

【龍宮城】日本武道館で初ワンマンライブを開催!会場を“紫 の海”に/初のMCトークテーマは「忍者」?
オルタナティブ歌謡舞踊集団「龍宮城」が日本武道館で初のワンマンライブ『裏島』を開催。昼公演の「表国」と夜公演の「裏・裏・裏島」の計2公演で約12,000人を動員しました。独自の世界観を築き上げる彼らが、武道館での初MCはどんなことを話したのでしょうか?そして、夜公演の「裏・裏・裏島」では、2つのビッグニュースを発表しました。今回は昼公演「表国」の様子をお届けします。
「龍宮城」ってどんなグループ?
日本テレビ “スクール型”オーディション番組
『0年0組 -アヴちゃんの教室-』から誕生した“オルタナティブ歌謡舞踊集団
”。教室での壮絶な試練の日々を乗り越えた
“ヤバい奴ら”で構成された7人組
で、圧倒的な存在感を放つバンド・女王蜂のヴォーカル、アヴちゃんによるプロデュースで2023年にデビュー
しました。グループ名の“
龍宮城”には、
「音楽の1番深いところで、時間を忘れるくらい、忘れさせるくらいの表現を、ひたすらに追い求める」
という意味が込められています。紫に染まる会場、武道館で初の単独公演に高まる期待
龍宮城のグッズを身にまとったファンと紫の光で埋まる会場。メンバーの念願だったという武道館ワンマンライブに会場に集まったファンの期待も高まります。
花吹雪が舞うなか、メインステージから登場したITARU、KENT、Ray、KEIGO、S、冨田侑暉、齋木春空の7人。

木村泰之、後藤壮太郎、菅 朋香
1曲目は、今回の公演のタイトルでもある
「裏島」
からスタート。「BLODDY LULLABY」「SHORYU(→↓↘+P)」
と龍宮城ワールド全開の楽曲が続き、激しい舞踊、炎の演出にあわせて会場の熱気も高まります。メンバーがセンターステージに移動すると、
「SHORYU(→↓↘+P)Dance Ver.」
の息の揃った舞踊でファンを魅了しました。

圧巻の表現力で「龍宮城」の世界観に没入
「完璧」
のステージでは、Rayがひとりで登場すると、アコギの演奏とともに熱唱。歌詞の情景が思い浮かぶほど、感情がこもったRayの言葉や表現力に会場は静まり返り、皆息をのみます。
パフォーマンスを終えると完全に「龍宮城」の世界観に没入した観客。しばらく沈黙が続き、我に返ったように歓声と拍手喝采を送りました。

木村泰之、後藤壮太郎、菅 朋香
武道館での初MC!テーマは「忍者」?
切り込み隊長というKENTから、今回の「表国」に集まったファンに挨拶。
KENT
「どうもみなさん、今日は何の日だかわかるかい?2月22日、にんにんにん…忍者の日。
だから、このMCのトークでは、“みんなに隠れてこんなことしちゃいました、忍者みたいにするりするりとこんなことやっちゃいました”みたいなことをみんなに聞いていければと思います」
KEIGO
「ここでいう話かわからないんですけど、こういう差し入れの日っていっぱい差し入れいただくじゃないですか。フルーツが多いんですよね。
…あの、Sさんのフルーツを盗み食いしました」
S
「俺の好物だぞ!」
KENT
「これフルーツだけに限らず、いつものレッスンのとき俺のお菓子がなくなっているんですけど、心あたりある人手上げて。食べたことある人!」
すると、ITARU以外のメンバー全員が手を上げ、会場から驚きの声と笑いが起こります。
手を上げなかったITARUは、普段プロテインバーばかり食べており、ほかのメンバーはプロテインバーを持っていないため、盗み食べる必要がないんだそう。
Ray
「みんなが買ってきたものを、一応誰の食べ物か確認するじゃん。
Sのとか、春空のとか言われて、春空のは1個食べていい?いいよって言われて食べたりするけど、KENTのって言われたら、もうOK!って食べちゃう。KENTのものはみんなのもの」
メンバー同士の仲の良さが伝わる、武道館での初MCトークを繰り広げました。

木村泰之、後藤壮太郎、菅 朋香
KENT
「僕たち龍宮城は今年5月で約2年となりますが、心もたくさん成長していったし、いろいろな心境の変化が7人それぞれにあったと思います。
でも龍宮城という名前の通り、“あなたにとって時を忘れるほど大切な存在でありたい”という僕らの思いはずっと変わってないですし、これからも変わらないことなんじゃないかなと思っています。
本日はあなたにとって、そんな存在になれるように精一杯僕らの気持ちを届けていきたいと思いますので、改めてよろしくお願いします!」
今回の公演に対する決意を改めて宣言すると、オーディション番組「0年0組 -アヴちゃんの教室-」の頃から歌っていて、たくさんの思いが詰まっている
「校歌」
を熱唱。歌い終わると「龍宮城へようこそ!」と力強く叫び、「表国」第2部の幕開けとなりました。

