ジーユー NYに海外初の旗艦店オープン 開店前に150人の行列
【ニューヨーク=杉本佳子通信員】ジーユーが9月19日、海外初の旗艦店をニューヨークのソーホーにオープンした。売り場面積は約950平方メートル。22年10月から24年7月まで営業していた期間限定店の3倍強にあたる。アメリカ向けオンラインストアも同日開設した。
19日の午前8時半にジーユーの柚木治社長が店の前であいさつし、テープカットが行われた。9時のオープンまでに並んだ客は約150人。1番乗りはニューヨーク在住の女子大生で、朝6時から並んだという。期間限定店の時からTシャツやジーンズを買っていて、「大学生はみんなここ(ジーユー)に来る。品質が良くて安いから。フィットもいい」と話した。大学で日本語を勉強している日本好きの女性だった。
アンダーカバーとの協業を先行して売り出したせいか、開店前に行列した客は男性が比較的多く、開店後もウィメンズ中心の1階よりもメンズ中心の地階の方が混み合い、試着室も地階の方が行列ができた。
アンダーカバーとの協業では、アメリカと台湾のみの限定販売品のTシャツとバッグがある。期間限定店の時から人気のヘビーウェーイトスウェットは、ダークグレー、ワインカラー、ライトブルー、スモーキーピンクの4色をアメリカ限定カラーとして投入。期間限定店ではスーパーワイドカーゴパンツが男女問わず人気があり、ウィメンズは「パフィータッチ」と呼ぶ起毛ニットの人気も高かった。
柚木社長に期間限定店で学んだことを尋ねたところ、「スタイリングの好みが、グローバルに見て日本が特殊。日本人は体形や肌、二の腕を見せたくない一方、鎖骨は見せたい」と語り、アメリカのお客はそうしたことを気にしないとした。期間限定店ではアジア人の客が多かったが、23年春から欧米人向けのシルエットに切り替え始め、毎シーズンニューヨークでフィッティングを繰り返して欧米人の体形に合うように調整した結果、客の人種に偏りがなくなったという。年齢層は10代と20代が一番多く、次が30代。柚木社長によると、客から「さりげなくかっこいい」「レベルアップしたベーシック」と言われることが多く、ファッション性とトレンド性があって、それでいて行き過ぎていなくて、品質と実用性と低価格を満たしていることが求められている。
また型数を絞り込み、「数年前と比べて半分強減らした」と柚木社長。無駄なく、いいものをつくることで環境負荷を減らし、選びやすく組み合わせしやすいものを提供することが客にとって利があるとしている。
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