

<東京リベンジャーズ>ついに稀咲を追い詰めたタケミチ、「天竺編」衝撃の結末に絶句

人気アニメ「東京リベンジャーズ」(毎週火曜深夜0:00-0:30ほか、テレ東ほか/ディズニープラスで定額制見放題独占配信)の“天竺編”が、12月26日に幕を閉じた。最終話となる第50話「Meet his fate」では、武道がついに稀咲を追い詰める。その中で稀咲が武道やヒナに固執する理由が明らかになるも、衝撃の結末に言葉を失う視聴者が相次いだ。(以下、ネタバレを含みます)
東京リベンジャーズ「天竺編」とは
アニメ「東京リベンジャーズ」は、「週刊少年マガジン」(講談社)にて連載された和久井健の人気コミックを原作としたタイムリープサスペンス。人生どん底のダメフリーター・花垣武道(CV:新祐樹)が突如目覚めたタイムリープ能力で12年前に戻り、中学時代の恋人・橘日向(CV:和氣あず未)が不良集団「東京卍會」に殺されるのを阻止しようと奔走する姿を描く。
実写映画化もされた人気作で、TVアニメは「8・3抗争編」「血のハロウィン編」が2021年4月から9月、「聖夜決戦編」が2023年1月から4月まで放送された。その続編となる「天竺編」が10月3日にスタート。「天竺編」では、“無敵のマイキー”こと佐野万次郎(CV:林勇)率いる東京卍會と黒川イザナ(CV:島崎信長)率いる天竺の間で勃発した、東京卍會最大にして最後の抗争“関東事変”が描かれる。
稀咲が武道やヒナに固執する理由とは?
鶴蝶(CV:山下誠一郎)を庇い、稀咲(CV:森久保祥太郎)の銃弾を受けたイザナは、マイキーたちとは血が繋がっていないことを告げて事切れた。これで東卍と天竺の抗争は終わり、マイキーはメンバーたちに解散を言い渡す。天竺の幹部たちを残し、散り散りになる一同。そんな中、逃走を図る稀咲を武道は必死で追いかけ、ついに追い詰める。そこは、現代でヒナが稀咲に殺され、武道が「東卍のトップになる」と誓った駐車場だった。
「何度も過去と未来を行き来した この戦い ここで決着つけようぜ稀咲!!」
武道がそう宣言して稀咲に掴みかかると、脳裏に見たこともない光景が浮かぶ。その光景とは、未来で稀咲がヒナにプロポーズを断られる瞬間。「オマエ… もしかして…ヒナの事が…」と言いかけた武道に、稀咲が銃口を突きつけながら語るのは10年にも及ぶ壮大な計画だ。
まだ小学生の頃、“神童”と呼ばれていた稀咲が好きになった相手はなんとヒナ。稀咲は彼女も自分のことを好きだと信じて疑わなかったが、ヒナの心は正義のヒーローのごとく、突如として現れた武道に奪われてしまった。その日から、武道の後を付け回すようになった稀咲は知る。「日本で一番の不良になる!」という武道の夢を――。
稀咲が歩んできた10年間
ヒナに好かれるため、自身も武道と同じ夢を追いかけるようになった稀咲。関東一の不良について調べ上げた稀咲は、ある人間にたどり着く。マイキーだ。そして稀咲は夢を叶えるための最高の“媒体”として、マイキーを中心に据えた10年がかりの壮大な計画を立てる。それはマイキーを操り、東卍を日本一の不良集団に仕立てて日本を牛耳り、ヒナを迎えにいくというものだった。
しかし、緻密に練り上げたはずの計画はことごとく失敗する。なぜなら武道が何度もタイムリープして計画を阻止していたからであり、そのことに稀咲自身も気づき始めていた。今回でついに武道がタイムリーパーであることを確信した稀咲は、銃の引き金に指をかける。
だが、武道に銃を奪われ、逆に命の危機に陥る稀咲。そこにヒナが現れ、武道が怯んだ隙に稀咲はその場所から逃走。全ての計画を知られてもなお、まだやり直しが効くと思っている彼は武道から逃げきるためにひたすら走った。そんな稀咲の動きが止まったのは、追いかけてきた武道が「もう二度とオマエを未来に帰すワケにはいかねぇんだよ!!!」という一言を放ったからだ。
稀咲はヒナをモノにするために日本一の不良を目指した。ここで浮かぶのが“なぜ稀咲はヒナを殺したのか?”という疑問だ。武道は稀咲もまたタイムリーパーであることを前提で、フラれた腹いせにヒナを殺したと思っていた。しかし、稀咲は「オマエ… まだオレがタイムリーパーだと思ってんのか?」と笑う。
もしかしたら、武道の予想は違ったのか。誰もが気になる真実が明らかになろうとしていた瞬間、一台のトラックが突っ込み、稀咲は跳ね飛ばされる。
衝撃のラストに視聴者から困惑の声も
手足は無残にも曲がり、頭からは大量の血を流す稀咲。目の前に広がる凄惨な光景に言葉を失う武道をバックに、稀咲のこれまでの歩みが流れる。稀咲は目的のためなら手段を選ばず、たくさんの人を死に至らしめてきた。しかし、その根っこにあったのはヒナへの恋心と武道への憧れという、あまりに純粋無垢な感情だ。それでも稀咲がやってきたことは到底許されることではなく、その報いとして彼は無様な最期を迎えることとなる。小さく呟いた「死にたくねぇ…」という一言が哀れにも思えた。
東卍と天竺の総勢約500名による抗争“関東事変”は、逮捕者5名、及び死者3名を出す凄惨な結果で幕を閉じる。逮捕者は天竺幹部の5名。そして、死者はエマ、イザナ、稀咲の3名だ。ということは……。
後日、武道は入院となった鶴蝶を見舞う。鶴蝶はイザナとともに稀咲の銃に倒れたかと思いきや、奇跡的な生還を遂げたのだ。イザナと稀咲が死に、2人がこれまで導いてきた「天竺の夢も終わったんだな…」と力なく呟く鶴蝶。全ての元凶である稀咲がいなくなったということは、武道の戦いもこれで終わったはず。しかし、武道の心は晴れやかではなく、稀咲が死んだあの日から手の震えが止まらずにいた。
ここで“天竺編”は幕を閉じる。武道の目的は果たされたかのように思えたが、まだまだ終わりではないことを匂わせる第50話に、SNSでは「意味深過ぎる終わり方だな」「稀咲は頭いいのに頑張る方向間違えたよな…」「タケミチの覚悟が凄かった。私にはあんな強さは一生手に入りそうにない」「これまだ続編あるよね?」「天竺編最高でした本当にありがとうございました」といった声が視聴者から挙がった。
※島崎信長の崎は正しくは「たつさき」
■文/苫とり子
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