大丸松坂屋百貨店「アナザーアドレス」 循環型アップサイクル事業が環境省「デコ活」の一つに
2024.09.05 11:00
提供:繊研plus
大丸松坂屋百貨店が運営するファッションサブスクリプションサービスのアナザーアドレスは、衣料品のアップサイクル事業「ループ」に着手する。環境省の「デコ活」(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)の補助金事業の一つに採択されており、「ファッションの新しい消費スタイル」をテーマに生活者の行動変容を促す。
(松浦治)
服の「廃棄を減らす・寿命が延びる・技術を継承する」という循環型ファッションプロジェクトを推進する。サブスクサービスの利用者と百貨店の顧客から衣類を回収してアップサイクル品に再生し、アナザーアドレスでレンタルする。これまでもレンタルが難しくなったアイテムを染色やリメイクの技術で生まれ変わらせる事業を実施していたが、ループでは既存サービスの枠組みを超えて再資源化してアップサイクルする新たな事業に取り組む。
アップサイクル品は大阪文化服装学院の学生やデザイナーと連携して製作する。並行してデザインコンテストを実施し、プロ、アマを問わず広く募集する。事前通過した作品、100点は全てアナザーアドレスでレンタルする。コンテストは総額約2000万円、賞金としてグランプリに100万円のほか、製作費3万~4万円を支払う。
百貨店の店頭での回収は9月6~8日、同13~15日の2期に分けて大丸、松坂屋の主力店舗で実施する。関西圏の店舗では大阪文化服装学院の学生も参加して回収を呼びかける。
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