【女性編】「じつは違うのでは」と感じる県民性ランキング1位「冷たい人が多い(東京)」

出身地の話などをすると、何かと話題になるのが「県民性」。県民全体の性格や傾向を表すもので、すべての人に当てはまるわけではないとわかりつつも気になりますよね。そこで今回は、読者の女性389名に「じつは違うのでは」と感じる県民性をアンケートしてみました。

Q.「じつは違うのでは」と感じる県民性を教えてください(複数回答)
1位　冷たい人が多い(東京)　14.7%
2位　東男に京女　12.1%
3位　秋田美人(秋田県)　9.2%
4位　宵越しの銭は持たない(江戸っ子:東京)　8.5%
5位　争いごとを好まない(山口県)　6.7%

■冷たい人が多い(東京)
・「江戸っ子は人情に厚くて、しつこいくらいの世話好きだと思います」(37歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「東京にもいい人はたくさんいるから」(24歳/小売店/販売職・サービス系)
・「そんな言われるほど、東京の人は冷たくありません」(28歳/建設・土木/事務系専門職)

■東男に京女
・「昔の話だから」(29歳/その他/事務系専門職)
・「京都の女性は堅そうなので、東京の男性とは合わないと思う」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「男の人は南の人の方が、頼りがいがあると思うから」(25歳/建設・土木/事務系専門職)

■秋田美人(秋田県)
・「北の人は色白ならわかるけれど、美人はあくまで顔の作りだと思うので」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「全員が全員、美人ではないとおもう」(27歳/その他/事務系専門職)
・「それぞれの県にそれぞれの美人がいると思うので」(48歳/その他)

■宵越しの銭は持たない(江戸っ子:東京)
・「わりと堅実な人が多いと思うから」(25歳/金融・証券/事務系専門職)
・「江戸っ子にもケチな人はいるので」(26歳/学校・教育関連/専門職)
・「そんなに羽振りのいい人はいないから」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

■争いごとを好まない(山口県)
・「山口出身の知り合いはかなりの負けず嫌い」(29歳/医薬品・化粧品/技術職)
・「首相になった人も多いし、政治家が多いということは、争いごとを好まない世界とは遠い気がする」(30歳/金融・証券/事務系専門職)
・「短気の人が多そうだから」(29歳/通信/事務系専門職)

■番外編:実際は真逆の人も多いようです……
・三ぽい(怒りっぽい・忘れっぽい・飽きっぽい:茨城県)「恋人が茨城出身だが、三ぽいとは真逆の性格をしている」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・貯蓄が多い(山梨県)「友達が山梨だが、浪費家」(30歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・熱しやすく冷めやすい(広島県)「広島出身の友達が遠距離恋愛を2年以上も続けているから、案外持久力あるのではないかと思う」(23歳/医療・福祉/専門職)

●総評
1位は「冷たい人が多い(東京)」でした。東京に住んでいる人を中心に、「じつは優しい人が多い」という声が目立ちます。地方出身者に派、標準語や歩くスピードの速さに冷たさを感じることがあるようですが、よく話してみると心があったかい人が多いという声も。特に生粋の東京人には優しい人が多いようです。

2位は「東男に京女」でした。お似合いの男女の組み合わせを指す言葉ですが、今ではあまり見かけないという人が多かったです。3位は「秋田美人(秋田県)」。「色白できれいな人は多いかもしれないけど、秋田が突出して美人というわけではない」と感じている人が多いようでした。

4位「宵越しの銭は持たない(江戸っ子:東京)」には、実は堅実だという声が多かったです。元々、江戸では火事が多く、体ひとつで逃げ回ったことからこう言われるようになったとか。

番外編も含めて、どちらかというと、真逆の県民性ではないかという意見が多く見受けられました。昔ながらの言葉が多いので、現代では違和感があるかもしれませんね。その由来をひもといてみると、それぞれの都道府県の歴史や文化、考え方が反映されているといえそうです。
(文・OFFICE-SANGA　二宮由紀子)

調査時期:2013年8月24日～2013年8月31日
マイナビウーマン調べ
調査数:女性389名
調査方法:インターネットログイン式アンケート