木村泰之、後藤壮太郎、菅 朋香
女王蜂の楽曲もカバー
メンバーが「いつまでも尊敬できる先生」と表現したアヴちゃんがボーカルを務める「女王蜂」の楽曲のカバーも披露しました。
「バイオレンス」「
BL
」そして「火炎」
。まさかの「女王蜂」の楽曲の披露に、会場は驚きと喜びを隠しきれず、大盛り上がりとなりました。



武道館で初のワンマンライブを振り返って思うこと
「今の僕たちの気持ちを1人ずつ話せたらと思います」と、今回の公演を振り返り、ひとりずつ素直な気持ちを述べます。

木村泰之、後藤壮太郎、菅 朋香
冨田侑暉
「まずは日本武道館、お越しいただき誠にありがとうございます。
さまざまなことを
1
から僕たちが携わってきて、このひとつのライブを作るのに時間と、どんなにたくさんの方が動いているのか、改めて知ることができるいい機会となりました。そして、本日こうしてたくさんの紫のライトがあるなかで、本当に
2
年間で僕たち武道館を埋められるようになったんだなと実感しています。急に体調を悪くされたり、当日急用が入ってこれなくなった方もいらっしゃると思いますが、今こうしてたくさんの方が来てくださって、これは本当に僕たちとめぐりめぐって出会えたんだなと思います。
今日は今日しかないので、今ある感情をすべて僕たちにぶつけてください。僕たちもぶつけ返しますので!ぜひ最後までよろしくお願いします!」

木村泰之、後藤壮太郎、菅 朋香
S
「今日改めて武道館に立たせていただいて、再確認できたことがひとつあります。
僕たちの在り方が、僕たち龍宮城の音楽がオルタナティブなだけでなく、こうやってみなさんと作り上げるこの空間が僕が大好きなオルタナティブなんだなと思いました。
僕たちの音楽と真剣に向きあって、『領収書』と叫んだり、『高まる水産』と叫んだりしてくれるあなたを、僕たちは心から誇りに思っています。
なので、みなさんも僕たち龍宮城と人生を歩んでいくことを誇りに思っていただけたらうれしいです。
そしてこれからも永く歩んでいきましょう。今日はありがとうございました」

木村泰之、後藤壮太郎、菅 朋香
KENT
「僕は龍宮城になってから人としてすごく強くなれたんじゃないかなって思っています。
音楽をやる意味を考えるきっかけをくれたり、自分がステージに立つきっかけをくれたり、そして、そのすべてに筋の通った曲がらない意味を自分のなかで見つけ始めることができたので、最近はすごく自分に自信を持たせてあげることができています。
このなかにも自分のやりたいことに踏み出せない人だったり、自分になかなか自信を持たせてあげることができない人がいると思うんですけど、でも僕らはこうしてずっと挑戦し続けているので、ぜひお互いが背もたれになりながら歩んでいきませんか?
本日はありがとうございました」

木村泰之、後藤壮太郎、菅 朋香
Ray
「僕たちが日本武道館をやるよって言ったのが去年の7月あたりで、それから半年以上この龍宮城のこと、そして武道館のこと、今日のことを毎日考え続けてきました。
僕は龍宮城のことを考えている毎日が楽しくて仕方ないです。
それは、楽しい日々を過ごさせていただいているのは、綺麗ごとって思うかもしれないけど、心の底からあなたのおかげだって思っています。
あなたがいるから僕たちがいるし、あなたがいるから僕たちが歌える。素直にあなたは僕たち龍宮城の宝物です。
だから、この紫の海の景色をこれからもどんどん作っていきましょう。広げていきましょう。明るい未来一緒に作りましょう。
今日は最後までよろしくお願いします」

木村泰之、後藤壮太郎、菅 朋香
ITARU
「自分はとにかく音楽が好きなので、これからいろいろなことがあると思うけど、音楽は続けていきたいと思うし、今龍宮城になって音楽をやってこうして届けられているんですけど、同時に自分も救われているので、この音楽の力を信じて、これからも精一杯できたらと思います。
よろしくお願いします」

木村泰之、後藤壮太郎、菅 朋香
齋木春空
「僕は今こうして紫の海に囲まれて本当に幸せだなって思います。
それと同時に僕たち龍宮城のライブは、必ずしも全員が同じ感情になる必要はないかなと思っています。
それぞれが自分の感情に素直に向きあって、勇気をもらって、ライブが終わった後にライブが始まる前よりも少しでも前を向いて歩める、そういう小さな変化があれば僕たち龍宮城がライブをする意味があるなと思います。
だから、今日はあなたの感情に素直に向きあって、このライブを最後まで全力で楽しんでください。
今日は来てくれてありがとうございます」

