

《視点》衣類輸入データから見えること
2025.02.26 06:23
提供:繊研plus

24年の衣類輸入量がコロナ下の20年を下回った。2月13日付の記事は数量(重量)の減少に焦点を当てたが、引用したデータは色々な見方ができる。
まず、金額は増えている。円安だから輸入する場合、仕入れ金額は上がるし、原燃料高で原価自体も上がっている。数量減の背景には、1点当たりの金額の高騰が発注者の仕入れ意欲を削いだという側面もあるのではないだろうか。
〝点数〟にも注目したい。とりわけ重量を大きく左右する重衣料が減り続けている。「布帛製コート・アノラック」に分類される品目の輸入点数は20年に8765万点だったが、23年は5%減の8329万点。残暑、暖冬が大きく影響したはずだ。19年は1億1657万点。大幅に需要が減っている。多少の変動はあってもこの水準が続くのではないだろうか。
国内の衣類需要が大きく増えるとは考えにくいが、20年の輸入点数を上回る品目もある。一概には言い切れない。自戒を込めて、データを偏った見方で決めつけるのは危ない。広く、深く探らなければ物事の本質を見誤ることもあると心がけておきたい。
(嗣)
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