《視点》効率化に埋もれた課題
2024.09.13 06:23
提供:繊研plus
SNSで商品を見てECサイトで販売しているかを確認し、実店舗で買い物するという人も多いだろう。記者も事前にブランドやセレクトショップのECサイトで店頭在庫を確認してから服を買いに行くことが増えた。現物を見てから買いたいが、時間は無駄にしたくない時に便利だ。
先日、ふらっと入ったセレクトショップで、目に留まった服について販売員と話していると、「店頭とECの在庫は共有なので、ECで売れると店頭から同じ商品が無くなる場合もあります。スタッフとしては、少し面倒ですけどね」と言っていた。
確かに、多店舗を構えるブランドやセレクトショップであれば、ECで売れると店頭在庫の出荷作業などで仕事が増えるだろうと、便利さを素直に喜べない気持ちになった。
一方で、店頭とECの在庫を一元化するメリットが大きいのも事実だ。企業にとっては売り逃しを抑えられることや、在庫量の把握などが挙げられる。ファッション業界では、在庫の一元化を進めているところも多い。効率を求めるだけでなく、店頭スタッフの仕事量が増えているという課題に目を向けることも大切かもしれない。
(祥)
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