やっぱり“運命”? Netflixリアリティシリーズ「オフライン ラブ」アツシ×ミミの“年の差を感じない”コミュニケーション方法とは

やっぱり“運命”? Netflixリアリティシリーズ「オフライン ラブ」アツシ×ミミの“年の差を感じない”コミュニケーション方法とは

2025.03.29 17:00

※このインタビューはNetflixリアリティシリーズ「オフライン ラブ」のネタバレを含みます。

2月18日に全10話が一挙配信された、Netflixリアリティシリーズ「オフライン ラブ」。フランス・ニースを舞台に、顔も名前も知らない男女10名が、すべてのデジタルデバイスを手放して10日間の特別な旅に出ました。

ニースの地で少しずつお互いの距離を縮め、見事カップルとなったアツシ(30)とミミ(20)。(※年齢は撮影時)旅を終えて日本に帰国し、今またデジタルデバイスありきの生活の中でカップルとして過ごしている2人。ニースでの日々のことや帰国後の関係、コミュニケーション方法について聞いてみました。

■年齢も、恋愛の進め方も違っていたけれど……

ーーおふたりはすでにカップルとして時間を過ごしてきていると思うのですが、ニースでの日々を振り返りながら、まずはお互いの第一印象について教えてください。

アツシ:僕的には、金髪のすごい元気な子が来たな〜という印象でしたね。

ミミ:ねえ〜、ちょっと雑すぎじゃない(笑)?

アツシ:いやあ、席も遠かったし。まさかWISH LETTERをもらうとは思わなかったから、本当におどろいたんですよ。

ミミ:あの時は初対面の人がたくさんいたけど、私の中では線引きのようなものがあったんですよね。ケンスケくん、ユウダイくんはなんとなく恋が始まらない予感があって、ショウくんもアルくんもお話しはしていたから、まだ話したことがないあっくんと冒険してみたかったんです。

アツシ:まあ、手紙をもらえたことは嬉しかったんですけどね。次の日の予定どころか、旅全体の予定も決まっていなかったし。

ミミ:人見知りとか全然しないけど、初対面の人をデートに誘ったのは初めてだったし、誘って迷惑じゃなかったかな、なんて気にしたりはしてました。

アツシ:え、そうだったの? 全然気づかなかったけど(笑)。

ーーカンヌでのデートからとても波長が合っているように見えた2人ですが、相変わらずリズムがぴったりですね。

アツシ:僕はちゃんと人見知りするタイプですけど、あの時はすごく頑張っていたんですよ。あとはやっぱり、ミミがよく話してくれるタイプなので、今もすごく助かっています。

ミミ:スマホがない分、いつも以上に長く会話しよう、この瞬間、気になることを相手に聞きたいと思えたのも大きかったかもしれないですね。

ーーおふたりとも、デジタルデバイスなしで恋愛を始めたのは初めての経験だったと思いますが、改めて振り返ってみて、いかがですか。

アツシ:普段は仕事でもデジタルデバイスやチャットに頼っちゃう部分が大きいけど、一言の重みを感じられたのは、いい経験でしたね。次の日も会えるか分からないからこそ、目の前の人に向き合うことを決めていました。そこは、スポーツマンシップというか、番組のポリシーに沿って行動したいという気持ちもありました。

ミミ:だからって、DAY5でもらったポストカードのあのメッセージは、ちょっと難しすぎじゃないですか? あの時は本当に頭がパンクしそうでした(笑)。

アツシ:本当はマルゴーのポストに投函しようと思ってたし、メッセージを見つけた時に僕のことを考えてくれるんじゃないかと思ったんですよ。他の男性たちもいる中で、僕のことを考えてくれるんだとしたら……それも運命なんじゃないかと考えていました。

ーーアツシさん、想像以上にロマンチスト……!

ミミ:私はもう、目の前の人にどうやって自分を伝えよう、振り向いてもらおうって気持ちでいっぱいだったので、駆け引きを楽しんでいる余裕なんて全然なかったですね。

ーーおふたりともそういう意味では、恋愛を始める時のスタンスやスピード感には、違いがあったのかなと思います。「オフライン ラブ」でなくても、こうして恋人になることができたと思いますか?

ミミ:もしかしたら交わらない可能性もあったかも。

アツシ:でも運命だとしたら、生まれた時から決まってるはずだよね。……ってオレ、運命って言い過ぎ?

ミミ:でもきっと、うちらは運命だからね!

