白砂沙帆、諸星すみれらが登壇した「『アポカリプスホテル』スペシャルステージ-ホテル銀河楼徳島別館-」

白砂沙帆、諸星すみれら登壇、TVアニメ「アポカリプスホテル」SPステージ公開生オーディオコメンタリー＆トークショー

2025.05.14 11:00

5月10日と11日に徳島県徳島市にて開催された「マチ★アソビ　vol.28」で、オリジナルテレビアニメ「アポカリプスホテル」のスペシャルステージが公開された。

「アポカリプスホテル」は、人類がいなくなり文明が崩壊した地球で、オーナーと人類を再び迎えるべく営業しているホテル「銀河楼」が舞台となっており、ホテリエロボットのヤチヨや従業員ロボットたち、そしてホテルを訪れる地球外生命体との摩訶不思議なドラマが描かれている。

「『アポカリプスホテル』スペシャルステージ-ホテル銀河楼徳島別館-」

5月10日に開催された「『アポカリプスホテル』スペシャルステージ-ホテル銀河楼徳島別館-」には、主人公のヤチヨ役の白砂沙帆、ホテルを訪れたタヌキ星人のポン子役の諸星すみれ、そしてプロデューサーのサイバーエージェント・椛嶋麻菜美が登壇し、生オーディオコメンタリーやトークショーが行われ、役作りやアフレコの裏話が語られた。

会場を埋め尽くしたファンの大きな歓声と拍手に包まれながら、笑顔で登場した白砂と諸星は、まず作品の印象を聞かれると、白砂はつかみきれない部分が多い作品、諸星も謎に包まれている部分が多い作品と語る。毎回、予想のななめめ上をいくストーリーの展開について、出演者たちも毎回、驚きながら収録に臨んでいるエピソードも披露される。

続いては、ふたりが演じるヤチヨとポン子が活躍した第4話「食と礼儀に文化あり」の生オーディオコメンタリーでは、プロデューサーも同席するコメンタリーということで、アフレコ時だけでなく、オープニング映像についてや本編制作時の裏話なども飛び出す。

また、作中で追加されたヤチヨの新機能「プリティーボイス」が、加工された音声でなく白砂自身の演技であることが明かされたのに加えて、収録時にあった「もうちょっとプリティーにいけますか？」というディレクションのエピソードも披露されると、会場からは笑いがあふれる。

オーディオコメンタリー後には、発売が予定されているBlu-rayシリーズの追加情報も公開され、全4巻それぞれにオーディオコメンタリーが収録され、第1巻には白砂と諸星による第3話のオーディオコメンタリーが収録されることが発表された。

さらに本ステージのQ＆Aコーナーでは、白砂、諸星、椛嶋プロデューサーが事前に募集された質問に答えていく。白砂の演技に関しての質問では、周囲を固めるベテランキャストたちにのアドリブを受けた適応能力や、初主演にも関わらず、作品を背負い、世界観を体現した演技力に称賛の声があがる。

また、諸星についても、ベテランとしての安心感やディレクションなどへの対応力についてのエピソードが語られる。

最後には、ヤチヨに次々追加される新機能にちなんで白砂、諸星、それぞれにつけられるとしたらどんな機能が欲しいという質問に、諸星はお酒が好きなので口からお酒が出る機能がほしいとユーモアたっぷりに述べ、白砂はスピンオフコミカライズ「アポカリプスホテルぷすぷす」で描かれた「プリティボイス」のCVが選べる機能で、ドアマンロボ役の東地宏樹や諸星の声になってみたいと語る。

その後、グッズの紹介を終えると、あっという間にステージは終わりの時間になり、ふたりは、最後に本作のファンへメッセージを送る。

諸星は「本当におもしろくて、胸を張ってオススメできる作品ですので、よろしくお願いします」と、白砂は「私たち人間が生きているのとは違う時間の流れがこの作品にはあるので、楽しんで最後まで見てほしい」とそれぞれコメントし、大盛況のなかステージは幕を下ろした。

なお、テレビアニメ「アポカリプスホテル」は、ABEMAにて毎週火曜深夜2：15より放送中で、人類のいなくなった地球に残されたホテルと、そこで働くロボットたちの物語を楽しむことができる。