＜葬送のフリーレン＞大迫力の戦闘シーンに称賛多数フェルンとシュタルクの活躍から目が離せない

2023.11.05 20:35

「週刊少年サンデー」(小学館)にて連載中の同名コミックをアニメ化した「葬送のフリーレン」(毎週金曜夜11:00-11:30、日本テレビ系／ABEMA・ディズニープラス・Huluほかにて配信)の第9話「断頭台のアウラ」が11月3日に放送された。今回、ついに騒動の黒幕である断頭台のアウラ(CV.竹達彩奈)が登場。フリーレン(CV.種崎敦美)一行との決闘が始まる。

ついに激突するアウラとフリーレン

七崩賢の一人である大魔族・断頭台のアウラ。彼女は自らが操る首無しの兵団を引き連れグラナド伯爵(CV.咲野俊介)領に進軍を開始していた。フリーレンはアウラの前に姿を現し、彼女に「引き返してくれるとありがたいんだけど」と話す。これに対しアウラはあっさりと拒否。アウラの命令の下、首無し兵団はフリーレンに襲い掛かった。

その頃、フェルン(CV.市ノ瀬加那)らはグラナド伯爵を安全な教会へと運び込んでいた。そこでグラナド伯爵はアウラが用いる「服従の天秤」について語り出す。「服従の天秤」は自身と対称の魔力の大きさを秤にかけ、魔力が低い方を操り人形にする道具。絶大な魔力を持つアウラは、これを用いて多くの戦士を首無しの兵団に加えていた。

グラナド伯爵を教会に預けると、シュタルク(CV.小林千晃)とフェルンは街の人々を助けるため行動を開始する。しかし、教会を出た二人を待っていたのはリュグナー(CV.諏訪部順一)とリーニエ(CV.石見舞菜香)による強襲だった。シュタルクはリーニエと、フェルンはリュグナーと、1対1での戦闘を余儀なくされる。

フェルンとシュタルク、それぞれの戦いに決着

リュグナーは自らの血を操りフェルンを磔にして、フリーレンの居場所を聞き出そうと尋問する。しかし、フェルンは隙を見てこの危機から脱し、魔法の杖を拾い上げるとリュグナーを攻撃。当初は余裕を見せていたリュグナーも、彼女の放つ連撃に徐々に追い込まれていく。両者の戦いは激しい攻防戦に突入した。

その頃、シュタルクとリーニエは斧を武器にした肉弾戦を繰り広げていた。他者の動きを模倣するのが得意なリーニエは、シュタルクの師であるアイゼン(CV.上田燿司)の技を使って彼を追い詰めていく。しかし、シュタルクはこの猛攻を受けても決して勝負を諦めることはなかった。そして、相打ち覚悟で放った閃天撃がついにリーニエを撃破する。

魔法の打ち合いを続けるリュグナーとフェルン。拮抗した勝負に動きが訪れたのはリーニエが撃破された瞬間だった。仲間の死に一瞬の隙を見せるリュグナー。フェルンはそれを見逃さず、魔法「ゾルトラーク」を放ってリュグナーを捉えた。

大迫力の戦闘シーンが視聴者を魅了する

X(旧Twitter)には多くの感想が投稿され、この日も「フリーレン」が日本のトレンド入りを果たす。投稿が最も盛り上がったのはフェルン、シュタルク両名の激闘が描かれた瞬間だ。迫力の映像に「戦闘シーン凄くいいぞ」「めっちゃぬるぬる動くやん……。」という感想が寄せられ、「フェルンかっけえ……作画すご…」「シュタルクめっちゃかっこいい！！」といった二人を讃えるコメントも見られた。

残る戦いはフリーレンVSアウラ。その決着を次週見ることができるのか。放送を心待ちにしたい。

◆文＝はるのおと

※種崎敦美の崎は、正しくは「たつさき」