撮影/大野代樹

“グラビア界のカトパン” 谷碧、アナウンススクール入学へ「とうとう、ですよね(笑)」

2026.06.07 08:03
提供:ENTAME next

「グラビア界のカトパン」として注目を集める谷碧。学生時代から芸能界への憧れを抱きながらも、一度は会社員として働く道を選んだ。だが、東京への思いを諦めきれず、2025年に何も決めないまま上京。グラビアの世界に飛び込んだ彼女は、厳しさに直面しながらも、自分だけの個性を模索している。後編では、上京を決めた理由、グラビア界で見つけた自身の武器、そしてアナウンスや俳優業にも広がる今後の展望を聞いた。(前後編の後編)

――学生、会社員時代と華々しい活躍ですが、その一方で、芸能界への憧れもずっと持ち続けていたそうですね。

谷 小学校の頃から漠然とした憧れはありました。特に、当時読んでいた『ちゃお』や『りぼん』みたいな、漫画雑誌のモデルさんに憧れていましたね。背も高かったので、親に「モデルやったら?」と言われたこともあって、頭の片隅にずっとありました。

――大学時代に一度オーディションを受けられたとか。

谷 何個か受けたんですけど、全部書類で落ちましたね(笑)。それで一度は諦めて、会社員になったという経緯です。

――トップセールスとして活躍していたのに、なぜ会社を辞めて上京しようと?

谷 もともと、大学受験のときからずっと東京に出たかったんです。田舎育ちだったので、都会への憧れが強くて。でも、就職先は大阪だったので「東京に行きたい」と働きながらずっと思っていました。それで、25、6歳くらいのときに会社を辞めて、何も決めずに上京したんです。

――すごい決断力ですね。不安はなかったですか?

谷 「家賃高っ!」っていう不安はありました(笑)。大阪より全然高かったですね。でも、それ以上に東京に行きたい気持ちが強かったです。

――そこまで東京に惹かれた原点はどこにあるのでしょうか。

谷 地元の岩手が、本当に田舎だったんです。家の周りはほとんど田んぼで、最寄り駅までは5キロくらい離れている。歩いたら40〜50分かかるような場所です。

――それは最寄りとは言えない距離ですね……。

谷 そうなんです(笑)。だから、都会への憧れもありましたし、田舎の狭いコミュニティが少し苦手だったというのもあります。身長で目立つこともあって、何をするにも角が立たないように、真面目に真っ当に生きなきゃ、というプレッシャーを常に感じていました。それに、ちょっとでも道を踏み外したらすぐに近所中に知れ渡っちゃう。東京だと、他人にそんなに関心がないじゃないですか。人ごみにまみれて目立たなくなってからは心地よく過ごせるようになって、私には合っているんだと思います。

――上京後、長年の夢だった芸能界の門を叩かれました。所属事務所はグラビアのイメージが強いですが、水着になることへの抵抗はなかったんですか?

谷 最初の頃は少しはありました。でも、グラビア事務所に入るって決めたからには、腹をくくるじゃないですけど、グラビアで頑張ろうっていう気持ちが強かったので、そんなに大きな抵抗はなかったと思います。

――2025年1月にデビューされてからは、「グラビア界のカトパン」というキャッチコピーで話題になりました。これはいつ頃から?

谷 会社員時代は全く言われたことなかったので、事務所に入って少し経ってからですね。雑誌の『FLASH』さんで「グラビア界のカトパン」と付けていただいたのがきっかけでした。

――そのキャッチコピーが付いたときは、正直どう思いましたか?

谷 うーん……。もちろん、アナウンサーのトップの方なので嫌ではなかったんですけど、正直、「うれしい!」っていう気持ちもあまりなかったですね。ふーん、という感じでした。それよりも、そのキャッチコピーが出てから「全然似てねーよ」と本家と比べられて、「劣化版」みたいに言われることのほうが嫌だったかな、というのはあります。

――厳しい意見もあったと。実際にグラビアの世界に入ってみて、イメージとのギャップはありましたか?

谷 ちょっと甘く見ていた部分は正直ありました。顔が可愛ければ売れるわけでも、スタイルが良ければ売れるわけでも、胸が大きければ売れるわけでもない。本当にちゃんと自分の個性を磨かないと生き残れない、奥が深い世界です。売れている先輩方は、皆さんそれなりの理由があって、ちゃんと努力されている。そんな簡単な世界じゃないんだなって痛感しました。

――厳しい世界で戦うための、ご自身の現在の「武器」は何だと思いますか?

谷 お尻の大きさが武器かなと思っています。胸ではすごい方がたくさんいるので戦えないと思って、お尻のトレーニングに力を入れているんです。ブルガリアンスクワットやヒップスラストなど地道に鍛えていて、最近はその成果が出始めていると感じています。あと、昔はコンプレックスだった身長も、今では武器だと思えるようになりました。グラビアを始めてから「身長が高い人が好き」っていうファンの方もたくさんいることを知って、背が高くてよかったなって思えるようになりました。

――最近ではレースアンバサダーとしても活動されています。

谷 はい、今年からです。これも身長を活かせる仕事の一つだと思っています。グラビアだけじゃなく、レースのファンの方にも知ってもらって、グラビアも見ていただけたらうれしいですね。まだまだ自分のファンが足りないというのが課題なので、SNSも頑張りつつ、レースのファンの方も引き込みたいです。

――ところで、株式投資をされているんですよね。意外な趣味だと思ったのですが、芸能活動一本ではなく、別の収入源を、という考えですか?

谷 というよりは、貯金するよりいいかな、くらいの感覚です。つみたてNISAは長期的に見れば増えていく可能性が高いですし、それプラス個別株で少しでも利益が出たらいいな、という感じで勉強中です。でも、個別株は本当に難しくて、今のところ収支はとんとんですね(笑)。

――では、今後も芸能活動に邁進されるということですね。今後の展望についてお聞かせください。挑戦してみたいお仕事はありますか?

谷 興味があるのは、しゃべるお仕事と、俳優のお仕事です。

――しゃべるお仕事、というと?

谷 イベントの司会のサポートや、アナウンス系のお仕事にチャレンジしたいと思っています。株の勉強もしているので、経済系のイベントにも関われたら面白そうだなって。実は今、アナウンススクールに通おうと準備しているところなんです。

――アナウンサーとなると、いよいよ「カトパン」に……!

谷 とうとう、ですよね(笑)。そうなれるように頑張ります。俳優業も興味があって、演技レッスンを受けたりしています。

――今後の活躍が楽しみです。最後に、ご自身の課題と、これからどのような存在になっていきたいかを教えてください。

谷 課題は、やっぱり個性をもっと磨くことだと思っています。幼少期から、周りの目を気にして個性を潰して生きてきたので、面白いエピソードトークが全然できなくて……。バラエティ番組で、ただ座っているだけじゃなくて「こいつ、つついたら面白いな」って思われるような、存在感のあるタレントになりたいです。清楚な雰囲気だけど、ポロッと面白いことを言う、みたいな。そういう自分だけの面白さを見つけて、マルチに活躍できるタレントになれたら、いつか『さんま御殿』のような大きな番組に出たいと思っています。もっとたくさんの人に知ってもらえるよう、これからも頑張ります!

▽谷碧(たに・あおい)1998年3月29日生まれ、岩手県出身。 R・I・P所属。新潟大学教育学部を卒業し、中高の社会科教員免許を取得。大阪でOLとして勤務後、2025年に上京して芸能活動を開始した。170cmの高身長を生かし、グラビアを中心に活動している。趣味はトレーニング、株、カフェ巡り、特技はバスケットボール。

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