《視点》ハングリーマーケティング
2022.01.05 06:23
提供:繊研plus
ハングリーマーケティングというビジネス手法がある。「品薄商法」と言えば知っている人も多いだろう。意図的に出荷数を抑え、品薄の状態を作り出す。それにより消費者の購買意欲をかきたてる商法である。
行き過ぎると、消費者から反感を買ったり、機会損失にもなるものの、「手に入りにくいからこそ欲しくなる」といった消費者心理をうまく突いている部分もある。
先日取材したドライフラワー専門店の営業は月に1回だけだった。ECはしていない。営業時間もざっくり朝から日没まで。だから客は「その1日を逃すまい」と朝から列を成す。山奥の立地にもかかわらず、50人くらいが訪れて買っていくと聞いたから驚きだ。
経営者は自分たちのライフスタイルを優先した結果、月に1日だけの営業を選んだので品薄商法とは違う。しかし、「月に1日しか買えない」という希少感も消費者に響いているように思う。ブランディングとしても有効だ。
顧客がついた今、営業日を少し増やし、月に5日前後にしたのも、「うまいな」と思う。もちろん、ドライフラワーの出来映えが素晴らしいのは言うまでもない。
(森)
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