

<ウィッチウォッチ>「あの伝説のキャル回をアニメで観れるとは」10倍速の“スローライフ”に翻弄される監志の姿に視聴者爆笑

鬼の力を持つ高校生・乙木守仁(CV.鈴木崚汰)と、魔女修行中の幼馴染・若月ニコ(CV.川口莉奈)。古い盟約に従い同居することになった2人が巻き起こす奇想天外なマジカルコメディ「ウィッチウォッチ」(毎週日曜夕方5:00-5:30、MBS系ほか/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVer)。その第8話が5月25日に放送された。今話では、風祭監志(CV.天崎滉平)が乙木家に入れる生活費を稼ぐために奮闘する姿が描かれ、笑いあり、ほっこりあり、涙ありの展開が視聴者の情緒を崩壊させた。(以降、ネタバレが含まれます)
ヒーローの夜の姿は、妻に足蹴にされるオットマン
仕送りをすぐに無駄遣いしてしまい、乙木家に入れる生活費を支払えなくなった監志。守仁から遊園地のヒーローショーに出演する戦闘員役の募集チラシを手渡され、やむなくバイトの面接へ赴くことに。舞台監督を前に、持ち前の身体能力を披露した監志は無事合格。怪我をした役者の代わりに、ヒーロー役を演じるよう依頼される。
そのヒーローとは、子供とお母さんに大人気のヒーロー番組「既婚男性 夫(オット)マン」の主役・夫マン。さっそくリハーサルが行われるが、夫マンこと須方雄一郎(CV.新垣樽助)と妻(CV.たかはし智秋)の会話のない朝食シーン、電車での通勤シーンと、到底ヒーローものとは思えない内容に監志はツッコミが止まらない。しかし、出向先で出会った女性社員・花岡(CV.古賀葵)の登場で、須方に道ならぬ恋の予感が訪れる。
成り行きが猛烈に気になる監志だったが、突然、花岡が変装を解いて怪人メタボリに。監志は呆気にとられるも、夫マンとしてキレキレのアクションを披露する。その夜、家に帰った須方は結婚記念日を忘れていた罰として、妻のオットマン――足置き台をさせられる。ヒーローものとは思えない展開に、監志は思わず「昼も夫マン、夜もオットマンやないか!」と叫ばずにはいられなかった。
「既婚男性 夫マン」のシュールすぎる世界観に、SNSには「既婚男性 夫マンって何なん、シュールすぎるやろ」「夫マン終わり方が悲しすぎる」「ヒーローショー夫マン改めオットマンの脚本さん天才だろ、面白え」などコメントが殺到。「花岡さん役の女性に恋してしまいそうだけど二度と登場しないんだろうな」「無駄に可愛いな花岡さん…」と、脇役ながら強いインパクトを残した花岡に言及する声も多かった。
監志の優しさが夫マンの中の人を救う
ヒーローショーの本番当日。監志はメタボリ役の弘中(CV.福西勝也)から、稽古中に捻挫をしたこと、初めてのヒーロー役を演じられなくなり息子をがっかりさせてしまったことを聞く。父親に約束を破られる辛さをよく知る監志は、弘中に夫マンを演じるように諭す。守仁はそんな2人のやり取りを偶然目撃するが、何も言わずにそっと立ち去るのだった。
本番が始まり、メタボリに扮した監志は関西弁で台本にないセリフをまくし立て、舞台監督を困惑させる。夫マンが繰り出す弱々しいキックやパンチを受けたメタボリが、錐揉みしながらド派手にぶっ飛ぶ様子に、観客たちは大盛り上がり。弘中の息子も父親の活躍に最高の笑顔を浮かべる。ショーは大盛況に終わるが、舞台監督は監志たちの勝手な行動に激怒しバイト代は0円に。
それから1か月後、生活費を払えなかった監志は、守仁のオットマンになるという屈辱を味わうこととなった。監志ならずともツッコミをこらえきれないエピソードだったが、SNSには「足を乗せる台がオットマンっていうの、今回の話で初めて知った」「オットマンって足置きのアレの名称なんだ!」などのコメントも見られ、1つの学びを得た視聴者もいたようだ。
10倍速の魔法は地獄のスローライフの始まり
生活費を捻出するため、お次はネジを袋詰めする内職を始めた監志。地道な作業に精神を破壊され始め、ニコに動きを速くする魔法をかけてほしいと頼む。そこでニコは、「クイックイック」の魔法で監志の動きを10倍速に。しかし、10倍速の監志の言葉は速すぎて「キャルッ」としか聞こえない。逆に監志にとってはニコと守仁の超スローな動きと言葉はホラーでしかなく、魔法が自動解除されるまでの3日――体感で30日を孤独の中で過ごすことになるのだった。
監志の世界では生活リズムも10倍速となるため、30分おきに食事をし、守仁が用意した大量の食糧はみるみるうちに減っていく。内職を終えるという目的は達成したものの、監志はヨダレを垂らしながら神棚を見つめるほどに廃人と化していた。手持ちの下着では着替えが追い付かなくなり、守仁に買ってきてもらった下着を手に“3秒ほど”泣く監志の姿は、一部の視聴者の涙を誘った。
守仁の独白によって綴られる、監志の孤独なスローライフ。そんな中、マガミケイゴ(CV.石川界人)が乙木家へやって来る。声を録音してスロー再生できるアプリを使って監志と会話するというアイデアに、大喜びするニコと守仁。そこへ監志が現れ、3人に「みんな、元気?」と話しかける。苦心してスロー語を修得した監志は、久しぶりにみんなと食卓を囲み笑顔を見せるのだった。
原作漫画でも人気の“キャル回”はアニメでも大好評
ようやく魔法が解除されると、今度は速度差ボケに悩まされることになった監志。原作漫画でも大人気のエピソードだけに、SNSでは「小刻みに揺れる監志がちいかわみたいで笑った」「監志のスローライフ涙流しながら観た」「あの伝説のキャル回をアニメで観れるとは」と大反響。爆笑したとの声が多数寄せられる一方で、「時間の経過が人と違ってくることがこんなにも恐ろしいとは!!」「10倍速は怖い類のSFしててゾッとするね…」など、恐怖を感じたというコメントも少なくなかった。
ヒーローショーのバイトでは優しさと抜群の身体能力で弘中を助け、内職ではポンコツぶりと愛らしさで魅了してくれた監志。SNSには「監志が痛い目あってる回はハズレなしだな~」「大爆笑腹筋崩壊回」「家族全員大爆笑しながらの視聴でした」と絶賛のコメントが多数寄せられた。「面白くて体感時間があっという間なのは視聴者も魔法にかかっていたからなのかも」と、クイックイックの魔法になぞらえたコメントも。
※天崎滉平の“崎”は、正しくは「たつさき」。
◆文=帆刈理恵(スタジオエクレア)
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