シキボウが新市場開拓を強化 梶原加奈子氏やアンリアレイジと
2024.10.10 06:26
提供:繊研plus
シキボウが外部の協力を得て、新市場開拓を強化する。欧州市場に向けては、カジハラデザインスタジオ社長でテキスタイルデザイナーである梶原加奈子氏の監修に基づいて独自の生地を開発。国内では資本業務提携先であるアンリアレイジがデザインした無地TシャツをBtoB(企業間取引)商材として販売する。
梶原氏の監修で企画・開発した生地シリーズは、シキボウの独自素材を梶原氏の感性で生地化した。メインは連続シルケット加工糸「フィスコ」。フィスコは毛羽立ちの少なさ、それによる滑らかさと上質な光沢が特徴の綿糸。これまでなかったしわ加工や、追撚した糸でシャリ感を強調したフライス、樹脂加工でハリ感を出したサテンなど外観も手触りもユニークな生地を揃えた。梶原氏のネットワークを生かし、仏パリや伊ミラノの高級ブランド向けに提案を始めた。
無地Tシャツは「エンプティ」という名称で訴求する。コンセプト、デザインはアンリアレイジが考案した。「何も足さない、何も加えない。想像の余白と共にあるTシャツ」とし、シンプルに仕上げた。素材はシキボウが扱うフェアトレード(公正取引)の綿を利用した「コットンエイト」の丸編みを使った。企業の展示会などのイベントTシャツ用途を想定している。要望に応じてプリントなどの加工も対応する。
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