スウェーデンの副資材メーカー・ニローン 日本での採用広がる
スウェーデンの副資材メーカー、ニローンが日本市場へのアプローチを強めている。サステイナビリティーの重視、デザイン性、リーズナブルな価格を強みとした副資材全般を扱っており、下げ札、ネームが主力商品。19年に東京で事務所を開設して以降、アパレルメーカー、小売りなどとの商談、展示会出展を通して、日本での採用が広がっている。
ニローンは1977年、スウェーデン・ボロース市で設立された。全世界で19カ所の生産・販売拠点を構え、86カ国・地域に約1500の顧客を持つ。年間の供給量は、下げ札、ネームで約17億枚。欧州の有力メゾンや大手スポーツブランドでの採用実績も豊富だ。北欧の企業らしく、サステイナビリティーを重視した商品群が特徴で、使用するポリエステルはすべてリサイクルポリエステル、紙もすべてFSC(森林管理協議会)認証紙を使用している。加えて、トレーサビリティー(履歴管理)などに対応したシステム「ニローンコネクト」も構築している。
日本市場については、香港のニローン・イーストアジアが19年に日本事務所(東京都世田谷区)を開設、展示会への出展やアパレル、小売店との商談を重ね、認知度を向上させている。「特にシーズンごとに作成するカタログがアパレルのデザイナーに好評」(今口和子日本事務所所長)で、顧客の開拓に貢献してきた。カタログは、スウェーデン、英国、フランス、ドイツ、ベルギーに配置したクリエイターがデザインを担当。「最新の欧州のトレンド、カラーを加味しており、PV(プルミエール・ヴィジョン)パリで披露される新商品を日本でも確認できることのメリットは大きい」という。
生産拠点は、中国、バングラデシュ、ベトナム、インド、ポルトガル、メキシコ、トルコ、スリランカなど。多様な拠点を擁することで、リーズナブルな価格帯と最適地生産を実現している。
日本企業と商談する中で「企画、価格面の評価は高い」という。ただ、「世界的に見ると著名だが、日本ではまだまだ無名」と見ており、大規模な展示会の出展や商社、アパレル企業の展示会への参加も含めて、さらにアピールを強める方針だ。
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