美容・矯正の“ゴッドハンド”清水ろっかん氏明かすコロナ禍でのセルフケア「魅力をメイクなしで高めてくれるツール」<インタビュー>
2021.02.27 19:00
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骨格矯正士で体幹整体サロン「ろっかん塾」主宰の清水ろっかん氏が、視力改善のためのセルフケアを紹介する書籍「手のひらマッサージで目の不調がスッキリ整う 眼圧リセット」(飛鳥新社)を出版した。トップモデルたちからも絶大な信頼を寄せられ、“ゴッドハンド”とも称されている清水氏にインタビューを行い、コロナ禍で心掛けたい美容と健康のセルフケアについて伺った。
-出版に至った経緯から教えてください。
日々、お客様を診させて頂いている中で、ここ10年くらいの傾向として、美容から健康に、僕の矯正がシフトしていきました。その中で、“目の健康”に関する悩みを口にする方がとても多いのです。同時に、私の矯正で、目の不調が改善する方がものすごく増えてきました。何とかしてこのやり方をみなさんにお伝えしたいと思ったのですが、目の悩みを持つ方がすべて私のサロンに来ることができるわけではないので、本を出版させて頂くことにしました。
-当初から“目の健康”に注目されていたのですか?
違います。最初は“小顔矯正”でした。20年くらい前なのですが、“小顔矯正”というワードを最初に言ったのは私だったのです。単純な“小顔矯正”だったのですが、口コミで一気に世の中に広まりました。私自身は、15年前から“小顔矯正”という言葉は使わなくなって、代わりに“フェイスデザイン”と言うようになったのですが、日本人の扁平な顔を、どうやって欧米人のような立体顔にしていくかということを研究しました。“フェイスデザイン”を手掛けるお客様たちから声を聞く中で、「目が開くようになった」、「視力が回復した」など目に対する報告が非常に多かったのです。
-「眼圧リセット」として、3つのマッサージが紹介されています。これは、そもそも、“フェイスデザイン”のためのマッサージなのですか?
“フェイスデザイン”の経験も踏まえて、“目の健康”のために独自に考案したマッサージです。頭蓋骨、目のくぼみ、眼窩(がんか)をほぐして眼圧を改善しよう、というものです。
眼圧とは目の中の圧力で、ひとつのバロメーターなのですが、例えば、姿勢の悪さなどが原因でおでこが前に落ちこんでくると、目と鼻の骨が顔の中に潜り込んでしまいます。そうすると眼窩(がんか)という眼球を包んでいるポケットが狭くなることで眼球が圧迫をされ、眼圧が上がります。眼圧が上がると、若い方なら視力が落ちてしまいます。また、徹夜明けに目の下にクマができるのは、そのように目のポケットがくぼむからです。
-3つのマッサージの他にも、「目に直接効いてくる新習慣」や「目に優しい姿勢になる新習慣」なども紹介されていますね。
体が崩れる大きな原因は、「立ち方」、「歩き方」、「座り方」、「寝方」の悪さです。この4つをしっかりとケアできればゆがみにくくなりますし、実は難しいことは何もないのです。
例えば「立ち方」ですが、電車に乗っているとき、ほとんどの方は足を肩幅くらいに広げて踏ん張ると思います。でも、この姿勢だと骨盤が開いてしまうので、体には悪いのです。本でも掲載したのですが、吊革や手すりにつかまって両方のひざをピッタリ付けて、つま先をV字に広げ、お尻をキュッと締めます。これだけで、お尻の筋肉が骨盤を締める方向に働いてくれます。体にいいだけでなく、ヒップアップにもつながり、続ければ1週間でびっくりするくらいの効果が出ると思います。
「歩き方」でいえば、大股かつ早足で歩くと健康に効果があります。歩幅が小さくなると内股になりやすいのですが、大股で速足歩きをすると足がまっすぐ前に出るようになります。「目に直接効いてくる新習慣」も、「目に優しい姿勢になる新習慣」も、誰でも簡単に始めることができるので、参考にして頂けたら幸いです。
-最近は、デスクワークやリモートワークが増え、目の不調を訴える方がさらに増えていそうですね。
ドライアイにお悩みの方は多いと思います。対策としては、まばたきを意識的にすることが有効です。まばたきは無意識にするものですが、人間は何かに集中するとまばたきを忘れてしまうのですね。パソコンの画面に集中しているときなど、まばたきを忘れがちです。そうなると、まばたきのサイクルが長くなり、これがドライアイの大きな原因のひとつになっています。
ドライアイの改善方法はこうです。まばたきを、まずは「1秒間に1回」のペースで10秒行います。次に「1秒間に2回」で10秒。そして「1秒間に3回」で10秒。これを繰り返し行うと、正常なまばたきの間隔に戻っていきます。デスクワークをする方には特に有効だと思います。
-健康のために、コロナ禍の中で個人的に意識していることはありますか?
