

よく見かける誤字・誤用・誤読1位「シュミレーション」
2013.12.08 20:44
提供:マイナビウーマン
「濡れ手で粟」を「濡れ手に泡」だと思い込んでいたなど、ずっと間違ったまま覚えていたという言葉は少なくないと思います。仕事やネット上で、他人の使っている言葉の誤字・誤読に気づいてしまうことも多々あるのではないでしょうか。
今回、そんな「よく見かける誤字・誤用・誤読」を、読者753名に聞いてみました。
Q.よく見かける誤字・誤用・誤読を教えてください(複数回答)
1位 シュミレーション→シミュレーション 36.1%
2位 ふいんき(雰囲気)→ふんいき 30.9%
3位 アボガド→アボカド 28.8%
4位 うる覚え→うろ覚え 22.7%
■シュミレーション→シミュレーション
・「ずっと“シュミレーション”だと思ってた!!」(23歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「もう直せないレベルまで、頻繁に間違った方を言ってます」(45歳男性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「プレゼン資料や企業のプレスリリースのような公的文書にも、未だに頻繁に出てくるので見かけるたび唖然とする」(35歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
■ふいんき(雰囲気)→ふんいき
・「ふいんきで打っても変換で出てこないので覚えた」(24歳女性/運輸・倉庫/営業職)
・「話すときはふいんきと言ってしまう」(28歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「ふんいきとは言いにくい」(26歳男性/医療・福祉/事務系専門職)
■アボガド→アボカド
・「実際にお店などでもアボガドと書いてあることもあるから」(27歳女性/自動車関連/営業職)
・「昔は、本当にそうだと思っていたから。でもテレビとかでもそういってた気がする」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁)
・「時々どちらが正しいかわからなくなる」(24歳男性/食品・飲料)
■うる覚え→うろ覚え
・「いつもどちらが正しいのかわからなくなってしまう」(31歳女性/食品・飲料/技術職)
・「ずっと(正しくは“うろ覚え”だと)知らなかった」(33歳男性/情報・IT/技術職)
・「口頭で言えば気づかないレベルだとは思います」(33歳男性/通信/事務系専門職)
■番外編:ややこしい同音異義語
・やがい(屋外)→おくがい「屋外は、“野外”と意味が混同してしまっています」(30歳男性/団体・公益法人/官公庁/専門職)
・(“思いのほか”を意味する言葉として)以外に→意外に「この漢字を間違えている人が多い」(30歳女性/団体・公益法人/官公庁/事務系専門職)
・確立(が高い)→確率(が高い)「“確率”が“確立”になっているのが、今までで一番よく見かける誤字です」(26歳女性/機械・精密機器/技術職)
●総評
1位に挙がったのは「シミュレーション」と「シュミレーション」の間違い。「ずっと間違った方で覚え、そのまま使っていた」という声が特に女性に見られました。「similar(類似の)」や「similarity(類似)」など、英語には「sim(シム)~」で始まる「同じ・似る」といった意味合いを表す単語があり、「simulation(シミュレーション)」や「simulate(シミュレート)」も言わばその“仲間”なんですね。
3位「アボガド→アボカド」も、英語の綴りは「avocado」なので、これが頭に入っていれば“カ”は濁らないと理解できます。ただ、飲食店やテレビ番組などでも「アボガド」と表記されていることがあり、これが、より間違った認識を招いているかも知れません。
2位は「ふいんき(雰囲気)→ふんいき」。漢字をよく見ればどちらが正しいか一目瞭然なのですが、口頭では「ふいんき」の方が発音しやすく、ついそう言ってしまいがちです。正しく言っていても、聞きようによっては“ふいんき”と聞こえることもよくあるのではないでしょうか。
4位「うる覚え→うろ覚え」も、口頭・発音レベルでは、区別がつきにくい言葉と言えます。
最後に、同音異義語のせいでややこしくなっている言葉をまとめました。「屋外(おくがい)」は「野外(やがい)」と混同してしまっている人がかなりいるのではないでしょうか。
少し冷静に見直せば、そのときに使うべき正しい方を判断できると思います。おそらく変換した際に正しい方が出てきていると思い込んで、そのまま見過ごしてしまったという人が多いのかもしれませんね。
(文・OFFICE-SANGA 宇喜多あつし)
調査時期:2013年10月26日~2013年11月5日
マイナビウーマン調べ
