本当の笑顔とつくり笑いの違いとは？「つくり笑い→目と口が同時に笑う」「本当の笑顔→最初に口が笑う」

2013.06.27 15:17

笑顔の素敵な人を真似ようとがんばったら、何だか周りの反応がおかしなことに…。そんな時は、もしかしたらあなたの笑顔が「つくり笑い」になっているかもしれません。自然な笑顔とつくり笑い、一体どこか違うのでしょうか?

■ほんの少しの違和感から…

どんなに美しい笑顔の練習をしても、そこに楽しいと思う気持ちがないと「笑顔のココロ」は相手には伝わりません。特に、「ちょっとこの人苦手だなぁ…」とか「早く話が終わらないかなぁ…」といった、相手へのマイナスの感情は、作られた笑顔では隠しきれないもの。表情のどこかから現れてしまうのです。心が笑っていない「笑顔」ほど、相手に違和感を感じさせるものはありませんよね。

■本当の笑顔との違い

では、本当の笑顔とつくり笑いでは、具体的に何が違うのでしょうか?まず笑顔がつくられる表情の動きが違います。本当の笑顔は最初に口が笑い、続いて目、そして体全体が楽しそうに動く…といった動きです。

それに対して、つくり笑いは、「目と口が同時に笑う」「口だけが笑っていて目が笑っていない」「顔の片側だけが笑っている」こんな特徴があります。一見するときれいな笑顔になっているケースも多いと思いますが、やはりそこには「何か違う」という印象を残してしまうのです。

■つくり笑いは人との距離を作る?

つくり笑いが感じさせる違和感は、見る人に、「話を合わせてくれているのかなぁ…」「無理しているのでは…」といった、ほんの小さなストレスを与えます。そして、そういった気持ちが積み重なると「あの人といると疲れる」「ちょっと苦手」という感情に発展してしまうのです。

接客や販売、サービスの仕事をしている人たちは、職業上の訓練として笑顔をつくる練習をしますよね。彼らの場合の「つくり笑い」は、仕事上の様式美でもあります。そして笑顔を見せる相手は基本的にお客さま。そこには元から越えられない一線があるので、つくられた笑顔でも何の問題もないのです。

しかし、それが友人や恋人同士の場合、一線がある関係と言うのはなかなか長続きしませんよね。本当の意味でお互いの関係を築きたいならば、つくり笑いをするのは終わりにしましょう!たくさんのつくり笑いよりも、たとえ回数は少なくても、心からの笑顔を見せた方が、お互いの距離を縮めるにはずっと効果的なのです。

本当の笑顔とつくり笑いの違いとは？「つくり笑い→目と口が同時に笑う」「本当の笑顔→最初に口が笑う」

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