

<ヴィジランテ>「この声は、AFO…?」“謎の男”の正体にざわつき、飯田天哉の兄・飯田天晴(インゲニウム)の活躍には歓喜の声も

「僕のヒーローアカデミア」の公式スピンオフ作品「ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-」(毎週月曜夜11:00-11:30、TOKYO MXほか/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第4話が4月28日に放送された。コーイチが“ターボヒーロー”インゲニウムに出会う。“ヒロアカ”では出番が少なかったインゲニウムの活躍に視聴者から歓喜の声が上がると同時に、そのヒーロー然とした言動が絶賛された。(以下、ネタバレを含みます)
「ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-」
「ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-」は、古橋秀之の脚本、別天荒人の作画で2016年から2022年までマンガアプリ「少年ジャンプ+」(集英社)にて連載された、「僕のヒーローアカデミア」(通称、“ヒロアカ”)の正史に連なる公式スピンオフ作品。
“ヒロアカ”本編で描かれた物語から数年前の日本を舞台に、人々に認められ活躍する<ヒーロー>の裏側で、誰にも認められずとも誰かを救わずにはいられない非合法(イリーガル)ヒーロー<ヴィジランテ>たちのドラマが展開される。
今回のアニメ化にあたっては、監督を鈴木健一、シリーズ構成・脚本を黒田洋介、キャラクターデザインを吉田隆彦、音楽を林ゆうき、山城ショウゴ、古橋勇紀が担当。アニメーション制作は「僕のヒーローアカデミア」同様ボンズフィルムが務める。
ナックルの驚異的な強さに圧倒される
街に大量発生した蜂に刺された一般市民が次々と敵<ヴィラン>化する事件が勃発。駆けつけたプロヒーローたちによって事態は収束した。ところが事件以降、ナックルダスター(以下、ナックル/CV:間宮康弘)の様子がおかしい。「この辺りに怪しい奴がいるだろ!蜂使いだ!」といきなり浪丸十兵衛(CV:勝杏里)に掴みかかったり、あまり喋らなくなったりと不審な点が多く、灰廻航一(以下、コーイチ/CV:梅田修一朗)は心配する。
一方で、パンチの特訓は続けており、ナックルにボコボコにされるコーイチ。それでも手加減してもらっていることに気づいていたコーイチだが、ポップ☆ステップ(以下、ポップ/CV.長谷川育美)は信じられない様子。そんな中、ナックルの強さをまざまざと見せつけられる事件が発生する。
バイトで敵<ヴィラン>行為をしている女子高生・蜂須賀九印(CV:千本木彩花)によって“トリガー”を打たれた薬丸忠馬(CV:辻井健吾)が街で暴走。すぐにコーイチたちは現場に駆けつけるが、パワーを溜めた拳で殴りかかってくる薬丸を相手に苦戦を強いられる。そこで、コーイチは距離を取って牽制しようとするが、「その必要はない」とナックルは桁違いの体の大きさとパワーを持つ薬丸に、拳で応戦しようとするのだった。
薬丸の拳をギリギリで避けながら何度もパンチを繰り出すナックル。しかし、ダメージが蓄積されたところで、薬丸が再びパワーを溜めた拳を振りかぶる。ダメだ、殴られる…!誰もがそう思ったことだろう。だが、薬丸のパンチは不発に終わり、逆にナックルの拳が相手の右頬を直撃。ナックルは、相手が攻撃の瞬間に無防備になるのを狙って、カウンターを繰り出したのだ。
個性増強薬を使った敵<ヴィラン>を、“無個性”ながらパンチ一つで倒したナックル。危険な目に遭っても「やはり敵<ヴィラン>はでかいヤツに限るな!」とむしろ興奮気味に語るその精神力の強さも、視聴者を「ナックル…すごいな!!!」「オールマイトに並ぶ強さだ」「強敵相手に楽しくなるの面白い」と驚かせた。そんなナックルはどうやら蜂須賀の存在に気づいている様子。
また視聴者の関心が寄せられたのは、蜂須賀に電話で指示していた「謎の男」の正体だ。“ヒロアカ”を観ていた人なら、その声に聞き覚えがあるのではないだろうか。エンディングで声優・大塚明夫の名前がクレジットされていたことからも、「この声は、AFO…?」「AFOじゃないか」「AFOまで出てくるんかい」と、最凶最悪の敵<ヴィラン>オール・フォー・ワン(AFO)の名前を挙げる人が続出した。果たして、「謎の男」とAFOは同一人物なのだろうか。
「ヒーローすぎる」インゲニウムが大活躍!
