

「トキオ」 協業アーティストらとともにスピンオフ展示会を開催

デザイナーの木村登喜夫が手掛けるメンズブランド「トキオ」は、楽天ファッションウィークのランウェーで協業したアーティストやミュージシャンとともにスピンオフ展示会を開催した。ショーの熱量を再現し、ブランドの世界や背景を深掘りして見せた。
トキオは21年に本格始動した、パンクをベースに80年代の英国カルチャーを表現するハイストリートブランド。「トーキョー・ファッション・アワード2025」(主催は東京都と日本ファッション・ウィーク推進機構)を受賞し、1月に開催されたパリでの商談会にも参加した。
東京のランウェーで披露した25年秋冬コレクションは、「アイムストレンジャー」をテーマに、タータンチェックや使い古したダンガリーをパッチワークやカットワーク、フリンジなどのディテールでパンク精神と放浪する民を掛け合わせたようなスタイルを提案した。「パリでの商談は大きな成果は得られなかったが、ランウェーは好評で海外から問い合わせもあった」と木村。「ショーは一瞬で終わるが、ブランドを作り上げる背景には協力してくれた仲間(チーム)の力が不可欠。スピンオフ展示会ではチームに参加したメンバーの魅力的な表現も体感してほしい」と強調する。

ランウェーで生演奏したバンド「ランプ」でライブペイントのパフォーマンスを担当したAо氏は画家兼美容師。トキオのコレクションにアートを提供するのは3シーズン目で、今回は自身で描いたポップな女性のイラストを迷彩柄の生地にシルクスクリーンプリントした。同展示会ではライブペイントした作品や絵画の展示のほかに、トキオ初のランウェー記念で協業したパーカとTシャツも販売した。

ショーでモデルが身に着けたアクセサリーを作ったのは、ジュエリーアーティストでスタイリストのキプソ氏。80年代英国カルチャーをベースにAI(人工知能)への反骨精神を表現した手作りのアートピースを展示販売した。パーツには捨てられる玩具や昔のボタン、安全ピンなどを組み合わせ、部屋のインテリアとして飾れるような大きなものから日常使いできる小さいタイプまである。展示会ではエントリーアイテムとしてバッジサイズが人気だった。

ミュージシャンの丸山茂樹氏は今回のショーの音楽制作と舞台プロデュースを担当。ランウェーではバンドのランプと一緒に民族楽器の笛を奏でた。その音源はCD化して販売もしている。CDのビジュアルはライブペイントの作品。丸山氏はプロのカメラマンでもあり、展示会ではアクリルに風景写真を印刷したオブジェも販売した。

トキオの服にグラフィックを提供したイラストレーターのANMI氏も、点描画や鉛筆画、ペン画などで昆虫や小鳥などを描いた作品などを展示した。

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