<メダリスト>バッジテストに挑戦するいのり。オモシロ百面相に視聴者から「今期No. 1の顔芸アニメが確定w」の声多数
フィギュアスケート選手を目指す少女・結束いのり(CV:春瀬なつみ)と、元アイスダンス選手のコーチ・明浦路司(CV:大塚剛央)がタッグを組み、フィギュアスケートの世界で頂点を目指す「メダリスト」(毎週土曜深夜1:30-2:00ほか、テレビ朝日系で放送/ディズニープラス「スター」にて単独最速配信開始、ABEMA・FOD・Hulu・Leminoほかで順次配信)。原作は「アフタヌーン」(講談社)で連載中の人気漫画で、「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門第1位をはじめ、第68回小学館漫画賞一般向け部門、第48回講談社漫画賞総合部門を受賞するなど、面白さは折り紙付き。2025年1月11日に放送されたscore02は、バッジテストへの挑戦と、テレビで観て以来憧れの存在だった狼嵜光(CV:市ノ瀬加那)との出会いを描いた「初級バッジテスト」。(以下、ネタバレを含みます)
ミミズ取りの最中に出会った少女
フィギュアスケート選手になることを決意したいのりと、そんな彼女をコーチとしてサポートすることになった司。3回目のレッスンでさっそく手応えを感じた司は、初級のバッジテストへの挑戦を提案する。まだ早いのではないかと心配する母の結束のぞみ(CV:小清水亜美)だったが、いのりは「今月 受けたいです!」と宣言。そして2週間後のテスト当日、テスト会場へとやってきたいのりだったが、テスト独特の雰囲気に飲まれてしまい、すっかり平常心を失ってしまう。いのりは思わず会場の外に出て、ミミズ取りをすることで心を落ち着かせようとするが、そんななかで出会ったのが狼嵜光だった。光はとても気さくな性格で、初対面のいのりとすぐに友達になろうとするが、そこへ鴗鳥理凰(CV:小市眞琴)が現れたことで会話は中断、その後ふたりは嵐のように去っていくのだった。
序盤、いのりにとって衝撃的な出会いが描かれた。一人目は、怪しすぎる黒づくめの男。ゴミ箱を倒して地面に空き缶を散乱させたかと思えば、電話がかかってきた自分のスマホを壁に向かって投げ捨て、タバコをふかすという奇行の連続に、固まって言葉も出ないいのり。そして二人目は、ミミズを探している最中に出会った少女。この少女は、じつはいのりがテレビモニター越しに見て憧れていた光だが、いのりはまだそれに気づいていない様子だ。光自身はとてもフレンドリーな性格だが、途中で現れた少年・理凰がこれまた強烈で、初対面のいのりに「あんた誰?」と自ら話しかけ、いのりが名乗ろうとするやいなや「喋んな! ブスエビフライ!」と罵るという、なんとも理不尽。これにはSNSでも「ブスエビフライwww」「誰って聞いてキレるのなんなの?」「全員の情緒がジェットコースターじゃん」などの声が寄せられていた。ともあれ、これから長い付き合いになりそうな3人との、じつにインパクト大な出会いとなった。
初級バッジテストに見事合格!
初級テストが迫るも、依然としてすっかり平常心を失っているいのり。あわやこのまま棄権かと思われたが、司はいのりに「この指、つかんで」と語りかける。まったく別の動作をすることで恐怖心を逸らすことができたいのりは冷静さを取り戻し、いつもやっていることをそのままやればいいという言葉でテストへ送り出される。こうしていい精神状態でテストに臨むことができたいのりは、お手本のような滑りを見せて見事テストに合格。これまでフィギュアスケートに挑戦することに反対してきた母親ののぞみも、いのりの頑張りを認めて応援することを約束するが、それでもフィギュアは「中学生まで」という条件付きであり、手放しでは喜べないいのりだった。
初級バッジテストは無事に合格できたが、ここでは司のとっさの機転が光っていた。試験を前に緊張やプレッシャーなどで平常心を失っているいのりの意識をうまく逸らし、うまく集中状態へと持っていったこのやり方は、深呼吸やストレッチ、イメージトレーニングなどと同様に、我々の日常生活にも活かせるかもしれない。SNSでも「司くんの特殊技能だ!」「司、めっちゃ指導者適正あるね」など、感心の声が寄せられていた。
いのり、光にライバル宣言!?
いつものスケート場で練習の準備をしていたいのりは、バッジテストの試験会場で出会った少女と再会する。初心者なのに司から贔屓されているという親たちのヒソヒソ話を耳にして凹んでいたいのりに、「氷に乗れない人の言葉なんて、信じなくていいよ」と言ってのける少女は、いのりをリンクへと連れ出し、ともに滑り出す。少女の正体が狼嵜光であることに気づいたいのりは、光の滑るスピードの速さに驚くとともに、同い年の彼女に対抗心を燃やし、なんとか光に追いつこうと必死に食らいつく。さらにいのりは、目の前でジャンプを跳んで見せた光に対して、なんとかジャンプを教わろうとし、さらには「この年で跳べなくちゃ 光ちゃんに勝てないよ!」と、思わずライバル宣言までしてしまうのだった。
周囲からの陰口に落ち込み、光の滑りに衝撃を受け、その言葉に勇気付けられるなど、いのりの心はジェットコースターのように上下左右に揺さぶられる。ここでは、それに伴って百面相のように目まぐるしく変化するいのりの表情が見どころ。とにかく今回は表情のバリエーションがめちゃめちゃ多く、ギャグテイストからリアルなものまで、演出や表現もじつに多彩で、見るものの目を楽しませてくれる。SNSでも「今期No. 1の顔芸アニメが確定w」「表情がコロコロ変わるいのり可愛い」など、いのりの表情は第二話を通して大きな話題となっていた。
いのりと司、オリンピックの金メダリストを目指す!
光との出会いを経て、さらにスケートへの熱意が高まったいのり。光からは「伝えなきゃ 分かってくれないよ」と言われたいのりは、勇気を出して、司にもっと上手くなりたいと打ち明ける。どんなに辛い練習でもやり切るから、いちばん上手な人になりたいと伝えると、司はすかさずそれを了承。誰が見てもスケートの天才だと思うくらいの選手にすることを約束し、ふたりはグータッチをかわすのだった。
最後はいのりと司の感動シーン。自分の気持ちを伝えることが何よりも苦手ないのりが、勇気を振り絞って自分なりの言葉で強い決意を表明すると、その言葉が終わる前に「分かった」と即答する司。第一話に続き、選手とコーチとしての絆がさらに深まった瞬間だ。いのりと司の掛け合いは、どこまでもまっすぐでピュアなふたりだからこそ生まれる感動シーンとなっており、「いのりちゃんの覚悟と決意がスゴすぎる」「また泣いてしまうよ、声優さんもすごい」「もう毎話神回なのでは?」などのリアクションが多く集まっており、改めていいコンビだと感じさせてくれた。さて次回score03「たい焼きとケーキ」は1月18日(土)放送予定。期待して待とう!
◆文/岡本大介
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