

【アプリ婚事情】親世代の約7割が「マッチングアプリに肯定的」という回答に
マッチングアプリ「Omiai」は、Omiai Report light 「マッチングアプリ婚 親の本音」を公開しました。
年々増加傾向にあるマッチングアプリでの結婚。2022年は5人に1人が「結婚のきっかけはマッチングアプリ」(明治安田生命保険調べ)という調査結果もあるほどです。
かつては、マッチングアプリで知り合ったことを人に知られたくない……などという声も聞こえてきましたが、実際はどうでしょうか? 今回は、気になる親世代の価値観やリアルインタビューを交え、マッチングアプリの“今”を探っています。
■7割以上の男女が結婚を意識してマッチングアプリをスタート
実際にマッチングアプリで出会って結婚した20〜39歳の男女を対象に調査を実施。そもそもマッチングアプリを始めたときに「結婚を意識していたか」を聞いたところ、男性75.9%、女性76.8%が「結婚を意識していた/やや結婚を意識していた」と回答。出会う前から多くの人が結婚を意識していることがわかりました。
結婚した人には、「最初は変な人とマッチすると思って怖かったけど、いい旦那さんと出会えて本当によかった(26歳・女性・北海道)」「ほんとに出会えるとは思わなかった(25歳・男性・愛知県)」「半信半疑でしたがあの時はじめて良かった(27歳・女性・千葉県)」など、不安だった気持ちはありつつも、結果的に幸せを掴んだ人が多いようです。
■「3ヶ月未満」のスピード婚もあり! 最多は「1年以上2年未満」
現在の結婚相手と出会ってからどのくらいの期間で入籍したかを聞くと、全体の41.5%が「1年以内」にゴールイン。早い人で「3カ月未満」が6.9%、「3カ月以上6カ月未満」が11.2%と、結婚を視野に入れた出会いなだけにスピード婚もあるよう。
最も多いのは「1年以上2年未満」の34.6%。早すぎず遅すぎず、結婚後のライフステージを踏まえても恋愛交際期間としてはちょうどいいのかもしれません。
「コスパもタイパも良い(36歳・男性・東京都)」「効率よく気の合う人と出会うことができ、満足いく結婚ができた(34歳・女性・神奈川県)」など、人生の時間を賢く使っている人が多い一方、「ビビビって感じです(27歳・男性・北海道)」といった運命的な出会いも。
■結婚式でマッチングアプリ結婚と紹介する人は5年で4倍以上増加!
マッチングアプリで結婚した人が「いつ結婚式を挙げたか」と「出会いがマッチングアプリであることを紹介したか」を聞いたところ、結婚式の件数は2017年以降、右肩上がりに増えています。
出会いがマッチングアプリであることを紹介した人の割合も2017年では9.1%でしたが、2020年は38.3%、2021年は32.1%と少し下がるものの、2022年は38.4%と、公に紹介している人は増加傾向にあります。
2020年以降では、「コロナ禍で出会う機会がなかなかない中で、実際に会うことがなかったであろう人と出会えてよかった(25歳・男性・島根県)」「コロナが流行った時期だったからこそやりとりが楽でよかった(27歳・女性・神奈川県)」など、出会いが減ったと言われたコロナ禍も、マッチングアプリ市場ではプラスに作用した部分もあるようです。
■8割の親が「喜んでくれている」! 今は普通になったマッチングアプリの出会い
出会いのきっかけがマッチングアプリであることについて周囲に伝えているかどうかの調査では、知人・友人に対しては41.5%が「聞かれれば普通に答えている」、親に対しては51.8%が「伝えた」と回答。
知人・友人に対しては58.4%が「答えない」ことがあり、親に対しては45.6%が「伝えていない」とのこと。出会いの手段として一般的な認知が高まっているものの、まだ「言いにくい」風潮も残っている様子です。
「なんとなく公にしたくないもどかしさはあるが、普段の交遊関係では異性と出会うことがほとんど無かったのでよかった(34歳・男性・千葉県)」「少し前は人にも言えないような出会い方だったが今は堂々と言えて嬉しい(24歳・女性・宮城県)」「出会い方は何でも良いと思った(28歳・女性・神奈川県)」など、なんとなく言いにくさはあるものの、「今では普通」という見方が増えているよです。
一方、親の反応は79.3%が「喜んでくれている/当初心配していたが、喜んでくれている」とのこと。「出会い方」よりも、その後、幸せな結婚生活を送っていることが喜ばしいのは、当然といえば当然のことです。
■40〜50代に聞きました! マッチングアプリに対して親世代の約7割が肯定派
40〜50代の男女を対象に、マッチングアプリの出会いに対する印象を聞いてみると、親世代は否定派より肯定派のほうが多いことがわかりました。
出会いの手段としてどう思うかを聞くと、子どもがいる40.0%、子どもがいない51.1%は「わからない」と、否定も肯定もできないという意見が大半。
しかし、子どもがいる38.6%、子どもがいない30.0%が「良い/やや良い」と回答し、否定派を超える割合に。子どもがいる人のほうが若い世代の話題に触れているのか、子どもがいない人よりも肯定派が多いという結果になりました。
マッチングアプリを出会いのきっかけとして交際・結婚することについてどう思うかを聞くと、実に7割近くが(交際68.5%、結婚69.0%)「良い/やや良い」という意見。
前頁までのマッチングアプリで結婚した人を対象にした調査結果では「言いにくさ」が残る風潮が見られましたが、親世代の本音を調査してみると否定的な印象は少ないようです。
■大切なのは「出会い方」じゃない、価値観の合う相手を見つけること
コロナ禍を経て、一層増えているマッチングアプリ結婚。親世代には馴染みのないツールではありますが、「出会い方」として気にしているのではなく、心配なのは「どんな相手なのか」。
もちろん、どんな出会いであっても安全を保障するものはありません。つまり、マッチングアプリだからトラブルのリスクがあるということではなく、悪いニュースだけがひとり歩きして不安を煽っている部分があるようです。
一方で、今回の取材で話を聞いた親たちからは、マッチングアプリという存在が「もっと世の中に広まればいい」という意見も。親が望むのは我が子の幸せであり、健やかな家庭を築くこと。結婚相手との出会いがどのような形であったかどうかは、さほど重要ではなさそうです。
マッチングアプリで出会った事実を「親世代を気にして言わない」ことは、若い世代の余計な思い込みであり、そういった固定観念が払拭される世の中が、もうすぐそこまで来ているのかもしれませんね。
■調査概要
・利用者
調査名称:マッチングアプリをきっかけとした結婚についてのアンケート
調査期間:2023年1月16日〜2023年1月23日
調査対象:全国、20〜39歳の男女、マッチングアプリをきっかけとして結婚した方
調査数:419名
調査方法:Webアンケート
・親世代
調査名称:マッチングアプリをきっかけとした出会いについてのアンケート
調査期間:2023年1月11日
調査対象:全国、40〜59歳の男女
調査数:400名
調査方法:Webアンケート
(エボル)
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