気を付けていることは、質の高い睡眠です。大切なのは時間ではなく質で、質の高い睡眠を取るために、“眠るための環境づくり”に気を使っています。私の場合は、6時間(午前1時~朝7時)しっかり寝ることにこだわっています。寝る前にもやもやしていることがあったらテレビをつけるなどして頭を切り替えます。それで、「眠いな」というところまで自分を追い込んでから、一気に寝ます。
質の高い睡眠は活力に直結しますし、逆に、頭が疲れると人間はネガティブになりがちです。寝るときの姿勢も大事になってくるのですが、お風呂に関してはアロマを利用したりなど気を使っている方が多い一方、眠りに関しては無頓着な方が多い気がしています。
-先生のサロンには一流のモデルも通っていると聞きました。
モデルさんもたくさんいらっしゃいます。ただ、みなさんは「モデルさんはスタイルがいい」と思ってらっしゃるのかもしれませんが、私は、モデルさんも含めて足が真っすぐな方は見たことがありません。ほとんどのモデルさんは足がねじれています。なので、モデルさんも、モデルさんではない方も、悩みはみんな一緒だと思います。
トップモデルとして活躍している方も、自分の体を研究して、弱点を克服するための努力をしています。健康にいいことは美容にもいいと思います。「眼圧リセット」でいえば、眼圧を下げることは日々を健康に過ごすことにつながり、さらに、目のケアを骨格レベルからアプローチすることでビジュアル的にも、大きく開いた魅力的な目をデザインすることができます。目力も出てきますし、鼻筋も高くなって綺麗な形に整っていきます。簡単なセルフケアですが、“その人の魅力をメイクなしで高めてくれるツール”として、利用して頂けたらと幸いです。(modelpress編集部)
日々、お客様を診させて頂いている中で、ここ10年くらいの傾向として、美容から健康に、僕の矯正がシフトしていきました。その中で、“目の健康”に関する悩みを口にする方がとても多いのです。同時に、私の矯正で、目の不調が改善する方がものすごく増えてきました。何とかしてこのやり方をみなさんにお伝えしたいと思ったのですが、目の悩みを持つ方がすべて私のサロンに来ることができるわけではないので、本を出版させて頂くことにしました。
-当初から“目の健康”に注目されていたのですか?
違います。最初は“小顔矯正”でした。20年くらい前なのですが、“小顔矯正”というワードを最初に言ったのは私だったのです。単純な“小顔矯正”だったのですが、口コミで一気に世の中に広まりました。私自身は、15年前から“小顔矯正”という言葉は使わなくなって、代わりに“フェイスデザイン”と言うようになったのですが、日本人の扁平な顔を、どうやって欧米人のような立体顔にしていくかということを研究しました。“フェイスデザイン”を手掛けるお客様たちから声を聞く中で、「目が開くようになった」、「視力が回復した」など目に対する報告が非常に多かったのです。
-「眼圧リセット」として、3つのマッサージが紹介されています。これは、そもそも、“フェイスデザイン”のためのマッサージなのですか?
