アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」第2話が放送

<ガンダム ジークアクス>大胆なオマージュに初代ファンが大歓喜「ちょっとファースト確認してくるわ」「少しは自重しろよw」

2025.04.21 18:00
アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」第2話が放送

スタジオカラー×サンライズによるガンダムシリーズ最新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」(毎週火曜夜0:29-0:59、日テレ系/Prime Videoで国内最速配信後、ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)の第2話「白いガンダム」が4月15日に放送された。ポップな絵柄だった第1話から一転、効果音まで初代「機動戦士ガンダム」を再現したような雰囲気に視聴者の話題は集中。Xでは関連ワードでトレンドが埋め尽くされ、一時「アイキャッチ」が日本のトレンド1位に上がるほどの注目を浴びていた。(以下、ネタバレが含まれます)

テレビシリーズならではのアイキャッチネタにファン歓喜

本作は、ガンダムシリーズの第1作目「機動戦士ガンダム」で描かれた一年戦争(ジオン独立戦争)とは異なる物語を辿る架空戦記的な世界が舞台。前回第1話では、主人公の女子高生アマテ・ユズリハ(CV.黒沢ともよ)と運び屋の少女ニャアン(CV.石川由依)との出会い、巻き込まれた戦闘でアマテが“ジークアクス”に乗り込むところまでが描かれた。

今話はそこから時間が巻き戻り、場面は一年戦争のさなかへと。地球連邦軍のV作戦の情報をキャッチしたジオン公国軍のシャア・アズナブル(CV.新祐樹)が、連邦の新型モビルスーツを強奪するというシーンからスタートした。

第1話からガラッと変わった作画の雰囲気は、現代的な描き込みの密度はあれど、ルックスそのものは「機動戦士ガンダム」を感じるものであった。効果音や演出のBGMも当時のものが使用され、往年のガンダムファンなら新しい絵の中に懐かしさも込み上げてきたことだろう。

とは言え、この話数は劇場先行版「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」で公開済みの映像になる。改めて、という人も多かったかもしれないが、そんな視聴者も巻き込んで話題になったのが、タイトルコールやCM前後、場面転換でのアイキャッチだ。Xのトレンドには「# GQuuuuuuX」「#ジークアクス」を抑えて「アイキャッチ」が1位に上るほどの反響に。

SNSでは「見たことしかないアイキャッチで草」「色々声が出るのを我慢したがビームサーベルを振り下ろすアイキャッチで駄目だったw」「ここぞとばかりにぶっこんできた」「アイキャッチ、少しは自重しろよw」「シャウ!じゃないからさw」など、ファンから歓喜が巻き起こる。また、記憶が呼び起こされる数々の音には「ガンダムサントラが楽しい」「ちょっとファーストで確認してくるわ」といったコメントも相次いでいた。

往年ファンの目が随所で止まるオマージュを超えたオマージュ

あらゆる箇所で「機動戦士ガンダム」を想起させ、表すなら「オマージュを超えたオマージュ」と言えるほど手法が秀逸すぎた第2話。細かく見ていくとシャアと交戦した01ガンダムが「機動戦士ガンダム」のMSVで設定されたプロトタイプガンダムのカラーっぽさを感じたり、モビルスーツのしなやかな動き、随所でのポーズが「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザイン・作画監督だった安彦良和氏の描き方に似ていたり。そんな中で見せるジム顔ガンダムのバイザーが割れて現れる四つ目のガンダムフェイス、といったスタジオカラーならではの表現も。

ストーリーでは、シャアがガンダムを鹵獲したことを機に、ジオン公国軍が地球連邦軍への反攻作戦を開始。劣勢になっていた戦況を覆していく過程が描かれ、作戦行動中にサイコミュの暴走でゼクノヴァが発生し、シャアがガンダムとともに消えてしまったことも語られた。最後は「第1話へつづく」となり、現在の状況が明確にされたわけだ。

またもや火曜深夜の話題をさらった本作に、放送後のSNSは感想戦の様相に。「初代とかZとかを忠実再現してるジークアクスに好感度爆上がり」「ファースト世代の自分としては一体何を見せられてるのか?と良い意味で驚いた」「ソドンの元…ジオンに鹵獲されたのはペガサスだったっていう所も小説版ガンダムリスペクトなんかな」といった感想や考察が多数寄せられていた。

◆文=鈴木康道

関連リンク

関連記事

  1. 新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>
    新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>
    WEBザテレビジョン
  2. 東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」
    東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」
    WEBザテレビジョン
  3. <BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現
    <BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現
    WEBザテレビジョン
  4. 松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」
    松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」
    WEBザテレビジョン
  5. ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かす
    ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かす
    WEBザテレビジョン
  6. 瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」
    瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」
    WEBザテレビジョン

「その他」カテゴリーの最新記事

  1. 「今さら話し合うって何?」夫が妻の本当の気持ちにはじめて気づいた瞬間
    「今さら話し合うって何?」夫が妻の本当の気持ちにはじめて気づいた瞬間
    Googirl
  2. 日本化学繊維協会・竹内会長「最悪を想定した備えが必要」 トランプ関税の影響で見解
    日本化学繊維協会・竹内会長「最悪を想定した備えが必要」 トランプ関税の影響で見解
    繊研plus
  3. LVMHアルノー氏「構造的危機ではない」 品質重視で持続的成長へ
    LVMHアルノー氏「構造的危機ではない」 品質重視で持続的成長へ
    繊研plus
  4. TSIホールディングス 「アルファ・インダストリーズ」を秋冬から販売 イメージ、販路を再構築
    TSIホールディングス 「アルファ・インダストリーズ」を秋冬から販売 イメージ、販路を再構築
    繊研plus
  5. 繊研新聞社主催「24年度百貨店バイヤーズ賞」リビング部門 11ブランドが受賞
    繊研新聞社主催「24年度百貨店バイヤーズ賞」リビング部門 11ブランドが受賞
    繊研plus
  6. 《めてみみ》グローバル市場で成長する企業は
    《めてみみ》グローバル市場で成長する企業は
    繊研plus
  7. 《視点》慣れ親しんだもの
    《視点》慣れ親しんだもの
    繊研plus
  8. ケンタッキーダービーの馬券発売実施 JRAが発表
    ケンタッキーダービーの馬券発売実施 JRAが発表
    デイリースポーツ
  9. ミュージアムマイル カイ食い良く元気 皐月賞一夜明け 2冠懸かるダービーへ“マジックマン”も太鼓判
    ミュージアムマイル カイ食い良く元気 皐月賞一夜明け 2冠懸かるダービーへ“マジックマン”も太鼓判
    デイリースポーツ

あなたにおすすめの記事