

ATフィールド全開!!! 未曾有の“ローズ高”を起こした「距離感を大事にする」バチェロレッテ【バチェロレッテ3考察】
※このコラムは『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3エピソード1〜4のネタバレを含みます
■ATフィールドを侵すと抹消される『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3
待望のバチェロレッテ・ジャパン新シーズン! 3代目バチェロレッテ・武井亜樹さんは東大からキャリア官僚となり、現在はフリーランスとして宇宙関連の事業で活躍するスーパーハイスペック女性。この女性を巡って、今回は15人の男性が切磋琢磨します。
亜樹さんは、エヴァンゲリオンよろしくATフィールドを全開にしており、この見えない結界であるパーソナルスペースを侵した者は即落ち。
初対面でも「場に流される」ということが一切なく、男性たちの「はちみつアーン」や「ダンスで手を取る」「牛を触る」といった誘いも、自分が嫌だと思ったら「大丈夫です」と一蹴します。
ボディアーティスト・大柳豆勇也さんもATフィールドを侵した罪深きメンバーの一人。放送開始前、2代目バチェラーの小柳津さんと同じく「おやいず(づ)」という珍しい読みの苗字でバチェファンを沸かせてくれたあたりが盛り上がりの最高潮で、亜樹さんの手を取り損ね、床で高速回転しながら出オチで消えていきました。さようならYU-YA。また会う日まで。
■亜樹さんの人間力と余裕
亜樹さんはバチェロレッテだからといって、無理に肩肘張らず、リラックスしながら自然体の自分を見せることで相性のいい男性を見極めている、という印象です。
物理化学者・櫛田創さんの「普通事件」では櫛田さんはおそらく上記のことを褒めたかったはずのに、自然体であることを「亜樹さんは普通の女性だ」というニュアンスに受け取られてしまい一悶着ありましたが……。
この旅は亜樹さんにとっても初めての場で、戸惑いも多いはずなのに、周りを見る余裕にあふれているのも、自然体とはいえ彼女の人間力の高さを感じるポイント。
自分を出しきれていない留学アンバサダー・水上卓也さんをカクテルパーティで二度呼んでおかわりするなど、相手の素をきちんと引き出し、しっかり見てからジャッジしたいという意思を感じます。また、「男性にも自分を選んでもらいたい」というフェアかつ乙女な面も。
そして、初回のローズセレモニーでは、「私のパートナーを選ぶ場だから評価基準は私。選ばれなかったから魅力がないというわけではなく、合わなかっただけ。自信を失ったりしないで欲しい」と配慮にあふれまくった言葉にグッときた方も多いのでは。
頭脳、美貌、度胸、配慮、相手へのリスペクト、全てがそろった最強の女(by櫛田)、バチェロレッテ武井亜樹。しかし気持ちがはっきり顔に出るなど、わかりやすくかわいらしいチャーミングなところも。
今シーズンは、初回から男女ともに恋のボルテージMAX! というより、お互いを徐々に知りながら気持ちを育んでいる様子が、バチェロレッテというより、まるで「ナイナイのお見合い大作戦!」を彷彿とさせるような等身大さとガチ感があります。
■突如バチェラーに進化し、消えたジーンズニキ
バチェロレッテシリーズ名物、自爆の民も今回もすでに複数発生しています。
ジーパンを履いて風呂に入るほどジーンズを愛する、ジーンズニキこと加藤眞大さんは、アピールとしてジーパンの裏側に亜樹さんへのメッセージをしたためてきました。
それは刺繍でもなくプリントでもない、ちょい掠れ気味の黒いマッキーでジーンズの裏地に直書きしたメッセージ。うまい中華屋の壁に飾ってある著名人のサイン色紙みたいな、無機質なアレです。to AKI「想」from MAO!
『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン2で、「カクテルパーティ中に靴にメッセージの刺繍を施しプレゼントします!」と、謎のタイムアタックを自らに課し、完成が先か、坂東さんの終了コールが先か、視聴者を冷や冷やさせた阿部ニキとは対極にいる雑さ。ほんとただペンで書いただけ!!
ジーンズニキはその後「俺のことちょっとでもいいなと思ってたら、俺のこと本気にさせて欲しい」と突如スタンスがバチェラーに進化し、即日天に召されました。オメェがバチェロレッテを本気にさせるんだよぉぉ! プレゼントでも恋愛でも、色々サボってしまった結果が形になりました。
■自ら自殺行為を働いた・エレベータープレイヤー坂口
もう一人、あまりにも勿体無い自爆をした男性が……内科医・坂口隆志さんです。「今体調悪いところありますか?」「ありません」〜完〜と、もう少し聞きようはなかったのか? と心配になるほど秒速で完了する雑問診で「自分が主治医として旅を支える」アピール。
亜樹さんに「顔がタイプ」と言わしめ、ファーストインプレッションローズを手にするなど、第一印象ではかなりのアドバンテージを得ていた坂口さんですが、ツーショットデートに呼ばれたあたりからどうも様子がおかしくなり、「僕だけ他のメンバーとは次元が違う。親鳥マインド」と謎の自信と共に余裕をこき始めます。
それまでは亜樹さんも坂口さんにそこそこ好意があり、いい笑顔で話していたのに、「ジェットコースターの坂口と言われてる」(第一印象はいいけど下がっていく)「エレベーターとかでもすごいから! ラブラブになりたい!」と、言わなくてもいいマイナス要素を自ら連発し、一気に亜樹さんの顔が曇り始めます。
この世にKinKi Kidsの『ジェットコースター・ロマンス』以外のプラスになる恋のジェットコースターなんて存在しないのです。
これを言うと相手がどう感じるか、と一呼吸置いて考えることなく話してしまっているようで、ある意味亜樹さんの信頼を得られるはずの「素直で正直者」なんですが……。
うまくやれば亜樹さんの心を奪えるポジションにいたのに、調子に乗って慢心し、油断してしまったばかりに自ら転落。まるでウサギとかめのウサギのよう……「現代の寓話」バチェロレッテVer.といった感じです。次回配信で落ちそうな予感。とりあえずすっごいエレベータープレイの詳細を、アフタートークで具体的に教えてください!
■とんでもないローズ高! いつもと違う動きを見せるローズ
今回はローズの使い方が他シーズンと一線を画すように見えます。
ファーストインプレッションローズは、本当に第一印象一択のみで決め、カクテルパーティでの対話前に渡す。と思えば、サプライズローズはほぼ出ない。参加賞のごとく、ツーショットデートのたびにローズが渡されていたシーズンもあったことを思うと、今回はローズ1本の価値が爆上がり。円高ならぬローズ高を起こしています。
やっと渡されたサプライズローズはエピソード4になってから。しかしこのローズにはおそらく意図が……。
エピソード4では亜樹さんから2on1デートが提案されました。これは参加者のどちらか一方が必ず脱落するという過酷なデートです。しかも今回、そのデートの参加メンバーは立候補制ですので、サプライズローズを渡されたメンバーは必然的に2on1デートに参加することはありません。
つまり、お気に入りのメンバー同士が2on1デートに立候補し、「有力候補の一方を強制的に落とさなくてはならない」という悲惨な事故が起きないよう、有力株の物理化学者・櫛田創さんと忠犬元消防士・梅谷悠太郎さんには先にローズを渡しておくという計算高い使われ方で、サプライズローズが渡されたのでは? ローズ1本1本の意味に他シリーズとの違いを感じます。
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