米津玄師、幾田りら、LiSA、Vaundyほか豪華アーティストの主題歌で楽しむ2025年冬アニメ【本人コメント付き】

2025.02.08 19:00

豪華アーティストによる主題歌が並ぶ2025年冬アニメ。特に今期は「原作のファン」だった米津玄師がアニメ化にあたり自ら制作を申し出た楽曲や、キャラクターに自分自身を投影して歌詞を書いた幾田りらなど、作品の世界観に寄り添った主題歌が多い。今回、そんな豪華アーティストによる主題歌を本人コメントを交えてまとめてみた。

「メダリスト」OP：米津玄師／ED：ねぐせ。

フィギュアスケートの世界を舞台に、スケーターとして挫折した青年・明浦路司(大塚剛央)が、フィギュアスケートの世界に憧れを抱く少女・結束いのり(春瀬なつみ)のコーチとして再起、2人で栄光の“メダリスト”を目指して奮闘するアニメ「メダリスト」。

オープニング主題歌は米津玄師「BOW AND ARROW」。原作のファンという米津がアニメ化の情報を聞き、自ら逆オファーした作品となっている。「BOW AND ARROW」のジャケット写真は米津玄師が自ら描き下ろした「メダリスト」のキャラクター・結束いのりで、作品への深い愛情が垣間見れる。

■米津玄師コメント

わたしはひとえに原作のファンです。

アニメ化するという情報を見かけ、できることなら曲を作らせて頂けないだろうか、

と打診したことがBOW AND ARROWを作るに至るきっかけとなりました。

とにかく素晴らしい漫画なので全人類読んでください。

アニメもただの視聴者として楽しみです。曲もよろしくお願いします。

エンディング曲は2020年8月結成、名古屋発の４ピースバンド・ねごと。の「アタシのドレス」。ポジティブで高揚感のあるメロディや、メッセージを込めたリリックでキュートなエンディングを彩っている。

■ねぐせ。コメント

こんな素敵な作品にエンディングテーマとして携われますこと、心から嬉しく思います。

ねぐせ。としても初めて楽曲を担当させていただくアニメとなるので、

僕らのアーティスト人生においても、強く思い出に残る1曲になると思います。

力強くも心踊るサウンド、高揚感のあるメロディ、夢を目指す人へ強いメッセージを込めたリリックがこの曲の魅力です。

是非、世界中のメダリストファンに、この楽曲が届けばいいなと願っております。

「メダリスト」は毎週土曜深夜1:30-2:00ほか、テレビ朝日系で放送。ABEMAほかで毎週木曜深夜2時から最新話無料配信。2月8日(金)夜7:30よりABEMAにて第1～5話が振り返り一挙配信される。

「薬屋のひとりごと第2期」OP：幾田りら／ED：平井大

「薬屋のひとりごと」は、後宮を舞台に「毒見役」の少女が、様々な難事件を解決する、原作シリーズ累計3,800万部突破の大人気作品。2023年10月よりＴＶアニメ第1期の放送を開始し、各配信プラットフォームでは視聴ランキングで常に上位、TVerアワード2023特別賞も受賞するなど、大きな話題となった。

第2期となる今作のオープニングテーマは幾田りらの「百花繚乱」。幾田りらソロとしては初のTVアニメ作品のオープニング担当となり、今回のために書き下ろした。作品の舞台となった後宮の世界観やミステリーを落としこんだ様々な展開を見せるポップチューンと、主人公・猫猫に思いを馳せながら自身と重ねて書き下ろした歌詞で、「薬屋のひとりごと」の世界観を見事に体現している。

■幾田りらコメント

第1期の反響を肌で感じていたので、第2期のオープニングテーマを担当させていただけることになり、とても光栄です。

私自身が『薬屋のひとりごと』にどんどんのめり込んでいったわくわく感、物語やキャラクターたちへの愛を楽曲に落とし込みながら、作品世界に新しい風を吹き込めるような楽曲をお届けしたいという緊張感を持ち制作をさせていただきました。

『百花繚乱』は、主人公・猫猫の気まぐれさやチャーミングな部分と、きらびやかで華やかな後宮という世界観、そこで巻き起こるミステリーを楽曲のサウンド感やメロディーで表現できるように作っていきました。予想のできない展開へと飛び込んでいった先に、世界や景色がさらに広がっていく猫猫と、自分自身の経験をリンクさせて詩を書いたので、ぜひ作品世界と合わせて注目していただきたいです。

作品と共に楽曲もたくさん愛していただけたら嬉しいです。

エンディングテーマは平井大の「幸せのレシピ」。毒と薬に異常な執着を持つ薬屋の娘・猫猫と謎多き美形の宦官・壬氏、ふたりの関係性を壬氏の目線から描いており、作品で描かれる人間ドラマの余韻をさらに感じることができるハートウォーミングな楽曲となっている。

■平井大コメント

今回、『薬屋のひとりごと』という素敵な作品に携わることができて、胸が高鳴る思いと感謝の気持ちでいっぱいです。

ボクは曲を作る時、パーソナルな感情を歌詞にすることが多いのですが、" 幸せのレシピ "は、そんなボクの想いと、物語の中で見え隠れする猫猫と壬氏のもどかしい関係性が上手くマッチした曲に仕上がったかと思います。

息もつかせぬ展開を見せていく物語の余韻として、心休ませつつもこれからどうなっていくのか、と想いを馳せて次週が楽しみになるようなエンディングテーマになっているので、是非最後までお楽しみいただければ幸いです。

