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《めてみみ》梅雨入りに思う
2024.05.27 06:24
提供:繊研plus
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先週、沖縄・奄美地方が梅雨入りした。諸説あるが、梅雨はもともと黴(ばい)雨。しとしと降る雨がカビをもたらすことからこう呼ばれ、転じて梅になったという。せめて童謡のように傘をさしてランランと楽しみたいが、近年はスコールのような土砂降りも多く、それどころではない。
傘に関して気になる話題がある。水を弾く撥水(はっすい)剤で、これまで使われてきたフッ素系の薬剤を規制する動きが世界で強まっている。欧州では人体や環境への毒性が確認されていない物も含め、1万種以上あるPFAS(有機フッ素化合物)全てを使用禁止にする案が出ている。
雨粒が転がり、畳んだ後に振り払えば水滴が残らない――そんな撥水が効いた傘は使っていても気持ちがいい。しかしそれもフッ素系だからこそ。素材メーカーは非フッ素で水弾きに優れたり、高耐久な素材の開発に力を入れているが、手の脂がつくと撥水力が低下するなど、フッ素系の機能を超えられていない。
PFASを巡っては欧州と米国でスタンスが微妙に異なり、欧州も実は一枚岩ではない。日本はとかく欧米の様子を見てから態度を決めがちだが、自らのスタンスや判断が問われている。利便性と環境配慮が両立できない場合、取捨選択の理由やメリット・デメリットを消費者に誠実に伝えることも必要ではないか。五月雨とともに改めて考えたい。
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