■帰国後はデジタルデバイスも活用しつつ、リアルコミュニケーションを優先

ーーおふたりは年齢も離れていますし、確かにこの旅で出会わなければ、交わらなかった可能性もありますよね。

アツシ:僕はそもそも、年下と付き合うことはあまり想像できていなかったんです。職業も年齢も知らなかったし、まさかミミが20歳だとは思いませんでした。

ミミ:私も、あっくんは23〜4歳くらいかなと思っていました。あまりに若々しいし、ちょっと子どもっぽいところもあるので、まさか10個も離れてるとは思わなくて。

アツシ:逆にミミは大人っぽいところもあるので、結果的に精神年齢が近いんですよね。相性もいいし、普段はすごく自然で対等に交際できていますね。

ミミ:いい意味で、年の差は全く感じていないよね。

ーーとはいえ、日本に帰ってきて、デジタルデバイスもありきの交際に変化していったと思うのですが……旅での印象と、ギャップはありませんでしたか?

ミミ:あっくんはとにかく優しいし良い人なんですけど、LINEの返事は遅いので、一度文句を言ったことがありますね(笑)。

アツシ:職業柄スマホを置いて練習していることも多いので、即レスできないタイミングも多いんですよ。それに、もともとメッセージでの交流が苦手で……。

ミミ:私は、LINEでもスタンプをたくさん使うし、メッセージもたくさんしたい派なんです。手紙にたくさんシールを貼ったのも、スタンプの代わりみたいな感じでした。余白があると、寂しい感じがしちゃうんですよね。

アツシ:帰国後すぐは遠距離だったので、チャットがコミュニケーションの中心になりがちだったのもありましたね。今は近距離で恋愛しているので、チャットするよりもちょっと会って、ご飯を食べながら話し合える関係が心地いいです。

ミミ:あっくんは今も、LINEでは塩対応なんですけど、なんかもう慣れちゃいましたね。会えば優しいので、そういう人なんだなあと。

アツシ:まあミミはかなり、現代人らしい考え方ですよね。

ミミ:私としてはやっぱり、チャットも会話もどっちも使いこなして交流したいんです。私がけっこう洗脳して、あっくんも前よりたくさんメッセージを返してくれるようになりました。

アツシ:ある程度歩み寄りは必要だと思っていますが、僕はデバイスを使わない恋に憧れもあったし、今でもチャットより、リアルでのコミュニケーションを大切にしたい気持ちはあります。

ミミ:その気持ちは伝わってるし、今は信頼関係ができたので、私も気持ちはちゃんと言葉で伝えたいと思っています。

■自分の言葉で気持ちを伝えることの大切さに気づいて

ーー「オフライン ラブ」を経たからこそ、2人らしいコミュニケーションの形が模索できているように感じます。改めて、オフラインで始まる恋愛の魅力を教えてください。

ミミ:超完結にまとめると?

アツシ:ディスティニー……だよね。

ミミ:(爆笑)

アツシ:冗談は置いておくと、今を生きている人々にとって、デジタルデバイスで時間もお金もすぐに計算できる、いつでも連絡が取り合える状況は当たり前のことだと思います。だけど一度スマホをロッカーに入れてみると、自分にも関わってくれる人にも、驚くくらい深く向き合えるようになると思います。僕自身、自分の感情がこんなに動くとは思っていませんでした。

ミミ:視聴者さんからもたくさんのDMが届いて、皆さん「大切な人に、言葉や手紙で気持ちを伝えたくなった」と言ってくれました。私もたくさん伝えてよかった、伝えられてよかったと思っています。例えば同じ文章でも、LINEと手書きの文字では、伝わる気持ちの量が全く違うことを知ることができました。それに、あっくんの字がきれいなことも分かったしね。

ーー令和ロマンさんも認める“恋愛マスター”でもあるミミさんが言うのだから、本当にそうなんでしょうね。

アツシ:とりあえず字がキレイで本当によかったって、初めて思えたよ。

ミミ:皆さんも、リアルでのコミュニケーションを大切にしてみてくださいね!

■作品概要

Netflixリアリティシリーズ「オフライン ラブ」世界独占配信中(全10話)

スタジオMC:小泉今日子、令和ロマン

主題歌:グレイシー・エイブラムス 「us. (feat. Taylor Swift)」

制作協力:株式会社イースト 製作:Netflix

作品ページ:https://www.netflix.com/オフラインラブ

(ミクニシオリ)

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