

出世する人の特徴5つ
女性管理職の登用や増加が企業の課題・目標になっているところも多いのではないでしょうか。また、共働き家庭が増えている現代、女性が働き続けることは一般的になりました。
そんな中で、キャリア構築上「出世」というキーワードが頭をチラつく女性も増えているのではないでしょうか。
どうしたら出世できるのか? いわゆる「出世する人」とはどんな人なのか? またその特徴に男女差はあるのか? そんな点を今回は見ていきましょう。
■出世する人の特徴
「出世する人は顔でわかる」。
「将来的に出世しそう」。
「あの人は出世するよ」。
そんな風に言われる人が存在します。芸能人はオーラが違うなどといわれますが、出世する人にも独特のオーラや特徴があるのでしょうか。
◇会社で出世する人の特徴
まずは、会社で出世する人に共通してみられる特徴を挙げてみたいと思います。
☆(1)仕事で成果を出すことができる
当然ですが、仕事ができない人は出世できません。成果を出し、人に「あの人はすごい」と言われ、一目置かれる人は、遅かれ早かれ出世します。
☆(2)手を挙げることができる
いつも誰かの影に隠れ、取り立ててもらい続けることで出世していく人は少数派です。
出世できる人はいざというときに「自分がやる」と自ら手を挙げられます。もちろん、その結果を出すこともセットでできる人だけが出世するわけですが。
☆(3)部下の育成ができる
個人能力の高さだけで登れる場所には限界があります。部下や周囲の人間を引き上げて強いチームを作れる人は、出世していきます。
人を育てることができる人は自分の応援団、ファンを作れるということです。出世は人気投票ではありませんが、周囲からその人を推す声は重要なのです。
☆(4)言語化能力が高い
コミュニケーション能力が高いともいえますが、自分の要望や希望を伝わる形で言葉にできる人は出世します。
「何が言いたいのか分からない」タイプよりも、メッセージがはっきりしている人の方が上に行けます。
☆(5)運がいい
出世は運もあります。担当プロジェクトが大きかった、たまたまヒットした、上司がいなくなって自分が指揮を執った……などなど。
もちろん成功に導く努力が必要ですが、運の要素を掴めるかは大きいです。
◇出世する人の若い頃における特徴
経験の浅さなどから現時点では上記の特徴を持ち合わせていなくても、未来のことは分からないですよね。
続いては出世した人たちの若い頃の逸話などで共通性はあるのか見ていきたいと思います。今の自分と比べてみましょう。
☆(1)破天荒エピソードがある
「上司とめちゃくちゃにけんかした」「大事な商談日程を間違えた」など、うそみたいな本当の話があることは多いです。
逆にいうと大きなイベントを乗り越える胆力がある人が出世しているともいえます。
☆(2)若い頃から細かい
大きく出世している人は往々にして細かいです。その細かさは記憶力だったり、数字に関わることだったり、文章や資料の正確性だったりさまざまですが、「そんなところまで!?」というくらい細かいところを見ており、かつ年齢を重ねてからもそれを維持しています。
☆(3)空白の時期がある
常に出世街道ばく進&ハードワークという人は少なく、転勤や勉学なども含めてどこかで「力を溜める」的な数年間があります。
仕事ばかりの中で自分を顧みる期間を意図的に作っているケースが多いです。
◇出世する女性の特徴
まだまだ事例の少ない「女性の出世」ですが、女性で出世している人特有の特徴があると思われます。
☆(1)出世をしたいという気持ちが強い
女性は一般的に管理職登用の話が出た場合に、男性よりも慎重な傾向があるといいます。前例が無かったりキャリア上のお手本がいなかったりするなど不安要素が大きいことが影響しているでしょう。
そのため、女性で出世している人は明確に「出世する」という気持ちを持っていることが多いです。ある程度、出世するときに意思の力は必要です。
☆(2)仕事がめちゃくちゃに好き
そもそも仕事が好きで打ち込んでいたら、ポジションも付いてきたという人もよく見ます。
もちろん仕事ができるから出世も付いてくるのですが、「仕事が好き」と言い切れる人が男性よりも多い傾向があります。
☆(3)女性の働き方やキャリア構築に強い思いがある
女性管理職には「今後の女性のために」という思いが強い人が多いです。男性で「今後の男性のために」という言葉は聞きません。
これは女性管理職が圧倒的に少ないことに起因しますが、それもあって自分だけでなく、女性のキャリアという大枠を捉えるという特徴があります。
■出世する人としない人の違いとは。出世しない人の特徴
出世する人の特徴を見てきましたが、出世しない人とはどんな人でしょう?
世の中の大半は出世しない人なので、もはや「普通の人」とは出世をしない人ともいえますが……。
◇(1)そもそも出世を目指していない
誰もが出世をしたいわけではないので、そもそも論として「興味がない」パターンはあります。
ある程度以上の出世は、「おいしくない」ことも多々あります。
◇(2)仕事に情熱が無い
仕事に情熱が無く、成果も上がらず、とりあえずで仕事をしていれば出世もありません。
「出世を目指さない」と同じく、そもそもの要件を満たしていなければ、出世しようもありません。
◇(3)会社以外にやりたいことがある
出世を目指した時、何よりも仕事と会社を優先しなくてはならない時期は発生します。
しかし趣味や家族など、それ以外の時間を優先したい人もいます。
■出世したいならまず自分の意思表明を
出世をしたい! といっても、社長になりたいのか、役員なのか、部長なのかで随分と変わります。また会社規模でも難易度は変わります。
ある程度まで経歴を作って転職によって役職を得るという方法もあります。
しかし、特に女性の出世においては、まず明確に「管理職以上になりたい」という意思表示は必要です。特に日本企業ではその傾向が強いように思います。
どこの会社でも女性比率の底上げはKPI(重要経営指標)として設定されていることも多いため、以前に比べて女性が管理職に就きやすくなりました。しかし、良くも悪くも「そもそもの本人の意思」は重視されます。
そのため、自分が「上に行きたい」という意思表示と、「上に行くための視点での成果作り」は必要です。この時、「昇進要件を昇進の決定権を持つ人と合意しておく」ことは重要なポイントになります。
もちろん会社によって文化や制度が違うため、その調整は必要ですが、「やりたいのか分からない人」より「やりたいと思っている人」にチャンスを与えるのが一般的です。ポジションを取りに行くためには多少のリスクも伴います。
「主張するところ」「協調するとこ」をうまく使い分けながら、自分のキャリアを手に入れてください。
(ぱぴこ)
※画像はイメージです
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