＜戦隊大失格＞「共闘展開マジうれしい」「熱くなってきた」最終回直前に明かされる秘密と“胸アツ”な人間模様に視聴者興奮

2025.06.24 12:10

テレビアニメ「戦隊大失格 2nd season」(毎週日曜夜11:30-深夜0:00ほか、TBS系ほか／ディズニープラススターで見放題独占配信)の第23話「ドラゴンキーパーVSデスメシア」が放送され、最終回直前で明かされる秘密の数々や思わず胸が熱くなる人間模様に、SNSでは視聴者の興奮混じりのコメントがあふれた。(以下、ネタバレがあります)

薄久保天使の出生の秘密が明らかに

同作は、「五等分の花嫁」の春場ねぎが世に放つ、予想不能な異色のヒーローバトルコミックをアニメ化したもの。毎週末に地上侵攻を繰り返して敗れ去る怪人の下っ端戦闘員・戦闘員D(CV：小林裕介)と、ヒーロー像とかけ離れた竜神戦隊ドラゴンキーパーとの対決を描く。

敗け続けの人生に終止符を打つため一人「打倒大戦隊」を掲げ、桜間日々輝(CV：梶田大嗣)に擬態して大戦隊に入隊した戦闘員Dは、最終試験を見事突破して大戦隊への本格潜入を始める。

第23話では、Dと薄久保天使(CV：三上枝織)が一騎打ちを繰り広げる中、天使は自分が人間と怪人のハーフであることを打ち明け、父と母について語りだす。父・薬師(CV：神谷浩史)は怪人に憧れて人の正しい営みになじむことができなかった人間であり、母は平和を望み幹部たちから裏切りの烙印を押された怪人で、引かれ合った2人が世間から不当に爪弾きにされたことで、薬師は世界征服という歪んだ思想にとらわれてしまったことを告白する。

だが、分かり合えない2人が引き続き刃を交えていると、ブルー部隊の藍染小町(CV：長江里加)が現れる。ブルーキーパーだった青嶋庄吾(CV：井上剛)はDによって殺されたと思い込んでいる小町は、Dに並々ならぬ憎悪を抱いており、何としてもDを亡き者にしようと襲撃してくる。

視聴者も大興奮「神回過ぎるだろ」

正義のためではなく、復讐(ふくしゅう)のためにDを襲う小町は、乱戦の中、天使が持っていた神具レプリカver.2.0を取り込み、圧倒的な力を得る。体に大きな負担がかかる中、Dを抹殺しようとするが、瞬間的に覚醒した天使に止められてしまう。

程なく、片足を失いながらも小町から逃れてきたＤは、翡翠かのん(CV：和氣あず未)と邂逅。桜間の中身がDだったことに気付いていた翡翠は「怪人のことなんか分かりたくもねえ。だけど、おまえのことはなんか知りたいんだよな」と語り掛け、協力してデスメシアを倒すことに…。

天使の出生の秘密、薬師が歪んでしまった訳、錫切夢子(CV：矢野優美華)の正体など、ベールに包まれていた秘密が次々と明かされたことや、共闘する翡翠とDの心情の変化によって描かれる重厚な人間模様に、視聴者は「ドラゴンキーパーの秘密に錫切の真実。人間模様の面白さがすごい」「翡翠がこれまでの行動を鑑みてDを個として認めたの熱い」「最終回に向けて熱くなってきた」「23話神回過ぎるだろ。共闘展開マジうれしい」「情報多過ぎて内容は聞き取れたけど中身が全く分からない…」といった興奮混じりのコメントをSNSに投稿した。

◆文=原田健