

ビームス「大名古屋展2025」 〝かぶき者〟をテーマに9社・団体と協業

ビームスは、名古屋の地元企業や事業者との協業商品を販売するイベント「大名古屋展2025」の概要を名古屋市・大須の大須演芸場で発表した。同イベントは8月1日から、ビームス名古屋、東京・新宿のビームスニューズで開催する。
(神原勉)
6回目となる今回は、「かぶけ!名古屋・愛知」をテーマに、「常軌を逸した発想」で開発した、大胆で斬新な協業商品を通じ、名古屋、愛知の知られざる魅力を訴える。「かぶき者がイノベーションを起こし、新しい時代を開いてきた。織田信長や前田慶次、徳川宗春など数多くのかぶき者を輩出してきた当地の魅力を伝えたい」(佐野明政ビームスクリエイティブプロジェクトリーダー)と訴える。協業するのは名古屋の九つの企業、団体、スポーツチーム。ビームスクリエイティブが各社とコミュニケーションを重ね、企画・プロデュースした。
愛知トヨタなどのカーディーラー、ATグループは、中日ドラゴンズの公式マスコットキャラクター「ドアラ」、Jリーグ「名古屋グランパスエイト」のマスコット「グランパスくん」と「ハイラックス」のピックアップトラックをあしらったTシャツ、バッグ、靴下を協業で開発した。「クルマの買い替え期間は約9年。このTシャツも9年後、大須の古着屋の店頭で、〝ちょっとおしゃれね〟と手に取ってもらえたら」と担当者は話す。
日本ガイシは、マスコットキャラクターの「クロコくん」をデザインしたポロシャツとキャップを制作した。歌舞伎の黒衣からイメージしたクロコくんは、決して表面には出ないが、同社の物作りの「魂の化身」。日常着を、さりげなく忍ばせたクロコくんで楽しむ。
トーヨーベンディングは、抽出中に「コーヒールンバ」が流れるユニークな自販機「ミル挽き珈琲」を新幹線の駅や高速道路のサービスエリアに設置している。「ビームスジャパン監修ミル挽き珈琲ブレンド」と名付けたコーヒーは、ガツンと飲みごたえのある濃くて強い味わいの名古屋流に仕上げた。オリジナルデザインのカップや自販機も登場する。
同イベントと同時に「鯱の大祭典」を開催するJリーグの名古屋グランパスエイトは、グランパスくんをあしらったアロハシャツ・ショーツ、Tシャツを企画。また、市松模様をアレンジした記念ユニフォームをビームスがデザインし、イベント開催中の主催試合に選手が着用、レプリカユニフォームを来場したファンに配布する。

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