

レディス「FOURAM」 日本での販売を本格化 30歳のディレクターの視点凝縮

ファッションディレクターの安藤洋子さんは、23年春夏から始めたレディスウェア「FOURAM」(フォーエーエム)の日本での販売を本格化する。チャンネルワン(東京)の運営でECをスタートした。今秋冬以降は卸売りや催事販売にも取り組む。
(須田渉美)
越境ECで市場開拓
安藤さんは文化服装学院のインダストリアルマーチャンダイジング科の出身。学生時代から自分のブランドをやりたい志を持ってトゥモローランドに入社、販売から生産管理、企画など一通り経験した。その後、グラフィックを生かしたプロダクトデザインの仕事に携わり、縁あってチャンネルワンの傘下でフォーエーエムを立ち上げることができた。
手探りで30型から始め、越境ECで中国、台湾の市場を開拓、会社のサポートでSNSの販促に力を入れ、実績を伸ばしてきた。パッケージやECサイトのデザインも自ら行う。売上高は小売価格で約2億円に成長し、今年から日本の営業活動に本腰を入れている。
消費者の声を反映
イメージするのは、強くしなやかに生きる女性像。「私自身、メンズの服を好んで着用する。ボーイッシュで女性らしいエッセンスが入ったものが世の中にないと感じていて、それを形にしている」と安藤さんは話す。25年秋冬のテーラードジャケット(税抜き5万2000円)は、尾州産地のウールギャバジンを使い、ラペルを付けずに襟をブルゾンのように変容させた。スウェット(2万6000円)は、度詰めしたハリのある裏毛を使い、汗止めを一体化したリブニットのクルーネックで柔らかな雰囲気にした。シンプルなデザインだが、30歳の安藤さんの視点が凝縮されている。

マスキュリンなアイテムに対し、チュールの長袖トップ(1万4000円)やメタリックなスカート(2万6000円)、毛足の長いフォックス混カシミヤのカーティガン(5万2000円)など、フェミニンなテクスチャーでコントラストを利かせる。
1シーズンに約60型を扱う。出来るだけしわになりにくい素材を選び、トラウザーは後ろゴム仕様にするなど、販売経験で実感した消費者の声も丁寧に反映する。
今の目標は、リアル店舗で消費者とのタッチポイントを作ること。商品を「実際に手に取って見て欲しい」思いがある。自分で演出する空間とともに「エモーショナルな魅力を感じてもらいたい」としている。

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