OEM・ODMのDKラボ 南アジアの工場を利用した提案強化
OEM・ODM(相手先ブランドによる設計・生産)のDKラボ(東京、加藤大輔社長)が、インドなど南アジアで生産する製品の提案を強めている。欧米のファッションブランドが利用する工場を使い、凝った意匠と価格競争力を持つパッチワークのマドラスチェックシャツなどを、セレクトショップに売り込む。
(永松浩介)
さらに南で生産
同社の顧客は、ジュンやベイクルーズグループ、アーバンリサーチなどのセレクトショップが多い。これまでアップサイクルのレザージャケットをタイで調達するなど、東南アジアでの生産を増やしてきたが、さらに南アジアにまで手を伸ばした。自社ブランド「パリス・オーセンティック」との協業の形を取る。
25年春夏物の布帛のシャツ、パンツ、ジャケットは、有名な米国ブランドも使っている南インド・チェンナイ(旧マドラス)の工場で生産する。赤やブルー系のパッチワークのマドラスチェック、ジャカードに、手刺繍を施した物など、全体的に懐かしい雰囲気。前立てが途中までのハーフプラケット仕様のシャツもある。
小売価格は、1万~1万2000円が中心。ジャケット2万円前後を想定する。最低発注量は300で、納期は100~120日。ロットが大きくなれば、オリジナルで生地も作れるし、客側からパターンを出すこともできる。冬物のネルシャツも作れるという。
また、南インドの別の工場を活用したサステイナブルな定番カットソー製品も提案。古着や残反を解体して作ったリサイクル糸(綿60%・ポリエステル40%)で、パーカやボーダーTシャツを作る。綿は空紡糸なので独特の風合いだ。「エコテックススタンダード100認証」を取得しており、製品にもうたえる。最低発注量は1000。ボーダーTシャツの卸価格は900円から。
トートバッグも
持ち手が本革のジュートのバッグはバングラデシュで生産。サステイナブルな米ロサンゼルスのブランド「アポリス」が生産支援する工場を使ったトートバッグで、感度の高さや作りのタフさ、買いやすい価格が売りだ。
オレンジやナチュラルなど、生地の色・柄で15種類ほどを揃える。32×48×14センチが代表的なサイズで、卸売価格が3050円。最低発注量は、1000。アップチャージにはなるが、300からでも対応できる。「服が売れないセールの時期だけでなく、3月から9月ぐらいまで売れるのでは」(加藤代表)と考える。納期は100日ほど。
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