「薬屋のひとりごと」は毎週金曜夜11:00-11:30ほか日本テレビ系で放送、ABEMAなどで毎週金曜24時から配信されている。

ABEMAでは2/8(土)夜7時から第1期、2/9(日)午後5時から第2期を無料放送する。

「俺だけレベルアップな件 Season 2 -Arise from the Shadow-」OP：LiSA／ED：TK from 凛として時雨

「俺だけレベルアップな件」は、日本でも「ピッコマ」で累計PV数6.5億回を突破している韓国の⼩説、漫画作品が原作のアニメ。異次元と現世界を結ぶ通路”ゲート”、そして”ハンター”と呼ばれる特殊能⼒を持つ⼈間達が存在する世界を舞台に、最低ランクのハンター・⽔篠旬がある⽇突然⾃分だけが「レベルアップ」する⼒を⼿に⼊れたことで、”最弱”から”最強”へと駆けあがる。

第2期となる「俺だけレベルアップな件 Season 2 -Arise from the Shadow-」のオープニングテーマは、LiSAの「ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids)」。LiSAと、韓国の８⼈組ボーイズグループStray Kidsのメンバーで、”低⾳ボイス”で存在感を放つフィリックスとのコラボ曲となっている。

■LiSA コメント

TV アニメ『俺だけレベルアップな件 Season 2 -Arise from the Shadow-』オープニングテーマを担当させていただきます。

⽣まれ変わった者に与えられた運命を切り開いていく決意を歌った曲です。

楽曲を澤野弘之さん、そして feat.に Stray Kids のフィリックスさん。

それぞれの道を切り開き戦うお⼆⼈とお届けします。

作品と共にお楽しみいただけますように。

■Felix（Stray Kids）コメント

Stray Kids のフィリックスです。

今回 LiSA 先輩の楽曲に、フィーチャリングという形で参加させていただけることになり、とても光栄です。

「ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids)」は、聴くとドーパミンが出てくる、そんなエネルギッシュな楽曲に仕上がっています。

アニメ『俺だけレベルアップな件』、そして主題歌「ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids)」を楽しみにしてくださっている皆さん、是⾮たくさん愛してくださったら、うれしいです。

STAY の皆さんもぜひ注⽬してください︕

エンディングテーマはTK from 凛として時雨の「UN-APEX」。「人類史上最低の僕」など作品世界とリンクするフレーズも印象的な楽曲だ。

■TK from 凛として時雨　コメント

E級限界ハンターのTKです。

前作のプロデュースに引き続き、今回は自身のプロジェクトで担当させて頂くことになりました。

熱を帯びていくほどに冷酷さも増していくその様を表現できたと思います。

僕だけレベルアップ出来ていない件だけ、ずっと気になっているんですが

史上最底辺から超S級の楽曲をお届けします。

「俺だけレベルアップな件 Season 2 -Arise from the Shadow-」は毎週土曜深夜0時ほか、TOKYO MXほかで放送。ABEMAほか毎週火曜昼12時から配信中。

「SAKAMOTO DAYS」OP：Vaundy／ED：Conton Candy

「SAKAMOTO DAYS」は累計発行部数600万部突破を突破する漫画作品が原作のアクションストーリー。最強の殺し屋と恐れられた坂本太郎は、コンビニで働く葵に恋をしたことであっさり引退。のどかに個人商店を営み、現役当時の面影がないほどに太ってしまったが、殺し屋としての能力は健在で、次々と襲い掛かる刺客から家族を守るために奮闘する。

オープニングテーマはVaundyの「走れSAKAMOTO」。タイトルからもわかる通り、今作のための書き下ろし曲となる。

◆Vaundyコメント

今回TVアニメ「SAKAMOTO DAYS」オープニング・テーマ「走れSAKAMOTO」を書き下ろしました。

気づいたらのめり込んでしまっている絵の力やストーリー展開、日常と殺し合いの癖になるギャップなど、原作も大好きだったので、そんな作品の大切な初アニメ化のオープニングを任せていただきとてもうれしいです。

「走れSAKAMOTO」は、みんなが背中を追いかける主人公・坂本の、”誰も追いつけない圧倒的強さ”を曲からも感じてもらえたらと思いながら作っていきました。

機会に恵まれてレコーディングはロンドンで行い、音も一味違う仕上がりとなり自分としてはかなりやりきったと思える楽曲になりました。

原作と、アニメと、みなさんと、一緒に走っていく楽曲になることを願っています。

エンディングテーマは3ピースロックバンド・Conton Candy「普通」。バンド初のアニメタイアップとなる楽曲は「葵ちゃんが想う、坂本への気持ちを書いた」歌詞で彩られた書き下ろし曲となっている。

■Conton Candyコメント

この度TVアニメ「SAKAMOTO DAYS」のエンディング・テーマに「普通」という楽曲を書き下ろしさせていただきました！！

私たちにとっては初のアニメタイアップということで、光栄です。（タイアップの）お話しをいただいたときは、本当に嬉しく、びっくりしましたが、その気持ちとともに「よし！やってやるぞ！！」という熱い気持ちのまま制作に励めたと思います。

「『普通』ってタイトル？」と思ったかもしれませんが、葵ちゃんが想う、坂本への気持ちを書いた歌詞になっています。温かなことばたちが綴られておりますので、歌詞にも注目して楽曲を聴いてみて欲しいです。「SAKAMOTO DAYS」をたくさん観て、「普通」をたくさん聴いて、最高のアニメを作りましょう！！