“フェイスデザイン”の経験も踏まえて、“目の健康”のために独自に考案したマッサージです。頭蓋骨、目のくぼみ、眼窩(がんか)をほぐして眼圧を改善しよう、というものです。
眼圧とは目の中の圧力で、ひとつのバロメーターなのですが、例えば、姿勢の悪さなどが原因でおでこが前に落ちこんでくると、目と鼻の骨が顔の中に潜り込んでしまいます。そうすると眼窩(がんか)という眼球を包んでいるポケットが狭くなることで眼球が圧迫をされ、眼圧が上がります。眼圧が上がると、若い方なら視力が落ちてしまいます。また、徹夜明けに目の下にクマができるのは、そのように目のポケットがくぼむからです。
-3つのマッサージの他にも、「目に直接効いてくる新習慣」や「目に優しい姿勢になる新習慣」なども紹介されていますね。
体が崩れる大きな原因は、「立ち方」、「歩き方」、「座り方」、「寝方」の悪さです。この4つをしっかりとケアできればゆがみにくくなりますし、実は難しいことは何もないのです。
例えば「立ち方」ですが、電車に乗っているとき、ほとんどの方は足を肩幅くらいに広げて踏ん張ると思います。でも、この姿勢だと骨盤が開いてしまうので、体には悪いのです。本でも掲載したのですが、吊革や手すりにつかまって両方のひざをピッタリ付けて、つま先をV字に広げ、お尻をキュッと締めます。これだけで、お尻の筋肉が骨盤を締める方向に働いてくれます。体にいいだけでなく、ヒップアップにもつながり、続ければ1週間でびっくりするくらいの効果が出ると思います。
「歩き方」でいえば、大股かつ早足で歩くと健康に効果があります。歩幅が小さくなると内股になりやすいのですが、大股で速足歩きをすると足がまっすぐ前に出るようになります。「目に直接効いてくる新習慣」も、「目に優しい姿勢になる新習慣」も、誰でも簡単に始めることができるので、参考にして頂けたら幸いです。
-最近は、デスクワークやリモートワークが増え、目の不調を訴える方がさらに増えていそうですね。
ドライアイにお悩みの方は多いと思います。対策としては、まばたきを意識的にすることが有効です。まばたきは無意識にするものですが、人間は何かに集中するとまばたきを忘れてしまうのですね。パソコンの画面に集中しているときなど、まばたきを忘れがちです。そうなると、まばたきのサイクルが長くなり、これがドライアイの大きな原因のひとつになっています。
ドライアイの改善方法はこうです。まばたきを、まずは「1秒間に1回」のペースで10秒行います。次に「1秒間に2回」で10秒。そして「1秒間に3回」で10秒。これを繰り返し行うと、正常なまばたきの間隔に戻っていきます。デスクワークをする方には特に有効だと思います。
-健康のために、コロナ禍の中で個人的に意識していることはありますか?
気を付けていることは、質の高い睡眠です。大切なのは時間ではなく質で、質の高い睡眠を取るために、“眠るための環境づくり”に気を使っています。私の場合は、6時間(午前1時~朝7時)しっかり寝ることにこだわっています。寝る前にもやもやしていることがあったらテレビをつけるなどして頭を切り替えます。それで、「眠いな」というところまで自分を追い込んでから、一気に寝ます。
質の高い睡眠は活力に直結しますし、逆に、頭が疲れると人間はネガティブになりがちです。寝るときの姿勢も大事になってくるのですが、お風呂に関してはアロマを利用したりなど気を使っている方が多い一方、眠りに関しては無頓着な方が多い気がしています。
-先生のサロンには一流のモデルも通っていると聞きました。
モデルさんもたくさんいらっしゃいます。ただ、みなさんは「モデルさんはスタイルがいい」と思ってらっしゃるのかもしれませんが、私は、モデルさんも含めて足が真っすぐな方は見たことがありません。ほとんどのモデルさんは足がねじれています。なので、モデルさんも、モデルさんではない方も、悩みはみんな一緒だと思います。
トップモデルとして活躍している方も、自分の体を研究して、弱点を克服するための努力をしています。健康にいいことは美容にもいいと思います。「眼圧リセット」でいえば、眼圧を下げることは日々を健康に過ごすことにつながり、さらに、目のケアを骨格レベルからアプローチすることでビジュアル的にも、大きく開いた魅力的な目をデザインすることができます。目力も出てきますし、鼻筋も高くなって綺麗な形に整っていきます。簡単なセルフケアですが、“その人の魅力をメイクなしで高めてくれるツール”として、利用して頂けたらと幸いです。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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