後半では前回の蜂事件で姿を見せ、視聴者から話題を呼んだ“ターボヒーロー”インゲニウムこと飯田天晴(CV:北田理道)が再登場。ある日の早朝、“個性”「滑走」のトレーニングに励んでいたコーイチは何者かに追いかけられる。その人物こそ、インゲニウムだった。
インゲニウムの“個性”は「エンジン」で、両肘にエンジンのような機能が備わっており、驚異的なスピードで走ることができる。同じ走る“個性”ということもあってか、インゲニウムはコーイチの“個性”に興味津々。コーイチを質問攻めし、感心した様子で「俺の弟なんか、まだコーナー曲がれないよ」と語る。
インゲニウムの弟といえば、“ヒロアカ”の主人公・緑谷出久が所属する雄英高校1年A組の委員長・飯田天哉。インサートされた天哉の幼き日の姿に思わずテンションが上がった人も多いだろう。天哉もまた兄に憧れ、のちにプロヒーローを目指すことになる。
コーイチにとってもインゲニウムは憧れの存在。そんなインゲニウムのアドバイスで「滑走」のブレーキ機能を習得したコーイチ。まだ荒削りだが、ヒーローとしての素質を感じたインゲニウムは自身が代表を務めるヒーロー事務所「IDATEN」にコーイチをスカウトする。
「命に関わる状況では、誰もが不安でいっぱい。迷子の子供と同じさ。そんな彼らのもとに1秒でも早く駆けつけ、手を取って安心させる。ヒーローにとって一番大切なのは、そのための“速さ”。俺はそう思ってるんだ!」
自分の“個性”は高速だけで役に立たないと思っていたコーイチは、その言葉にどれだけ救われたことだろう。インゲニウムのヒーロー然とした存在感に惚れ惚れする。ヒーロー免許もサポート要員として現場に立ちながら取得すればいいとコーイチを説得し、自分の名刺を渡したインゲニウム。
その夜、首都高に危険走行で煽り事故を繰り返す敵<ヴィラン>夜早川跋人(CV:宮本淳)が出現し、インゲニウムと相棒<サイドキック>たちが捕獲に臨む。抜群のチームプレイで徐々に追い詰めていくIDATENのメンバーだが、夜早川の“個性”「コウモリ」で見通しの悪い街中に移動。土地勘のないインゲニウムたちは苦戦を強いられる。そんな中、夜早川を捕らえたのはヴィジランテ活動中のコーイチたちだった。この辺りの土地に慣れている彼らは敵<ヴィラン>が通るルートを予測して先回りすることができる。
それこそが、ナックルの考えるヴィジランテの存在意義なのだろう。ヒーローもヴィジランテも敵<ヴィラン>を倒すという目的は同じだが、それぞれに得手不得手がある。まさに適材適所。チームプレイを重視するインゲニウムは、「ザ・クロウラー」を名乗る男の正体がコーイチだとわかっていたが、敢えて追わなかった。そして後日、ランニングで出会ったコーイチに「もし君のポジションがすでに決まってるのなら、それを尊重するよ」とプロヒーローの立場で精一杯、非合法で活動するヴィジランテの存在を認める。そんな終始、粋なインゲニウムの言動に視聴者から「インゲニウムかっこよかった!」「いくらなんでもヒーローすぎる」「爽やかで良い人だなあ」「インゲニウムの活躍が存分に見れて大満足回でした」という声が上がった。
■文/苫とり子
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