「靄」ってなんだっけ…?大人なら知っておきたい《漢字の読み方》4選
大人なら知っておきたい、漢字の読み方を4つご紹介します。「靄」って、なんと読むかわかりますか?ヒントは気象現象のこと。「糀」「踵」「灰汁」あなたはいくつ読める?
糀=こうじ
「糀」は「こうじ」と読みます。米や麦などの穀物を蒸したものに、コウジ菌を付着させ繁殖させたもののことです。「こうじ」は「糀」のほかに、「麹」と表記することもあります。「糀」は日本で作られた漢字で、米にコウジカビが生えたことを意味します。中国から伝わった漢字「麹」は、穀物を蒸してコウジカビを繁殖させたもので、すべてのコウジに使うことができます。国花や国鳥など、日本を代表する象徴はいろいろありますが、「糀・麹」は2006年に国菌に認定されています。
「靄」=「もや」
「靄」は「もや」と読みます。大気中の微小な水蒸気が凝結して水滴となって浮遊し、視界が悪くなる気象現象のことを指します。似ている現象に「霧(きり)」がありますが、「見通せる距離」で呼び方が異なります。「靄」は水平方向に1km以上見通せて、10km未満の場合。水平方向を見通せる距離が1km未満の場合は、「霧」と呼びます。靄より霧のほうが、見通しが悪いと覚えておくといいですよ。
踵=かかと
「踵」は「かかと」と読みます。足の裏の後ろ部分を指す言葉で、全身の皮膚の中で最も固くて厚い部分です。「足」に「重」と書くのは、かかと部分に重みがかかることに由来すると言われています。秋田県の方言では「あぐど」、富山県では「けべす」、九州の方言では「あど」など、「踵」は地方によって様々な呼び方があります。
「灰汁」=「あく」
「灰汁」は「あく」と読みます。食材に含まれる渋み・エグミ・臭み・雑味などのことで、鍋や煮物を作るとき、ふつふつと表面にわいてくるもののことを指します。本来は藁灰や木灰を水に浸し、上澄みをすくった液のことを指していましたが、料理を作るときに使われることが多いです。色が変わったり味や見た目が悪くなるので、お玉で灰汁をすくい取りながら料理します。
あなたはいくつ読めた?
大人なら知っておきたい漢字を4つ紹介してきましたが、いくつ読めましたか?日常会話でよく使う言葉も、漢字表記になると読めない。そんな人も多かったのではないでしょうか。いい機会ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。
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