内田有紀、『新美の巨人たち』で重要文化財「大丸ヴィラ」の知られざる物語に涙
内田有紀がアートトラベラーとして出演する『新美の巨人たち』(テレビ東京)が、2月28日(土)夜10時より放送される。
今回は、2025年に国の重要文化財に指定された英国式洋館「大丸ヴィラ」にスポットを当て、ベールに包まれた名建築の歴史や、その背後に潜む物語に迫る。京都御所のすぐ近くに建つ日本屈指のチューダー様式邸宅で、設計を担ったヴォーリズ建築事務所の作品の中でも特に優れた意匠を誇り、装飾の高さでも評価されている。存在自体は多くの建築好きに知られていながら、内部に入った者はほとんどおらず、長く謎に包まれてきた建物だ。
番組でお馴染みの建築史家・倉方俊輔氏も、その存在を30年以上前から知りながら、初めて内部に入ったのは2020年だったという。ひも解いていくと、「大丸ヴィラ」の設計に深く関わっていたのは、ヴォーリズ建築事務所の所員として活躍しながら夭折した天才建築家・佐藤久勝。図面には緻密に描き込まれたフリーハンドの線が残り、建築素材にも異様なまでのこだわりを持っていたことが分かる。その飽くなき探究の果てに実現した建築は、重厚でありながらどこか愛らしい唯一無二の佇まいを見せる。
‟無類の建築好き”として知られる内田は、令和になって‟見つかった”とされる「大丸ヴィラ」が重要文化財に指定されるはるか以前から、この建物を‟発見”していたという。今回の取材では、名建築を世に送り出した建築家の数奇な人生を偲ばせる意匠に思わず言葉を失う瞬間も。秘められた物語をドラマチックにひも解く、『新美の巨人たち』ならではの演出にも注目だ。
▽内田有紀コメント
京都には素敵な洋館がたくさんあるので、仕事で関西に訪れた時にはよく見て回っていました。10年ほど前、京都御所の周辺を散策していた時に見つけた洋館が「大丸ヴィラ」でした。その時は建物の名前も分からず、塀越しに「素敵だなぁ」と眺めていたんです。昼に見て、夜にもまた見に来て。この屋敷にはどんな人が住んでいたんだろうと、ずっと想像を膨らませてました。何年も前から『新美の巨人たち』のスタッフの皆さんへ「いつか間近で見てみたい」という話をしていたので、今回はその念願が叶って本当に嬉しかったです。塀の外から見ていると重厚な印象だったのですが、中に入るととても可愛らしくて大変驚きました。「大丸ヴィラ」を見学できるだけでも感激だったのですが、実は今回、思いがけない展開が待っていまして・・・・・・これはもう、演出の瀬川泰和さんに完全にしてやられました。何があったのかはぜひ番組(最後の方)をご覧ください!
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