木村泰之、後藤壮太郎、菅 朋香
KEIGO
「いろいろなところで言っているんですけど、この世界に入ってきてから武道館に立つことが夢だと言ってきました。
デビューしてから間もなく、イベントで立たせてもらって、そのときはここをいつか龍宮城のファンだけで埋めるぞってみんなで頑張っていたんですけど、今は来てくれるたくさんの人、全員の心を僕らの音楽で満たすぞって意気込んでいて、ああ成長してるなって思います。
6
人の素敵な仲間に出会えて、いつまでも尊敬できる先生に出会えて、スタッフさんに支えられて、そしてみなさんと音楽を通して繋がれて、普段ライブを作ったり、みなさんの力になれるように僕たち音楽を届けていますけど、逆にみなさんのアツい声だったり、この紫の海が僕たちを鼓舞してくれるんです。ありのままぶつかれているからこそ、この美しい龍宮城の音楽をこれからもずっとずっと紡いでいきたいなと思っています。
改めて、本日はどうもありがとうございました」

木村泰之、後藤壮太郎、菅 朋香
「
2MUCH
」では、幻想的な音楽と演出で本当に“龍宮城”にいるような気分にさせられます。最後は、
1st
Album『
裏島』から「零零」
のダンスパフォーマンス、そして最後に全身全霊で熱唱。
木村泰之、後藤壮太郎、菅 朋香
学校のチャイムが鳴るとメンバーは舞台裏に帰っていき、「表国」公演の幕を閉じました。

木村泰之、後藤壮太郎、菅 朋香
「裏島~表国~」セットリスト
M1. 裏島
M2. BLOODY LULLABY
M3. バイオレンス
M4. SHORYU (→↓↘︎+P)
M5. SHORYU (→↓↘︎+P) Dance Ver
M6. Mr. FORTUNE (MIC relay Ver.)
M7. 禁句
M8. 猟犬
M9. 完璧
M10. BL
M11. Mr. FORTUNE
M12. 校歌
M13. DEEP WAVE
M14. BOYFRIEND
M15. SENSUAL
M16. 火炎
M17. SEAFOOD
M18. JAPANESE PSYCHO
M19. RONDO
M20. LATE SHOW
M21. 2 MUCH
M22. 零零 Dance Ver.
M23. 零零
夜公演「裏・裏・裏島」では2つのビッグニュースを発表!
Check!
アリーナ規模でのワンマンライブの開催が決定!
2026年2月28日、3月1日に、今年秋に開業となる大型施設「
TOYOTA ARENA TOKYO」でワンマンライブを開催が決定!
龍宮城がアリーナ規模の会場で2Daysの単独公演をするのはこれが初めてなんだそう。
2days、異なる内容のライブが予定されているそうで、今から期待が高まります。
Check!
初のアニメタイアップも決定!
夜公演「裏・裏・裏島」では、アヴちゃんが書き下ろした新曲「WALTZ」をサプライズ初披露。
4月から放送されるアニメ『黒執事 -緑の魔女編-』エンディングテーマに決定したことも発表されました。
こちらも初のアニメタイアップとなり、着実にキャリアを積み上げる龍宮城にこれからも目が離せません。
Ray WEB編集部 大竹萌寧
関連記事
「その他」カテゴリーの最新記事
-
【フィギュア】ジュニア3連覇の島田麻央 明かしていた〝つかの間の休息〟の過ごし方東スポWeb
-
寺地拳四朗 急逝したプロレスラー・西村修さんに誓う王座統一「僕がしんどい時に手伝ってくれはった」東スポWeb
-
米アカデミー賞を逃した伊藤詩織氏の監督作品 日本と海外で〝温度差〟東スポWeb
-
【DeNA】ベイスターズ〝復帰一択〟バウアー 日本に骨を埋める可能性あるのか東スポWeb
-
宮崎謙介氏がプデチゲ店で実感した〝現場の声〟の大切さ「一日店長のオファーどんどん受けます」東スポWeb
-
【中日】松中信彦打撃コーチが挙げた2人のキーマン「すごくポイントになってくる」東スポWeb
-
【フィリーズR】ダンツエラン真価示す 阪神JF大敗から逆襲へ準備着々 本田師「攻めは動くけど、それにしてもいい動き」デイリースポーツ
-
【弥生賞】ジュタ 皐月で待つ王者・クロワデュノール打倒へ飛躍 文句なしデータ全項目クリアデイリースポーツ
-
ボルドグフーシュは大阪杯を視野にデイリースポーツ