

韓国拠点に活動広げる「ボクボク」 手間を惜しまぬ〝贈り物のような衣服〟
2025.04.25 11:30
提供:繊研plus

パタンナーのイ・ハンキョンさん、テキスタイルデザイナーのオ・ジョンミンさん、グラフィックデザイナーのヨ・スジンさんの3人が22年にスタートしたファッションブランド「ボクボク」は、韓国を拠点に活動を広げている。
現在は韓国国内のセレクトショップへの卸売りや自社ECを中心に販売しており、25年秋にはソウル・延禧洞(ヨニドン)に初の直営店を開設する予定。3月下旬には東京で日本初の展示会を開催した。将来的に日本にも直営店を開きたい考え。
韓国の大学で写真を専攻後、文化服装学院で服作りを学んだイさんが起点となり、チームでコレクション制作に取り組む。〝贈り物のような衣服〟をコンセプトに掲げ、幼少期に祖母から教わった編み物をルーツとする手間を惜しまない物作りが特徴だ。
25年春夏のテーマは〝押花〟。誕生日に旅行先で母親から贈られた花束の花びらを、本に挟んで持ち帰ったというイさんの個人的な記憶が出発点となった。フリルで作った花をプレスし、押し花のような形に仕上げ、ジャケットやスカートなどにあしらった。

韓国ではオンライン販売を中心に価格競争が進むなか、ボクボクは効率やトレンドを追わず、物の背景や価値を大切にした服作りを追求している。実際に試して選ぶ体験を重視する姿勢は、直営店の構想にもつながった。
直営店などを通じて価値観を丁寧に伝え、着実にブランドを育てていく。
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