DVを受けた女性は自殺率が高い―ニュージーランド研究
2013.11.04 15:11
提供:マイナビウーマン
DVと自殺。これまであまり相関関係が取りざたされてこなかった2つのできごとは、実は深く関わり合っているようです。過去にDVを受けたことのある女性は、自殺率が高くなることがわかりました。
「家庭内暴力」と「女性の自殺」。暴力は表に出ないことも多く、これまであまり関係が取りざたされてきませんでした。しかし、これらは決して無関係ではありません。
穏やかな気候と牧歌的な風景が魅力的なニュージーランドですが、実は自殺率が高いことが大きな問題になっています。オークランド大学と家庭内暴力ケアセンターの共同研究によると、2010年にこの国で自殺をして亡くなった女性の数は142人。
18歳から64歳の女性のうち、パートナーによる暴力を受けたり、自殺・自殺未遂を起こした人は2855人いると見積もられています。このうち実際に暴力が報告されているのは33.5%、自殺・自殺未遂が報告されているのは36.5%だそうです。
研究を行ったポーリン・ガリバー博士によると、家庭内暴力は自殺を考えるきっかけになりやすいそうです。パートナーの暴力によって心を病んでしまう女性が多いからです。また、流産・死産の経験者や脱法ドラッグを使っている女性も、自殺を考える傾向が強くなるそうです。
なかなか発見が難しい家庭内暴力。誰にも言えずに自殺をしてしまうとしたら、こんなに悲しいことはありません。当事者だけでなく、家族や友達、近所の住人など、皆で協力して解決していかなければならない問題と言えそうです。
参考:Abuse link to suicidal thoughts
http://www.nzherald.co.nz/relationships/news/article.cfm?c_id=41&objectid=11149709
「家庭内暴力」と「女性の自殺」。暴力は表に出ないことも多く、これまであまり関係が取りざたされてきませんでした。しかし、これらは決して無関係ではありません。
穏やかな気候と牧歌的な風景が魅力的なニュージーランドですが、実は自殺率が高いことが大きな問題になっています。オークランド大学と家庭内暴力ケアセンターの共同研究によると、2010年にこの国で自殺をして亡くなった女性の数は142人。
18歳から64歳の女性のうち、パートナーによる暴力を受けたり、自殺・自殺未遂を起こした人は2855人いると見積もられています。このうち実際に暴力が報告されているのは33.5%、自殺・自殺未遂が報告されているのは36.5%だそうです。
研究を行ったポーリン・ガリバー博士によると、家庭内暴力は自殺を考えるきっかけになりやすいそうです。パートナーの暴力によって心を病んでしまう女性が多いからです。また、流産・死産の経験者や脱法ドラッグを使っている女性も、自殺を考える傾向が強くなるそうです。
なかなか発見が難しい家庭内暴力。誰にも言えずに自殺をしてしまうとしたら、こんなに悲しいことはありません。当事者だけでなく、家族や友達、近所の住人など、皆で協力して解決していかなければならない問題と言えそうです。
参考:Abuse link to suicidal thoughts
http://www.nzherald.co.nz/relationships/news/article.cfm?c_id=41&objectid=11149709
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