「おはよう」で世界バズ、イーロン・マスクも反応した金融OLモデル・荒木佐保里(SAO)の快進撃
「おはよう」。毎朝投稿していたその一言と一枚の写真が、ある日突然、世界を駆け巡った。X(旧Twitter)で世界的にバズり、人生が激変したモデル・荒木佐保里(SAO)。しかし、彼女のもう一つの顔は、キャリア半年の金融系会社員。LAでの熱狂的な歓迎、世界的企業のCEOからの注目、そしてXの“顔”にまでなったシンデレラストーリー。その華やかな世界の裏側で、彼女は何を感じ、どう生きているのか。ジェットコースターのような日々と、等身大の素顔に迫った。(前後編の前編)
――改めて、自己紹介をお願いします。
荒木 荒木佐保里です。会社員として働きながら、モデルの活動をさせていただいております。
――会社ではどのようなお仕事を?
荒木 金融系の会社で働いています。まだ入社して半年くらいで、めちゃめちゃ新人です。週5日で、今日も平日ですけど、モデルのお仕事をいただく時はお休みをいただいて活動しています。
――Xでの投稿が世界的にバズったことが大きな話題になりました。ご自身では、どのタイミングで「バズっている」と気づいたんですか?
荒木 本当に意図せず、たまたまなんです。毎朝「おはよう」って写真と一緒に投稿するのはずっと続けていた日課で、その日も私にとっては通常運転でした。でも、その投稿をした日の夜中、2時とかだったかな。アメリカの方からDMで「あなたの投稿がすごく話題になってるよ」って連絡が来たんです。
――海外からのDMで知ったんですね。
荒木 「え?」って思って見に行ったら、私の写真を使った投稿がすごい勢いで拡散されていて。そこで「I’m here.(私、ここにいます)」ってリプライをしたら、フォロワーが一気に20万人になって、……。もう、何が何だか分からなくて、その日は一睡もできませんでした。
――そのバズをキッカケに、あのイーロン・マスク氏にも拡散され、先日はアメリカ・ロサンゼルスで開催されたアメリカ最大級のポップカルチャーイベントのひとつ『L.A. Comic Con 2025』にゲストとして招待されたそうですね。
荒木 本当にありがたい経験でした。ライブの前に「Meet & Greet」というファンの方との交流会をやらせていただいたんですが、用意していた100枚のステッカーがすぐになくなってしまって。新しく並んでくださった方にはお断りしないといけないくらい、たぶん150人以上の方が来てくださいました。
――150人!海外のファンの方々の反応はいかがでしたか?
荒木 熱量がすごかったです。最前列にいた方は「3時間以上待ったよ」と言ってくれて。テキサスから何時間もかけて来てくださった方や、手作りのアクセサリー、私の名前を印字したレイカーズのユニフォームを特注でプレゼントしてくれた方もいて……。本当に嬉しかったです。
――もはやシンデレラストーリーですね。イベントには日本の方も?
荒木 何名かおられてました。ずっと英語で話していたので、急に日本語が聞こえてきて、すごくホッとしましたね。「日本の人も知ってくれてるんだ」っていう嬉しさがありました。
――アメリカから帰国して、まず最初にしたことは何ですか?
荒木 お寿司を食べました(笑)。やっぱり日本食が恋しくて。それと、日記を書きました。
――日記ですか?
荒木 日記自体はコロナ禍くらいの時期からたまに書くようになりました。1日1日ちゃんと無駄じゃなかったという証を残したくて。アメリカにいる間は、日記を書く時間を睡眠に充てたくて書けなかったので、帰国後すぐにまとめて書きました。
――そして、その翌日からはまた会社に?
荒木 はい、普通に出社です。
――そのギャップがすごいですね…。夢のような1週間を過ごした後の日常は、どんな気持ちなんですか?
荒木 アメリカにいる時から「日本に帰ったら虚無感に襲われるかもしれないな」って覚悟はしていたので、意外と感情の起伏は少なかったです。それよりも、このアメリカでの経験を「絶対に無駄にしたくない」っていう気持ちが一番強くて。この気持ちを忘れずに頑張らないとなって、身が引き締まる感じでした。
――会社の同僚の方々は、荒木さんの活動をご存知なんですか?
荒木 入社する時に「芸能活動をしているので、お休みをいただくことがあるかもしれません」と社長さんには伝えていたんですが、同僚は知らなかったみたいですね。ニュースで私を見て「え、すごい人だったんだね」って(笑)。
▽荒木佐保里(SAO)長崎県出身。5月13日生まれ。身長160cm。普段は週5勤務でOLとして働きながらモデルとして活動。SNSでは「SAO」名義で日々発信を続けている。X(旧Twitter)に投稿した「おはよう」の一言が世界的に拡散され、フォロワー数が一夜にして数十万人単位で増えるなど、まさに令和のシンデレラストーリーを体現する存在に。趣味はひとり旅、神社巡り。グリル付きキッチンを必須に部屋探しをするほど、焼き魚が大好物。
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