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<わたしの幸せな結婚>美世と薫子の切なくも美しい友情に「涙が止まらなかった」と視聴者感涙
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TVアニメ「わたしの幸せな結婚」(毎週月曜夜10:30-11:00ほか、TOKYO MXほかで放送/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)の第十八話が2月3日に放送された。美世の護衛についた女性隊員・薫子が複雑な思いを吐露する。切なくも美しい二人の友情が視聴者の涙を誘った。(以下、ネタバレを含みます)
「わたしの幸せな結婚」とは
原作は、2019年より「富士見L文庫」(KADOKAWA)にて刊行されている顎木あくみ著、月岡月穂イラストによる同名小説。シリーズ累計900万部(2023年9月時点/コミック・電子を含む)を突破する人気作で、TVアニメ第一期は2023年7月から9月にかけて放送され、色彩豊かな美しい映像とドラマチックな音楽、実力派声優陣の真に迫る演技が熱狂を呼んだ。
舞台となるのは、日本古来の美意識と西洋文明の流行が織りなすロマンの香り高い明治大正を思わせる架空の時代。継母たちから虐げられて育った少女・斎森美世(CV:上田麗奈)が、孤高のエリート軍人・久堂清霞(CV:石川界人)と出会い、ぎこちないながらも、互いを信じ、慈しみ合いながら、生きることのよろこびを知っていくという、政略結婚から始まる和風シンデレラ・ストーリーが紡がれる。
清霞が軍に入隊した理由
異能心教の教祖・甘水直(CV:内田夕夜)から美世の身を守るため、自身の部下である薫子(CV:戸松遥)を護衛につけた清霞。自分にもできることを、と屯所内の掃除を始めた美世は、剣道で薫子に負けた若い隊員たちが彼女のことを悪しざまに言うのを耳にする。
そんな彼らに美世が「そんなに薫子さんを認めたくないのでしたら、彼女と手合わせして勝ってからにしたらいかがですか」と勇気を振り絞って苦言を呈す場面には、観ているこちらも溜飲が下がる思いがした。
さらに美世は女性であるというだけで蔑ろにされている薫子を励まそうと、秘密のお茶会を催す。彼女はもう一方的に守られているだけの存在じゃない。自分の大切な人を守ろうとする強さを持っている。きっと薫子も心強いことだろう。そうして二人は順調に友情を育んでいた。
そんな中、美世は軍本部の附属病院に入院している五道(CV:下野紘)を見舞うことに。そこで、五道から清霞が軍に入隊することになった経緯を聞かされる。
まだ若かった頃、対異特殊部隊の隊長だった五道の父から「力を持つ者には、その力を世の中に役立てる責任がある」と軍への入隊を促された清霞。だが、自身の父・正清(CV:置鮎龍太郎)への反発から断ったのだった。それからしばらくして五道の父は殉職。その時、清霞は五道の父が語った言葉の重みを実感したのだろう。清霞は今も五道の父の形見であるサーベルを腰につけ、世のために戦っているのだ。
薫子の複雑な思いに美世が寄り添う
さらに、薫子が清霞の婚約者候補だったことも明らかに。これには視聴者も「そんな事実があったなんて清霞の様子を見ても全く気付かなかったから驚き」「これは気まずい…」と衝撃を受けた様子。
一方の美世は驚くと同時に、不安を抱いていた。薫子は美人で性格も明るく、能力だってある。美世は彼女と自分を比べてしまったのだろう。そんな美世を清霞は「私が認めた婚約者は美世ただ一人だ」「(薫子は)今も昔も私の優秀な部下だ。それ以上でも以下でもない」とはっきり告げ、安心させるのだった。
しかし、薫子は違った。美世が五道から真実を聞かされているところに居合わせた薫子。後日、秘密のお茶会で彼女は清霞に片思いしていたことを美世に告げる。清霞が薫子の思いに気づいていたかどうかはわからない。けれど、好きだった人の婚約者の護衛なんて、きっと辛かったに違いない。
一方で、薫子は美世の存在に救われていた。「あなたと過ごして大好きになって、隊員からの陰口や圧力にだって美世さんのくれた優しさを思い出せば乗り越えられる気がした」と薫子は語る。それでも拭きれぬ清霞への思いとの間で彼女も苦しんでいたのだ。
そんな彼女の手を取り、「友情よりも愛情の方が上だなんて私には思えません。薫子さんは同性で初めてできた大切な友達なんです」「薫子さんがいいんです」と告げる美世。二人は抱きしめ合って涙を流す。複雑な思いがありながらも、互いを大切に思う二人の美しい友情に、視聴者からは「薫子さんが美世ちゃんに出会えてよかった」「女の友情で胸がキュンとしたの初めてよ」「美世ちゃんも薫子さんも本当に心が優しくて…涙が止まらなかった」という声が上がった。
◆文/苫とり子
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