

伊藤忠商事繊維カンパニー 連結純利益300億円へ基盤着々 部門、事業会社の連携進める
伊藤忠商事繊維カンパニーは、今期(24年3月期)を「連結純利益(IFRSベース)300億円を安定的に稼ぐための基盤作りの年」と位置付け、「おおむね順調にきている」と武内秀人執行役員繊維カンパニープレジデント。実現のために、①重点分野の強化②部門、事業会社連携③環境配慮型商材の収益化――を重点方針に取り組む。今期の最重点分野はスポーツ、シューズ、中高級品(ブランド)。スポーツではデサントに加え、米「アンダーアーマー」の露出を増やし伸ばす。シューズは、今年「コンバース」のロゴを刷新、次は商品を見直す。好調な「フィラ」は国内全体が前年比10%増、シューズは20%増を見込む。
中高級品ゾーンでは新ブランドの導入が続く。伊バッグ「ゲラルディーニ」は日本と欧米の独占販売権を取得した。日本ではクイーポ、欧米では伊ペレッテリア・フィオレンティーナ・モンテクリストと組む。今後アジアを含む世界に広げ、5年後に小売りベースで100億円の売り上げを目指す。伊「エミリオ・プッチ」は日本での独占輸入販売・代理店契約を結び、コロネットを通じて23年秋冬から販売を始めている。
部門間や事業会社との連携強化では、コンバースを軸にシューズの企画・生産機能で横串を刺してグループ一貫を実現し、収益を高める。シューズの専門家を集めたチームを作り、靴のOEM(相手先ブランドによる生産)機能を持つ。部門間連携では、若手を中心にファッションアパレルとブランドマーケティングの両部門の人材を混成したチームを二つ作った。国内ブランドの海外販売をテーマに、今期中にプランを提案させる。
武内氏は昨年4月、カンパニープレジデントに就いた。1年目の自己評価は、10点満点中「7か8」。繊維カンパニーの事業内容を七つに分類して見える化し、「目指す方向性が明確になり、共有化できた」。24年は最重点分野にカジュアルを追加。「やはり商品力がないと買ってもらえない」と既存ブランドの価値を高める。

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