しみに!
◆文/岡本大介
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