ママタルト檜原がエッセイに込めた“人付き合い哲学” 「断りやすい人でいたいんです」
周囲から愛される理由はどこにあるのか。人との距離感の取り方から自己評価の考え方、そして書籍『正直言わせてもらうでぃ、この本を読んで日々をご機嫌にするほかないやろう』(KADOKAWA)制作の裏側まで。檜原洋平が語るのは、肩の力を抜いて生きるためのヒントだった。(前後編の後編)
――エッセイの中でも友人とのエピソードが多く見られます。周りからも愛されている檜原さんからして、人付き合いで大事にしていることは何かありますか。
檜原 「断りやすい人」になろうとしていますね。誘ったときに「やばい、なんて断ろう」と思われるんじゃなくて、気負わずに断られる人になりたいです。
――それはどのように演出するんですか。
檜原 例えば、仲のいいダウ90000の蓮見(翔)くんに「明日焼肉行くのはどう?」と誘ったとして、「すみません、明日の夜は仕事があって無理なんです」と返ってくるとしますよね。そしたら、「たしかに俺も明日の夜は実は厳しかってん」と返事する癖はありますね。申し訳なさを減らしたいんですよ。
――どう身つけるのでしょう。
檜原 昔からそういうタイプではあって、アルバイトでも「出勤してくれませんか」と言われたら「いいですよ」だけじゃなく、「ちょうどその日予定なくてバイト行きたいなと思っていたんですよ」と返したり、一個気分がアップするような返事はしていました。
――育った環境の影響でしょうか。
檜原 たしかにお父さんもお母さんもそういう感じでした。僕が駅まで送っていってほしいと言ったとき、お母さんは「買わないかんもんあったから、ちょうどええわ」みたいに言ってくれたりしていました。
――なるほど。檜原さんの優しさの根源な気がします。
檜原 僕はポジティブに見られる部分と、自分をけなせるネガティブな部分を両方持っている気がしていて。フラられたとしても、「さすがにこんなブサイクでデブやったら普通フラれるやろ。だって世の中選び放題やからな」とも思える。でも、そのうち(自分の価値が)上がってくるやろというのもあるんです。収録に関しても同じで、うまくいかなくても「俺ごときがバンバン活躍できるような芸能界ではつまらんやろ」と思いますね。なので、みなさんも会社で自分の成績が周りと比べて良くなかったとしても、「俺が圧倒的1位やったら、こんな会社あかんやろ」と思ってほしいですね。
――だから、M-1グランプリでも一昨年が10位、去年が9位という結果でも悲壮感がないんですね。
檜原 そうですね。俺が優勝してしまったら、逆に危ないやんと(笑)。逆に、俺らより面白い若手がまだ8組もいて良かったみたいな、この8組がおらんかったら逆にどうしようという考え方ですね。
――さて今回、書籍化をオファーされたときの率直な気持ちを教えてください。
檜原 嬉しかったですね。昔から僕がラジオ聴いていた人はコラムやエッセイを書いている人が多くて、サバンナさんもそうでした。高橋(茂雄)さんが「頑張っていかなあかん若手芸人はラジ1、コラ2」って言ったんです。ラジオが1本、コラムが2本という意味で、若手芸人のリアルなレギュラーの数だと思うんですけど、僕もラジオ1本、エッセイ1本という時期でそこを通れるんだというが嬉しかったですね(笑)。
――エッセイの流れとして前半はとりとめもない話があり、後半は何かを薦めるという流れになっています。
檜原 テーマとは別に日記みたいな部分も書きたいなと思ったんです。将来、過去を思い返したときにこんなことがあったと思い出さればと思って、日記パートを入れました。
――タイトルは『正直言わせてもらうでぃ、この本を読んで日々をご機嫌にするほかないやろう』ですが、どのような経緯で決まったんでしょうか。
檜原 最初は『ママタルト檜原の笑顔の毎日やろう』はどうかと提案したんです。でも、「著者名にもママタルト檜原が入るので、入れなくていいかもです」と返ってきて。そこで、口癖の『正直』や『~~でぃ』、『◯◯やろう』というのが出てくることもあって、このタイトルになりました。
――書いていくうえで表現など気をつけたことはありますか。
檜原 後から見返したらやばいところが多いというか。口語と文語になっているところがあって、本格的な人の文章にはない語尾使いが見どころですね(笑)。
――今後もエッセイに挑戦するのか、一旦離れるのか率直な気持ちはいかがですか。
檜原 エッセイを書いてみて、初めて自分の中に葛藤やモヤモヤが本当にないことに気づいたんです(笑)。締め切りのたびに「今週も満足の1週間やったな…」となって、文章にしてまで人に読んでほしいことがなくて。今後、M-1で優勝して生活リズムが変わったり、レギュラー番組ができて固定されたりしたら、また書きたいことが出てくるかもしれないです。
――最後に、今回の書籍が読者にどのように届いたら嬉しいでしょうか。
檜原 僕は買い物がストレス発散になるんですけど、家に物が溜まっていくのは嫌いなんです。だから、消耗品は買うんですけど、服はクローゼット狭くなるので買うより捨てたくなるんですよね。買い物したいけど、何が欲しいかわからない人にカタログのように読んでほしいです。
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