英語のタイトルを訳すとなんだかヘンな件『クリムゾン・タイド→赤潮』
2013.12.14 10:02
提供:マイナビウーマン
最近、映画のタイトルなど、そのままカタカナにして、邦題を付けないものが多いと思いませんか。勝手に改題できないという事情もあるようですが、英語のタイトルを訳すと「?」となるものがあることも事実でして……。
今回は、英語のタイトルを訳すとなんだか変だぞ、というものを集めてみました。
●重窃盗
全世界で最も売れているゲーム『GTA』。GTAとはGrand Theft Autoの略で、日本では「ジーティーエー」あるいは「グランド・セフト・オート」というそのままの呼称で呼ばれています。しかし、英語をそのまま訳すと「重窃盗」。
カッコ良くないので、やっぱり訳さない方がいいですね。
●赤潮
1995年に公開された映画『クリムゾン・タイド』。原子力潜水艦を舞台に、ジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンが対決するサスペンス映画の佳作です。このタイトルをそのまま訳すと「赤潮」。
「漁業被害」とか「災害補償」とかいう単語が思い浮かんで、カッコ悪いですね。ちなみに、このタイトルはアラバマ大学のスポーツチームの名前から取られたそうです。
●最大限の殺し過ぎ
エア・コンバットシミュレーションの佳作『Comanche:Maximum Overkill』(コマンチ マキシマム オーバーキル)というゲームがありました。このマキシマム オーバーキルは「最大限の殺し過ぎ」という意味です。
確かに語呂はいいですが、日本ではあまり付けないタイトルですね。
●案山子と案山子男
「Scarecrow」というと、「案山子」(かかし)、「痩せ細ったやつ」「みすぼらしいやつ」といった意味ですね。ジーン・ハックマン、アル・パチーノが出演した名画『スケアクロウ』(1973年)は、そのままカタカナのタイトルで日本でも公開されました。
『案山子』だと寂しい感じがするからでしょうか。
しかし、原題が同じ『Scarecrow』でも2002年にアメリカで製作されたC級ホラー映画は、日本語タイトルが『案山子男』になりました。トホホ……。
●忍び寄る脅威
『スター・ウォーズ』のエピソードIは、サブタイトルが「ファントム・メナス」というカタカナのまま公開されました。ファントムは分かるけど、メナスって何だよ、と今でも知らない人が多いのではないでしょうか。
Phantom Menace。Phantomは「幽霊のような」「架空の」、Menaceは「脅威」「脅迫」といった意味ですね。ですから「今は見えない脅威」→「忍び寄る脅威」といった感じでしょうか。エピソードIVの「A New Hope」は「新たなる希望」と訳したのですから、エピソードIも訳せば良かったですよね。
●物!?
「身の毛もよだつほど恐ろしい」とニューヨークタイムズに評された、ホラー映画『遊星からの物体X』(1982年)。この映画、原題は『The Thing』ですので、そのまま訳すと「物」「物体」。これではホラー映画感が出ませんね。
●全品回収!?
アーノルド・シュワルツェネッガーが大活躍するSF映画『トータル・リコール』(1990年公開)。2012年にはリメイク作が公開されました。この「Total Recall」ですが、そのまま訳すと「全部思い出す」「全品回収」みたいになります(笑)。
あるいは「全部チャラ」でしょうか。
「俺の記憶は確かなのか。俺は誰なんだ」というのがテーマですので、ぴったりなタイトルですが、邦題にするのはどうも難しいですな。
いかがだったでしょうか。他にも楽曲のタイトル、小説のタイトルなどにも「?」なものがあります。皆さんも「?」と思ったことがあるのではないでしょうか?
(高橋モータース@dcp)
今回は、英語のタイトルを訳すとなんだか変だぞ、というものを集めてみました。
●重窃盗
全世界で最も売れているゲーム『GTA』。GTAとはGrand Theft Autoの略で、日本では「ジーティーエー」あるいは「グランド・セフト・オート」というそのままの呼称で呼ばれています。しかし、英語をそのまま訳すと「重窃盗」。
カッコ良くないので、やっぱり訳さない方がいいですね。
●赤潮
1995年に公開された映画『クリムゾン・タイド』。原子力潜水艦を舞台に、ジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンが対決するサスペンス映画の佳作です。このタイトルをそのまま訳すと「赤潮」。
「漁業被害」とか「災害補償」とかいう単語が思い浮かんで、カッコ悪いですね。ちなみに、このタイトルはアラバマ大学のスポーツチームの名前から取られたそうです。
●最大限の殺し過ぎ
エア・コンバットシミュレーションの佳作『Comanche:Maximum Overkill』(コマンチ マキシマム オーバーキル)というゲームがありました。このマキシマム オーバーキルは「最大限の殺し過ぎ」という意味です。
確かに語呂はいいですが、日本ではあまり付けないタイトルですね。
●案山子と案山子男
「Scarecrow」というと、「案山子」(かかし)、「痩せ細ったやつ」「みすぼらしいやつ」といった意味ですね。ジーン・ハックマン、アル・パチーノが出演した名画『スケアクロウ』(1973年)は、そのままカタカナのタイトルで日本でも公開されました。
『案山子』だと寂しい感じがするからでしょうか。
しかし、原題が同じ『Scarecrow』でも2002年にアメリカで製作されたC級ホラー映画は、日本語タイトルが『案山子男』になりました。トホホ……。
●忍び寄る脅威
『スター・ウォーズ』のエピソードIは、サブタイトルが「ファントム・メナス」というカタカナのまま公開されました。ファントムは分かるけど、メナスって何だよ、と今でも知らない人が多いのではないでしょうか。
Phantom Menace。Phantomは「幽霊のような」「架空の」、Menaceは「脅威」「脅迫」といった意味ですね。ですから「今は見えない脅威」→「忍び寄る脅威」といった感じでしょうか。エピソードIVの「A New Hope」は「新たなる希望」と訳したのですから、エピソードIも訳せば良かったですよね。
●物!?
「身の毛もよだつほど恐ろしい」とニューヨークタイムズに評された、ホラー映画『遊星からの物体X』(1982年)。この映画、原題は『The Thing』ですので、そのまま訳すと「物」「物体」。これではホラー映画感が出ませんね。
●全品回収!?
アーノルド・シュワルツェネッガーが大活躍するSF映画『トータル・リコール』(1990年公開)。2012年にはリメイク作が公開されました。この「Total Recall」ですが、そのまま訳すと「全部思い出す」「全品回収」みたいになります(笑)。
あるいは「全部チャラ」でしょうか。
「俺の記憶は確かなのか。俺は誰なんだ」というのがテーマですので、ぴったりなタイトルですが、邦題にするのはどうも難しいですな。
いかがだったでしょうか。他にも楽曲のタイトル、小説のタイトルなどにも「?」なものがあります。皆さんも「?」と思ったことがあるのではないでしょうか?
(高橋モータース@dcp)
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