

やまとが「テーラー東洋」と協業 「スカジャンキモノ」を販売
2025.04.24 18:00
提供:繊研plus

きもの専門店やまと(東京)はカジュアルウェアメーカー、東洋エンタープライズ(東京)のオリジナルスーベニアジャケット(スカジャン)ブランド「テーラー東洋」と協業し、スカジャンときものを融合させた「スカジャンキモノ」を開発した。オンラインで4月から予約販売を始め、東京・神楽坂のギャラリー「やまとラボ」で4月27日まで9日間の期間限定で販売。和洋ミックスの新しいきものの形を提案している。
スカジャンは第2次大戦後、米兵の土産用にトラや竜など東洋的な柄をジャケットに刺繍して生まれた日本発祥の洋服。1917年創業のやまとは、スカジャンの老舗ブランドのテーラー東洋が洋装化が進む時期に独自の日本文化としてスカジャンを進化させてきた姿勢に共感し、今回の協業を企画した。
やまとラボでは発売を記念しスカジャンキモノの展示販売を実施。ビンテージきものをパッチワークした生地で作ったスカジャンと羽織りも数量限定で販売。スカジャンの歴史や技術に関する展示も行っている。

新たに開発したスカジャンキモノは、スカジャンの袖や裾をきもの風に広くし、丈を長めにしたデザイン。50年代に人気のあった柄を復刻し、片面に白竜、反対の面に日本の春を描いた刺繍を施したリバーシブル仕立てで、税込み9万200円。古いきものをはいだ生地に、縁起の良い鶴やウサギの刺繍を施したリメイクスカジャンは2柄3色で12万1000円、リメイク羽織りが2柄3色で9万9000~11万円。リメイクは各3点前後の限定生産なのに対し、スカジャンキモノは受注生産で今後も販売する計画だ。
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