環境省が「デコ活」推進 ファッション分野で補助金事業、企業の参加も期待
環境省は脱炭素の実現に向け、国民の行動変容とライフスタイルの転換を官民連携で促す運動「デコ活」を推進、予算事業を含め、サステイナブルファッションの社会実装のため支援策も強化している。
デコ活とは22年10月に発足した「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」のこと。ファッションを含め、脱炭素のための暮らしの「絵姿」と13種類の行動目標「デコ活アクション」を示すとともに活動に賛同する企業、団体、個人による官民協議会「デコ活応援団」を設置。デコ活推進のための取り組みをポータルサイトやSNSなどで発信する「デコ活宣言」への参加も促進する。デコ活応援団は2月5日時点で、2117主体(1193企業、330自治体、356団体、238個人)が参加。参加者間の情報共有や意見交換、マッチングなど連携施策の支援、デコ活の情報発信などを行っている。
政府が23年6月に閣議決定した新資本主義実行計画に基づき、デコ活応援団で協議した内容などを踏まえ、昨年2月にくらしの10年ロードマップを策定。衣食住などの7分野での脱炭素に向けた方策と道筋を示した。衣分野ではクールビズ・ウォームビズ、サステイナブルファッションの実践を方策に掲げ、「商品・ブランド別のエシカル度の見える化」「リペア、アップサイクル・染め直しなどや、衣類の交換会、回収リサイクルの場の拡大」を道筋として示した。この方針に沿って、23年度補正予算と今年度当初予算で補助金事業(環境配慮行動普及促進事業補助金、二酸化炭素排出抑制事業費等補助金)も開始した。
「脱炭素のための社会実装を支援する」(島田智寛地球環境局脱炭素ライフスタイル推進室室長)予算で、ファッション分野では大丸松坂屋百貨店と大阪文化服装学院による衣料品の循環アップサイクル事業「ループ」、伊藤忠ファッションシステムとリ・クリエイションによるファッションのサステイナビリティー認証「リ・クリエイション」、ユニステップスとLINEヤフー、グッド・オン・ユーによる「ファッション産業でのサステナビリティスコアの算定・データ活用・啓発事業」を採択した。来年度予算案でも継続する。主に資源循環に資する取り組みを重点的に後押しする方針だ。
環境省では「脱炭素実現のためにファッションは重要な分野」と位置付け、企業のデコ活応援団とデコ宣言への参加を呼び掛けている。
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