JR駅の看板が突如ペラペラに、その効果が「素晴らしい」と話題 JR東日本は「重量面のリスク軽減」明かす
JR土浦駅構内の看板が「ペラペラになっている」と話題に。JR東日本水戸支社は「重量による設備不具合リスクを軽減するため」と説明する。
「駅構内の看板」と聞いて、読者諸君はどのような形状を連想するだろうか。恐らく大半の読者が、一定の厚みと重量を持つ看板をイメージしたはず。
しかしX上では、そんな「駅の看板」のイメージを覆す驚きの光景が話題となっていたのだ。
駅の看板が「ペラペラ」になっていた...
今回注目したいのは、Xユーザー・けいななさんが投稿したポスト。
「土浦駅の色んな看板がペラペラになってた」という意味深な1文が綴られた投稿には、お馴染みのJRマークの横に「土浦駅」と書かれた駅入り口の看板や、構内の天井から吊るされた順路案内の看板の写真が添えられている。

正面からの角度では分かりづらいのだが、斜め下から撮影した写真を見て、即座に納得。
https://twitter.com/keinana_653/status/2021505182442635403
なんと、これらは従来の厚み、重量感がある看板ではなく、薄い素材を使用した「横断幕」のような形状をしていたのだ。
「素晴らしい対策」と称賛の声
こちらの光景は見た者に衝撃を与えているが、その理由を推測して「素晴らしい取り組み」と評価するユーザーは多い。

「JRの経費削減では」「そんなに予算がないのか」など揶揄する声も散見されたが、大多数のXユーザーは「安っぽく見えるけど、一番手っ取り早い地震対策でもありますね」「入れ替え時の経費削減と、落下時の安全意識ですかね」「不測の事態に備えた対策、良きですね」「確かにこれなら落下して直撃しても、致命傷にはならなそう」など、好意的な声を上げている。
ポスト投稿主・けいななさんに話を聞くと、ポストの写真は日頃から利用しているJR土浦駅で、2月11日に撮影したものと判明。
撮影の経緯について、けいななさんは「毎日利用しているため、土浦駅で『案内板を見る』ということはしていませんが、この日は看板に違和感を覚えました。よく見てみると、横断幕のような簡易的な看板になっており、下りホーム(1番線)横のJR東日本が保有する駐車場に、前日まで設置してあったであろう看板が置いてあり、私の勘違いではなく、確実に新しい案内板になっていたことが分かりました」と、振り返る。
薄くなった看板に頼りなさを覚えたユーザーもいるかもしれないが、実際に現地で目撃したけいななさんは「決して案内板が少なくなり、不便になってしまったワケではなく、様々な観点から考えて素晴らしい取り組みと感じました」と、感想を語ってくれた。
JR東日本「重量による問題・課題があった」
今回は当該の看板の取り組みについて、土浦駅を運営するJR東日本水戸支社に詳しい話を聞いてみることに。するとこうした取り組みは、同エリア内では2023年度から始まったものであると分かった。
看板変更の経緯について、水戸支社の担当者は「従来の案内サイン等の重量に起因する設備不具合のリスクを軽減する観点から、より軽量で安全な案内サインを設置したいと考えました」と、振り返る。
加えて、「従来の方式による案内サイン類は製作費用も高く、吊り下げる鉄骨の梁の有無によって設置位置が制限されていました。また、重量物であることによる施工人員の増大、天井内支障物の移転などによる施工費用の増大が課題としてありました」と、従来デザインの看板の問題点・課題点について言及している。
そこで、これらを解決するために新たな部材・方法での取り付けを検討した結果生まれたのが、今回話題となった案内サインというワケだ。

「この薄さだと、強い風が吹く場所では見えづらいのでは...」という記者の疑問を感じ取ったのか、担当者は「コンコース階など、風の影響を受けにくい箇所での導入を進めています。なお『土浦駅』の看板は屋外ですが、外壁面に薄い素材で設置しており、コンコース内のサインとは設置方法が異なります」とも、補足していた。
水戸支社の管轄では2023年度に荒川沖駅、2025年度に土浦駅で導入した当該の取り組み。同デザインの有用性・合理性が認知されれば、全国の駅で同様の施策がとられる可能性は高いだろう。
執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
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