《視点》百貨店半減
2024.09.10 06:23
提供:繊研plus
中三が破産し、中三弘前店が閉店となった。青森県は19年までは6店の百貨店が存在し、地方としては百貨店の多い県だった。県内の主要3都市である青森、弘前、八戸に2店ずつあったのは、人口など同規模であることや各都市の2店の役割分担ができていたことなどが要因だろう。また、コンパクトだが手堅い地元密着の店づくりで踏ん張れたということもあったとみる。
それがこの5年で各都市で1店ずつ閉店し、3店に半減した。青森と八戸は中心市街地に百貨店が残っているが、弘前は中心市街地から百貨店がなくなり、中心街の商業の先行きは一段と厳しくなる。3都市の中では中心街にあるアパレルや雑貨の個店専門店が多いだけに個店の減少に影響すると思われる。
ここにきて地方百貨店が相次いで閉店するのは中心市街地の商業環境の悪化に加え、コロナ禍のダメージがじわじわと響いてきたからだろう。
県内にはまだ3店あるが、地元の需要を確保しながら地方百貨店としての役割をどう強めていくか、生き残りを願いたい。
(武)
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