「銀行がいらなくなるかも」岸博幸氏ら、金融の未来を予想
2019.08.29 16:57
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元経済産業省官僚で、テレビや講演会などで活躍している岸博幸氏が26日、都内にて金融会社の代表取締役社長・臼井朋貴氏と特別対談を行った。
臼井朋貴氏「銀行はいらなくなるかも」
金融の未来について対談し、キャッシュレス化やPMI(日本製造業購買担当者景気指数)の活用方法について語った2人。“キャッシュレス元年”と言われる激動期を迎える2019年の金融業界について、臼井氏は「2、30年前と全く変わっていると思います。例えば銀行の支店に行くことは今やほとんどないと思います。もっと言うと、公共料金を銀行で払えるというのを知らない若い世代の方も実際にいます」とかつての様子との変化を紹介した。
さらに、臼井は「銀行は変わってきます、もしかしたらもういらなくなるかもしれないです」とも予想。
「メガバンク(昔は都市銀行)があんなに減るなんて誰が思っていたでしょうか。現在インターネット銀行が割と主流になってきましたけど、それが永遠なのかってなると、またそれはそれで違うと思います。通信業界も色々な大手が参入されてきていますし、業界はどんどん様変わりしていくんですよね」と今後の金融業界の展望を述べた。
岸博幸氏、AIの好影響に期待
一方、岸氏は日本における「外貨・FX」の現状について「日本は残念ながらほかの先進国と比べて金融投資をしている人の割合が非常に低いです。これは経済と金融が難しく感じてしまうことからハードルが高く、投資を躊躇してしまう人が多いのが理由なのです」と説明。今後金融に影響を及ぼすとされるAIとの関連に関しては「その中で『AI』というのはそういうハードルが高いものをだいぶ下げてくれる要素が大きいです」と持論を展開。
「若い世代は、早いうちから資産運用とか自分の身は自分で守ることをやっていかなければならない。その観点から『AI』はそういう投資の面でも、高いハードルを下げてくれるっていう効果は大きいので、非常に良いのではないかなと思いますよね」と期待を寄せた。(modelpress編集部)
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