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<メダリスト>いのりのライバル、続々登場で「とにかくみんな可愛くて困る!」「一気に出揃ってきた」と反響
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フィギュアスケート選手を目指す少女・結束いのり(CV:春瀬なつみ)と、元アイスダンス選手のコーチ・明浦路司(CV:大塚剛央)がタッグを組み、フィギュアスケートの世界で頂点を目指す「メダリスト」(毎週土曜深夜1:30-2:00ほか、テレビ朝日系で放送/ディズニープラス「スター」にて単独最速配信開始、ABEMA・FOD・Hulu・Leminoほかで順次配信)。原作は「アフタヌーン」(講談社)で連載中の人気漫画で、「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門第1位をはじめ、第68回小学館漫画賞一般向け部門、第48回講談社漫画賞総合部門を受賞するなど、面白さは折り紙付き。2月15日に放送されたscore07は、新たなライバルたちが続々と登場した「1級バッジテスト」。(以下、ネタバレを含みます)
京都の強豪、蓮華茶FSCとの出会い
いのりの次なる目標は、「1級バッジテスト」に合格し、「西日本小中学生大会」で優勝すること。1級で優勝するためには二種類の2回転ジャンプを成功させる必要があると考える司は、ジャンプを重点的にコーチングするも、なかなか思うようにはいかない。そんななかで「1級バッジテスト」を迎えたふたりは、試験会場で京都の強豪クラブである「蓮華茶FSC」の面々と出会う。いのりの成長のためにはできることはなんでもしたいと意気込む司は、出会ったばかりの蓮華茶FSC のコーチ・蛇崩遊大(CV:三宅貴大)に、いのりのジャンプを見てもらいたいと申し入れ、蛇崩もこれを快く了承するのだった。
序盤、個性的な新キャラクターが3人登場した。鹿本すず(CV:伊藤彩沙)はノービスBで2位という実力者で、自分のことを「可愛い」と自賛してはばからない美少女。大和絵馬(CV:小岩井ことり)はいのりと同じ1級ながら、コツコツと努力を積み重ねて得た高い技術力を持ち、いのりとって新たなライバルの出現と言えるだろう。SNSでも「すずちゃんのむくれ顔が可愛すぎる!!」「ハトに好かれ過ぎな絵馬にツボってます」など盛り上がりを見せていた。一方、コーチの蛇崩は気さくなお兄さんキャラで、選手たちとの距離感もかなり近いのが印象的。「選手人生は、一回きりなんだから」という司の言葉に共感したり、「知識はシェアしたほうがいい」というオープンな考え方の持ち主でもあるなど、司にとってはコーチとしての良き先輩になりそうで、これからのふたりの関係性も楽しみとなる一幕だった。
司の最大の課題は“自分を信じること”!?
テストの結果、無事に1級に合格したいのりは、その翌日、さっそく蛇崩の前でジャンプを披露する。蛇崩に意見を求める司だったが、逆にどう感じているかを問われた司は、いのりのジャンプの問題点と改善点を的確に指摘する。それでも自分の指導法になかなか自信が持てない司に対し、蛇崩は目がいいことが司の武器だと伝え、さらに「司先生のいちばんの課題は、自分を信じること」だと勇気付ける。こうして、蓮華茶FSCとの出会いで大いに刺激を受けた司といのりは、己と向き合うことでさらなる成長を遂げていくのだった。
ここでは、司のコーチとしての葛藤や成長が大きくクローズアップして描かれた。初めてのコーチであることに加え、これまでアイスダンスしか経験していないこともあり、自分の指導法が正しいのかどうか、つい不安になってしまうことは仕方のないこと。とは言え、不安を抱え続けたまま教えていても、良い結果には繋がらないのも確かだろう。そんなタイミングで出会った蛇崩は、司が自分では気づいていない「目の良さ」という長所を見出してくれた。司はすでにいのりのジャンプの問題点を正確に把握していて、さらには絵馬のジャンプを一目見ただけで、わずかな身体のブレを見つけるなど、鋭い観察眼を持っている。これは相手と滑りを合わせる必要のあるアイスダンス経験者だからこそ磨かれた能力であり、コーチとして欠かせない「武器」でもあった。そんな自分の長所に気付かせてくれた蛇崩の存在は、司のコーチとしての成長に大きな影響を与えた人物だと言える。夜鷹純(CV:内田雄馬)は、選手の勝敗はコーチの勝敗でもあると言い、司にとって最大のライバルとなったが、蛇崩はそれとは別の、お互いを高めていくようなライバル関係なのかもしれない。蛇崩の言葉に奮起し、「この能力を誰よりもうまく使え」と燃える司と、同じく蓮華茶FSCに刺激を受けたいのりが、心情をシンクロさせつつ2回転ジャンプを成功させるシーンは今回のハイライトだ。これにはSNSでも「司といのり、司と蛇崩、どちらも良いライバル関係なんだね」「司先生はもっと自信持っていいと思う」「こんなにすごい分析力と観察眼を持っているのは紛れもなく天才!!」など、司の成長に反応するコメントが多数寄せられていた。
さらに新キャラ一挙解放! 西日本のライバルが揃い踏み!?
「西日本小中学生大会」当日。会場で蓮華茶FSCのみんなと再会した司たちだったが、西日本全域から選手たちが集まる大きな大会ということもあり、獅子堂星羅(CV:岡咲美保)や黒澤美豹(CV:湯浅かえで)をはじめ、将来有望な選手たちが続々と集結。改めて大会の規模の大きさに緊張を隠せないいのりだったが、そんな彼女に追い討ちをかけるように、スケート靴を無くしてしまうという予期せぬトラブルが巻き起こるのだった。
最後は、新キャラが一斉に登場して一気に賑やかに。明るく活発な星羅は引っ込み思案ないのりと相性が良さそうだし、美豹はド派手なファッションとは裏腹に周囲の目を気にするギャップが魅力的だ。さらに小熊梨月(CV:佐藤あずさ)や鬼寅カンナ(CV:宮白桃子)など、個性的なライバルたちが次々とお披露目され、これには「めっちゃキャラ出てくるw」「うわ〜みんな可愛い!!」など、視聴者の盛り上がりは最高潮となった。それと同時に、そんな彼女たちと競いながらNo. 1にならないといけないことを考えると、いのりの挑戦はまだまだ始まったばかりだということも改めて感じさせてくれた。さて、次回score08「西の強豪(前)」は2月22日に放送済み。次回のレビューもお楽しみに!
◆文/岡本大介
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