調査数:男性297名、女性456名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
今回、そんな「よく見かける誤字・誤用・誤読」を、読者753名に聞いてみました。
Q.よく見かける誤字・誤用・誤読を教えてください(複数回答)
1位 シュミレーション→シミュレーション 36.1%
2位 ふいんき(雰囲気)→ふんいき 30.9%
3位 アボガド→アボカド 28.8%
4位 うる覚え→うろ覚え 22.7%
■シュミレーション→シミュレーション
・「ずっと“シュミレーション”だと思ってた!!」(23歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「もう直せないレベルまで、頻繁に間違った方を言ってます」(45歳男性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「プレゼン資料や企業のプレスリリースのような公的文書にも、未だに頻繁に出てくるので見かけるたび唖然とする」(35歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
■ふいんき(雰囲気)→ふんいき
・「ふいんきで打っても変換で出てこないので覚えた」(24歳女性/運輸・倉庫/営業職)
・「話すときはふいんきと言ってしまう」(28歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「ふんいきとは言いにくい」(26歳男性/医療・福祉/事務系専門職)
■アボガド→アボカド
・「実際にお店などでもアボガドと書いてあることもあるから」(27歳女性/自動車関連/営業職)
・「昔は、本当にそうだと思っていたから。でもテレビとかでもそういってた気がする」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁)
・「時々どちらが正しいかわからなくなる」(24歳男性/食品・飲料)
■うる覚え→うろ覚え
・「いつもどちらが正しいのかわからなくなってしまう」(31歳女性/食品・飲料/技術職)
・「ずっと(正しくは“うろ覚え”だと)知らなかった」(33歳男性/情報・IT/技術職)
・「口頭で言えば気づかないレベルだとは思います」(33歳男性/通信/事務系専門職)
■番外編:ややこしい同音異義語
・やがい(屋外)→おくがい「屋外は、“野外”と意味が混同してしまっています」(30歳男性/団体・公益法人/官公庁/専門職)
・(“思いのほか”を意味する言葉として)以外に→意外に「この漢字を間違えている人が多い」(30歳女性/団体・公益法人/官公庁/事務系専門職)
・確立(が高い)→確率(が高い)「“確率”が“確立”になっているのが、今までで一番よく見かける誤字です」(26歳女性/機械・精密機器/技術職)
●総評
1位に挙がったのは「シミュレーション」と「シュミレーション」の間違い。「ずっと間違った方で覚え、そのまま使っていた」という声が特に女性に見られました。「similar(類似の)」や「similarity(類似)」など、英語には「sim(シム)~」で始まる「同じ・似る」といった意味合いを表す単語があり、「simulation(シミュレーション)」や「simulate(シミュレート)」も言わばその“仲間”なんですね。
3位「アボガド→アボカド」も、英語の綴りは「avocado」なので、これが頭に入っていれば“カ”は濁らないと理解できます。ただ、飲食店やテレビ番組などでも「アボガド」と表記されていることがあり、これが、より間違った認識を招いているかも知れません。
2位は「ふいんき(雰囲気)→ふんいき」。漢字をよく見ればどちらが正しいか一目瞭然なのですが、口頭では「ふいんき」の方が発音しやすく、ついそう言ってしまいがちです。正しく言っていても、聞きようによっては“ふいんき”と聞こえることもよくあるのではないでしょうか。
4位「うる覚え→うろ覚え」も、口頭・発音レベルでは、区別がつきにくい言葉と言えます。
最後に、同音異義語のせいでややこしくなっている言葉をまとめました。「屋外(おくがい)」は「野外(やがい)」と混同してしまっている人がかなりいるのではないでしょうか。
少し冷静に見直せば、そのときに使うべき正しい方を判断できると思います。おそらく変換した際に正しい方が出てきていると思い込んで、そのまま見過ごしてしまったという人が多いのかもしれませんね。
(文・OFFICE-SANGA 宇喜多あつし)
調査時期:2013年10月26日~2013年11月5日
マイナビウーマン調べ
調査数:男性297名、女性456名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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